害虫を瞬時に“凍死” ライオン、日本初のスプレー
(フジサンケイビジネスアイ)
今年の3月に、一風変わった殺虫スプレーが発売されるそうだ。殺虫スプレーといっても化学物質のような人体に悪影響を及ぼしかねない成分は使わない。ではどのような手段で“殺虫”するのかというと、なんと凍死させるという。なんでも気化速度の違う2種類の冷却成分が虫の体表面から素早く大量の熱を奪うことで凍死させるとのこと。
気化とは液体が気体に変わることをいう(ドライアイスのように固体が液体を経ないで気体に変わる昇華という現象もこれに含まれる)。液体が蒸発するためには熱が必要であり、その熱は液体が接しているものから奪われる。そして液体の物質が気体になるときに周囲から吸収する熱のことを気化熱とよぶ。難しい理論のようだが、風呂上りに濡れたままでいるとドンドン体が冷えてくる理由、それが気化熱なのである。
気化熱を利用するが故に人体への影響を気にする必要も無く、また殺虫剤独特の臭いも残らないため抵抗力のない乳幼児や病人のいる家庭でも安心して使えるし、飲食店でも使いやすい。なにより石仮面の力を借りずともディオ・ブランドーのように気化冷凍法を使えるのが魅力的だ(笑)。当然、このスプレーを害虫に噴霧する際は
「貧弱!貧弱ゥ!」
(byディオ・ブランドー:ジョジョの奇妙な冒険第一部)
といったような決め台詞を叫んでDIO様気分に浸るべし。
最近JoJoネタが多いような気が…。
会社での立場が弱い自分の境遇では、害虫相手にすごんでみるのが精一杯なのです…。
でも、ただ冷たいのはと違う冷気も感じられそうで…;;
>でも、ただ冷たいのはと違う冷気も感じられそうで…;;
なにしろ、死をもたらす冷気ですから(笑)。