2013年01月05日

渋谷『小麦房』さんでシンプルなのに大きな感動に出会うの事

昨日は仕事の都合で帰宅が深夜に及んだため、今日は私にしては珍しく少し遅い目覚めとなった。朝食を取ろうと思ったが、小腹が空いた程度だったので軽く麺類にしようと決め、或る場所へと向かった。

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小麦房うどん / 神泉駅渋谷駅

JR渋谷駅から道玄坂を登ること数分、通り沿いにあるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『小麦房』さん。近年では東京でもすっかりお馴染みになったセルフタイプの讃岐うどん店。しかしチェーン店ではなく、しかもビルの地下に製麺所を持つ本格派のお店となると、まだ少々珍しいのではないだろうか。

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店内の様子

店内は意外なほど広く、全体的に照明を控えめにして落ち着いたムードを演出。奥にはテーブル席も用意され、ゆっくりと食事を楽しむこともできる。

ハンバーガーチェーン店が代表的だが、飲食店で客単価が安い場合、客の回転率が売り上げを大きく左右するので、煌々と照明を照らして落ち着きを感じさせない(客に長居をさせない)ようにしているケースが多い。

同店が、回転率(売り上げ)を犠牲にしても、来店者にユックリ食事を味わってもらおうという姿勢を示しているのは好感が持てる。

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バター釜玉(中)(450円:税込)

入店したのが開店直後だったので、セルフタイプの讃岐うどん店にしてはオーダーに時間を要した。席について前述のようなことをぼんやりと考えていると、出来上がった釜玉うどんが席に運ばれてきた。

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今回はノーマルの釜玉にバターをプラス。他のトッピングは刻み海苔と万能ネギ。黒い粒々は粗挽きの黒胡椒である。

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茹でたてのうどんはモッチリ感が高く、うどんの熱で半熟状態となった生卵との相性は抜群である。そこに黒胡椒の香りと刺激、バターのコクが加わると、味の構成はシンプルなのに大きな感動を覚える。お好みで醤油を数滴ほど垂らして食べても美味しい。500円玉で釣り銭が来るコストパフォーマンスも驚異的だ。

朝は10時から、夜は平日なら翌朝までオープンしている使い勝手の良さも魅力。渋谷に訪れた際には『小麦房』さんに立ち寄られてみては?





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posted by 只今(橘カヲル) at 14:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:蕎麦・うどん | 更新情報をチェックする
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