2013年01月29日

日本プロ野球のナイター中継、激減の現状に思う

G主催試合の地上波中継、22試合に…日テレ
(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20130128-OYT1T01125.htm

日本テレビ、巨人主催試合22試合中継
(サンケイスポーツ)
http://www.sanspo.com/geino/news/20130129/oth13012905020003-n1.html

日本テレビから、今年(2013年)のレギュラーシーズンにおけるプロ野球・巨人主催試合のテレビ中継予定が発表された。CS放送の日テレG+は全72試合、BS日テレは計61試合の放送があるものの、地上波はナイターが7試合、デーゲームが15試合の計22試合で、昨年の実績より1試合少ないという。

私が子供の頃なら、巨人戦のナイター中継が1シーズン7試合しかないなんて想像もできなかった。デーゲームの15試合にしても(おそらくは)土日の昼間で、空いてしまった放送枠の穴埋め的な扱いに過ぎないと考えれば、テレビ局が日本プロ野球の試合中継というコンテンツを完全に持て余してしまっているのが見て取れる。

野球は、進行具合による試合時間の延長や悪天候による開催中止が頻発するため、そもそも地上波での中継には向かないスポーツだ。それでもプロ野球の試合中継が長年ドル箱コンテンツとして君臨してきたのは、なんといっても視聴率が稼げるで、それが叶わないとなれば、こうした扱いになるのも無理は無いか。

なぜプロ野球の試合中継が視聴率を稼げなくなったのかの考察については別の機会に譲るが、試合中継の機会が減れば、若年層(特に子供)の野球離れが進むであろう事は想像に難くない。なぜなら野球はルールが結構複雑なので、

「なあーに、野球のルールは知っている…ゲーム操作はやりながらおぼえるぜ!」
(by.空条承太郎:ジョジョの奇妙な冒険第三部 より)

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超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第三部 12.空条承太郎・セカンド (荒木飛呂彦指定カラー)

といえるようになるには、時間と慣れを必要とする。そして野球中継の視聴は、野球のルールを理解するための重要な機会だ。親に疑問点を尋ねながら中継を見て、野球のルールを覚えた人も多いのではないか?

野球中継を視聴する機会の減少は、野球のルールを学ぶ機会の減少に繋がる。そしてルールを良く知らないスポーツを、実際の競技はもちろんTVゲームであろうとも「やってみよう、見てみよう」と思うかは甚だ疑問だ……。


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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G主催試合の地上波中継、22試合に…日テレ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130128-00001125-yom-ent
posted by 只今(橘カヲル) at 23:20| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感:スポーツ | 更新情報をチェックする
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