2012年12月02日

吉祥寺『くぐつ草』さんのカレーで充実した時間を過ごすの事

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JR吉祥寺駅

中央線沿線の某所で所用を済ませたあと、少し遅目となったが昼食を取るべく吉祥寺界隈まで足を伸ばした。改良工事の影響で内部がラビリンス(labyrinth:迷宮)状態となっている吉祥寺駅を首尾よく“脱出”し、同駅北口のアーケード街へと向かった。

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くぐつ草喫茶店 / 吉祥寺駅井の頭公園駅

吉祥寺駅北口のアーケード街における通りのひとつ『チェリーロード』を東急百貨店方面に向かって暫く歩くと進行方向左手にあるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『くぐつ草』さん。1979(昭和54)年から続く、同駅界隈では老舗の喫茶店である。

『くぐつ草』とは随分と謎めいた店名であるが、「くぐつ」は「傀儡」と書き、操り人形を意味する言葉。これは同店が、約380年も昔の1635(寛永12)年に結成された、現存する日本唯一の江戸糸操り人形劇団『結城座』団員の皆様によって運営されていることに由来する。

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店内の様子

店舗は階段を降りた地下1階にある。まるでダンジョン(dungeon:地下迷宮)に迷い混んだかのような洞窟状の店内は、繁華街の喧騒からは隔絶された異空間。なにしろ携帯電話の電波すら届かない(圏外になる!)のだ。

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くぐつ草カレーセット(1,580円、カレー単品では1,070円 税込)
※ミニサラダとコーヒーまたは紅茶つき

さて老舗の喫茶店にはコーヒー以外に名物メニューを擁するケースが少なくない。同店ではカレーがそれに相当する。

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物の本によれば同店のカレーは、タマネギを1日かけて飴色になるまでジックリ炒めてベースを作り、クローブ(丁子)、カルダモン(小荳蒄)、トウシキミ(八角)、シナモン(肉桂)スティック、粒のままのコリアンダーシード(乾燥させたコリアンダーの実)など約10種類のスパイスを鶏がらスープと共に半日煮込んで作られるとのこと。

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様々な素材が渾然一体となったドロドロとしたカレールーをライスに掛け

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準備完了!

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口に運べば、前述した様々なスパイスが齎す仄かだか口中をクリアーにするような爽やかな香りと、一瞬遅れて口内に訪れるスパイシーな刺激、さらに嚥下する際に感じ取れる深いコクに驚きを禁じ得ない。専門店のカレーと比べても遜色ない美味しさだ。

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カレーセットのコーヒー

食後に、ネルドリップ(綿のフィルターでコーヒー粉を濾す)式で丁寧に淹れられた香り高いコーヒーで締め。充実した時間を堪能した満足感に満たされる瞬間である。

皆さんも、人気の街、吉祥寺散策に出かけた折には、訪れてみてはいかが?






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posted by 只今(橘カヲル) at 09:51| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:カレー | 更新情報をチェックする
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