
『2013年 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』初日の様子
諸般の事情によりレポート提出(?)が遅くなってしまったが、今月10日、新春恒例となっている京王百貨店新宿店の駅弁大会『元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』初日の会場に、勤め先からの帰宅途中に寄り道して訪れた。
到着したのが閉店の約1時間前だったこともあって、輸送駅弁(全国から輸送されて会場に届けられる駅弁。本大会で販売される駅弁の大部分を占める)は殆ど完売状態だったが、実演駅弁(会場で調理して販売される駅弁)には、まだ若干の余裕があった。
目についたものを片っ端から購入したい衝動に駆られたが、年々許容量が衰える我が胃袋(苦笑)の事情も考慮し、とりあえず2つのみ購入し、帰路についた。

かきめし(980円:税込)
購入品その1、北海道・厚岸駅の『かきめし』。牡蠣やアサリ、ツブ貝の煮汁と甘辛醤油だれで、ヒジキを混ぜたご飯を炊き、その上に牡蠣、アサリ、ツブ貝、蕗(ふき)、椎茸が乗っている。良く味のついた各々の具が美味しいのは勿論だが、数種類の貝から出る複雑な味のエキスが染み込んだご飯の味わい深さが尋常ではなく、全国各地の駅弁大会で好評を博すのも納得。

華盛り豚盛り(1,000円:税込)
2つめは今年の新作駅弁、福島県・郡山駅の『華盛り豚盛り』。福島のブランド豚、麓山高原豚(はやまこうげんとん)を焼き豚と煮豚をご飯の上に盛りつけ、別添の醤油ジュレソースを掛けて食べる。「華盛り」の名にふさわしく、スライスされた焼き豚を花びら状に盛っているのは心憎い演出。
また写真では判別できないが、ご飯の上には味付けメンマと細かく刻んだ生姜の醤油漬けが乗っており、写真に写っている大葉も含めて、後口が重くなりがちな豚肉をサッパリと美味しく食べさせる工夫もされている。
会期中、何度か訪れてレポートを重ねてみたいと思っているが……がんばろう(汗)。
(^_^;)
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
