ボストンで同時爆弾テロ=3人死亡、144人負傷-マラソンゴール付近
(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2013041600041
昨日(15日)の現地時間14:50(日本時間16日午前3:50)ごろ、ボストンマラソン開催中にゴール付近で2件の爆発が発生した。地元警察によると、これまでに3人が死亡、100人以上が負傷した。ホワイトハウス当局者は「複数の爆発物によるテロ行為」と言明した。米国で大規模テロの発生は、2001年9月11日の同時多発テロ以来初めてとなる。
記事によれば、オバマ米大統領はホワイトハウスで緊急声明を発表し、事件に関与した人物・動機を解明し、責任を取らせると述べたという。また、国内の安全対策を強化するよう指示したことを明らかにした。
まずは、この事件で被害に遭われた方々にお見舞い申し上げると共に、亡くなられた方々には謹んで哀悼の意を表したい。そして、今回のテロ事件の犯人については激しい憤りを覚える。
お断りしておくが、私は決して社会正義を声高に叫べるような高邁で大層な人間ではなく、寧ろ社会の爪弾きものとも言えるちっぽけな存在だ。
「だがこんなおれにも はき気のする『悪』はわかる!! 『悪』とはてめー自身のためだけに 弱者を利用し ふみつけるやつのことだ!!」
(by.空条承太郎:ジョジョの奇妙な冒険第三部 より)

超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第三部 12.空条承太郎・セカンド (荒木飛呂彦指定カラー)
いかにご立派な理屈をこねくり回そうと、無辜の民(弱者)を犠牲にし(ふみつけ)、自分自身の目的を達成するために“利用”するなど、決して許されることではない……!
ところで、あの忌まわしき9.11米同時多発テロ以降、アメリカがテロに対する警戒を強めたのは言うまでもない。しかし政府機関のように或る種の閉じられた空間ならまだしも、スポーツ大会の会場のように不特定多数が集まる開かれた空間をテロの標的にされると厳しい。競技場などで開催されるイベントであれば入場者を金属探知機て検査するといった手段も使えるが、今回のように万単位のランナーが市内を走り、その観客も数万人にのぼるマラソン大会ともなると、難易度は更に上昇するだろう。テロ対策は本当に難しい。
ひとつ言えることは、依然としてテロの脅威は現実に存在し、自分が被害者になる可能性について、常に警戒を怠ってはならないということだ……。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
