2013年04月27日

新宿『ゴーゴーカレー 新宿総本店』の“悪魔のカレー”はダイナミックな味わいの事

週末、勤め先から撤収して帰宅の途についたが、野暮用をこなすため新宿に寄り道をした。用事を済ませたあと、時間的にも調度良い頃合いだったので夕食も新宿で済ませることに決めた。

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ゴーゴーカレー 新宿総本店カレー / 新宿駅新宿西口駅都庁前駅

向かったのはJR新宿駅から徒歩数分、甲州街道沿いのソフマップの立つエリアの路地にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『ゴーゴーカレー 新宿総本店』さん。カレーのチェーン店といえばココイチ(カレーハウスCoCo壱番屋)の一人勝ち状態となっている首都圏に、石川県金沢市を中心として親しまれるご当地グルメ「金沢カレー」で参戦し、目下勢力を拡大しつつある。

店名の「ゴーゴー」は、石川県の英雄である元プロ野球選手・松井秀喜氏の巨人時代の背番号『55』に由来するとのこと。なんでも同チェーン運営会社の代表者が松井氏の大ファンなのだとか。

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地下一階に降りて入口付近の券売機で食券を購入し、引き戸を手で開けて(自動ドアではない)入店する。

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店内の様子

店内はカウンター席のみで奥に細長い、いわゆるウナギの寝床。運良く入口付近の角席が空いていたので即座に着席できたが、満席で順番待ちが出ることもしばしば。

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注文の品が出てくるまでの間に、壁に貼られた金沢カレーの定義に目を通す。以下、念の為にテキストに起こしておく。

金沢カレーとは…
・ルーは濃厚でドロっとしている
・ルーの上にカツを載せ、その上にはソースを掛ける
・付け合せにキャベツの千切りを載せる
・ステンレス製の皿に盛る
・フォークで食べる

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デビルカレー(850円:税込)

程なくして、注文したデビルカレーが到着! 金沢カレー定番の具であるカツ(チキンカツ)と千切りキャベツの他、揚げた手羽先が2本つき、さらに唐辛子が振り掛けられた辛口カレー。ちなみに辛さは三段階(1デビル~3デビルと呼称)から選べるが、スタッフの方から「1デビルでも相当辛い」という趣旨のお言葉を頂いたので、無理せず1デビルで注文した。

ところで、なにゆえ“デビル”カレーなのかと言うと……。

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石川県出身の鬼才、漫画家の永井豪氏の代表作のひとつ『デビルマン』からの命名なのだ。

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この角度から見るとわかりやすいが、2本の手羽先はデビルマンの背中にある翼をイメージしているのである。

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それはさておき、空きっ腹だったので早速いただくことに。黒く濃厚なカレールーは、フォークで苦もなく食べられるぐらい粘度が高い。ただ辛いだけでなく、しっかりとした複雑な旨味が感じられるダイナミックな美味しさ。食べている最中は案外と強烈な印象は残らないのだが、暫く食べないでいると恋しくなるような常習性の高さがある。カツや手羽先が揚げたてでアツアツなのも嬉しい限り。

注意点としてはルーの粘度が高い、つまり汁気が少ないので飲み下すのに水が欲しくなるところか。皆様も一度、お試しあれ。





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posted by 只今(橘カヲル) at 18:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:カレー | 更新情報をチェックする
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