マヤ暦の世界終末日迫る、セルビアの山では「滅亡特需」
(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE8BJ04W20121220
そのマヤ文明で使われていた暦のひとつ『長期暦』が、現代の暦に直すと2012年12月21日から12月23日ごろに区切りを迎えることから唱えられたのが『2012年人類滅亡説』である。
記事には、この終末論のおかげで、マヤ文明が栄えた中米から遠く離れたヨーロッパのバルカン半島にあるセルビアのルタンジュ山で、ホテルなど観光業が盛況だと伝えている。現地の観光業者がマヤ暦の滅亡の日から逃れるにはルタンジュ山が最適な場所だと宣伝したからで、国内外から問い合わせが殺到したとのこと。
このようにマヤ暦を根拠とする人類滅亡説を信じる人は想像以上に多いようで、なんとNASA(アメリカ航空宇宙局)が「もし、この映像を2012年12月22日に見ることができたとすれば、昨日世界は滅びなかったということだ」として、人類滅亡説を否定する動画を配信するまでに発展している。
マヤ暦の2012年12月21日地球滅亡説についてNASAが解説をしたムービーを発表
(GIGAZINE)
http://gigazine.net/news/20121213-nasa-why-the-world-did-not-end/
実際、考古学者がマヤ文明の古代文字などを調査したところ、どこにも世界の終わりを予告するものは認められなかったとか・・・。
1999年に盛んに唱えられた『ノストラダムスの大予言』のように、終末論・滅亡論は幾度と無く唱えられ、また廃れてきた。世界の終末や人類の滅亡なんて非現実的だとは思ってみても、
「それだけの業、重ねてきたのは誰だーッ!」
(by.ラウ・ル・クルーゼ:機動戦士ガンダムSEED より)

MS IN ACTION!! プロヴィデンスガンダム
と突っ込まれれば、色々思い当たるフシがあるからだろう。
とはいえ、セルビアのルタンジュ山のホテルに詰めかけるような人たちは、本気で終末論・滅亡論を信じているというよりは「それを口実に非日常を楽しみたい」のが本音ではないか? まぁ、そんな人達が大勢を占めているようなら、世界の終末も人類の滅亡も暫く先の話のようだ。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。

マヤ暦の世界終末日迫る、セルビアの山では「滅亡特需」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121220-00000108-reut-int
おもしろ半分ですね。
おそらく終末論を口実に「お祭り騒ぎをしたい」のが本音だと思います。