日本プロ野球および米大リーグで活躍し、『ゴジラ』のニックネームで親しまれた松井秀喜選手が、現役引退を表明。日本で10年・大リーグで10年の合計20年の選手生活に別れを告げた。
松井選手は、日本では読売ジャイアンツの4番打者としてホームランを量産し、大リーガーとしてはニューヨーク・ヤンキースで打線の中核を担って重要な場面でヒットを打つ勝負強い打者として活躍した。しかし近年は目立った成績を上げられず、今期はシーズン途中で戦力外通告を受けた。古巣の読売ジャイアンツを筆頭に日本国内のチームからのオファーはあったものの、松井選手は日本球界への復帰ではなく引退を決意した。
松井選手が残した輝かしい実績の数々は、とても限られた紙幅では語り尽くせないので、ぜひ以下を参照していただきたい。
松井秀喜
Wikipedia
また松井選手は、才能があり社会的に成功した人間にありがちな、意固地だったり風変わりだったり他者に対して攻撃的だったりするようなところのない、謙虚で寛大で親しみやすい人柄でも知られている。サインを求めるファンや長時間取材を続けるマスコミ関係者へ誠実に対応する松井選手の姿は衆目の知るところだ。これだけアンチファンの少ないアスリートも珍しいのではないだろうか?
巨人オーナー「指導者として歓迎」=プロ野球-松井引退
(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_date1&k=2012122800641
さて、それだけ人々に慕われる松井選手のこと、上の記事にあるように「引退後は指導者として招きたい」という声が掛かるのは或る意味当然といえるだろう。
「あのゴジラが最後の一匹とは思えない。もし水爆実験が続けて行われるとしたら、あのゴジラの同類が、また世界の何処かに現れて来るかも知れない……」
(by.山根恭平:ゴジラ-1954年版- より)
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というのは、映画『ゴジラ』のラストを飾るセリフ。松井選手が不世出の存在とは分かっているものの、人々は“ゴジラ”に“ゴジラ2世”の育成を期待している。本人は引退後の去就については白紙としているようだが、果たして……。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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松井が引退表明!NYで会見「プロ野球人生に区切りをつけたい」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121228-00000060-spnannex-base