2013年04月21日

川崎『幸町 満留賀』さんで花巻そばに酔いしれるの事

4月も後半に差し掛かる時期にもかかわらず、まるで真冬のように凍てつく雨の降っていた或る夜、私はJR川崎駅を出て神奈川県道9号川崎府中線(府中街道)を北上していた。

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満留賀そば(蕎麦) / 京急川崎駅川崎駅六郷土手駅

府中街道沿いに佇む『幸町 満留賀』さん(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)の評判を聞きつけ、美味しい蕎麦を頂きたくなったためである。

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店内の様子

生憎の空模様で、かつ閉店時間近くに訪れたにも関わらす店内は盛況だった。ファミリーで食事に訪れている方々もいれば、酒肴を摘みながら一献傾けている方もおり、様々な客層に愛されていることが伺える。

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花巻そば(姫ライスつき 950円:税込)

私は基本的に季節を問わず冷たい蕎麦を好むのだが、この日は雨で身体が冷えたこともあり、しばらくぶりに種物の花巻そばを注文。

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花巻そばをご存じない方は「なぜ丼に蓋がしてあるの?」と訝しむかもしれないが……。

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蓋を開けた途端、鼻孔を擽(くすぐ)る磯の香りに納得することだろう。「花巻そば」とは海苔を散らした掛け蕎麦のこと。蓋をしているのは立ち昇る香りを楽しむためなのだ。

良い機会なので調べてみたら「花巻」とは海苔が「磯の花」と喩えられていたところに由来するとのこと。海苔を蕎麦に散らした「花蒔き」が、いつしか読みが同じ「花巻」に変化したようで、詩人・宮沢賢治の出身地である花巻市との直接的な関係は無い模様。シンプルなメニューだけに素材の良さが求められるので扱うお店は少なくなったとか。

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さっそく口にしてみれば、優しくも鮮烈な海苔の香りと味、同じぐらいパワフルなダシの香りと味、そして種物にも関わらず両者に負けぬ味とコシを持つ蕎麦の美味しさに箸が進むこと請け合いだ。舌が疲れてきたら、添えられたワサビを少し舐めると味覚が回復する。

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なお添えられたライスだが、花番(給仕係)の方に勧められて花巻そばの海苔とダシ、ついでに蕎麦も掛けてお茶漬け風にして食べてみたら、これも美味。ぜひお試しを。





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posted by 只今(橘カヲル) at 15:12| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:蕎麦・うどん | 更新情報をチェックする
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