2012年11月04日

首里『ぶくぶく茶屋 嘉例山房』さんで福を頂くの事

首里城見学の帰り道、沖縄伝統のお茶が楽しめるお店があるとの情報をもとに、或るお店に向かった。

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ぶくぶく茶屋 嘉例山房沖縄料理 / 儀保駅首里駅市立病院前駅

沖縄都市モノレール(ゆいレール)首里駅から徒歩10分ほど、首里城公園の入り口からなら徒歩3分ほど、龍潭池近くにある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『ぶくぶく茶屋 嘉例山房』さん。屋号は「かりーさんふぁん」と読む。琉球王朝時代、冊封使(さくほうし:付庸国の国王に封爵を授けるため中国王朝の皇帝が派遣する使節)を饗すために振舞われた、ぶくぶく茶をいただけるお店である。

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店内の様子

坂道の途中にあるからか、店内は二階建て構造になっている。壁にタバコのパッケージのコレクションが飾られていたり、また沖縄の昔話の絵本や観光案内の雑誌など、実に様々なものが置かれていたりする。

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卓上のメニュー

ぶくぶく茶には色々な種類がある。今回は、お店の方から「一番基本的」と説明いただいた玄米さんぴん茶をチョイス。なおホットとアイスは選択できる。

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さて注文を通すと、すり鉢のように頑丈な木椀と、それに見合うだけの大型茶筅が運ばれてきた。木椀の中には、香りから察すればお茶であろう液体が入っている。これが、ぶくぶく茶?

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いや、ぶくぶく茶を今から作るのだ! 木椀内の液体は、煎米湯(せんまいゆ:煎った米の煮汁)と中国茶、山原茶(やんばるちゃ:沖縄の緑茶)をブレンドしたもの。これを、まるでブラシのようなサイズの茶筅で撹拌して、ブクブクと泡立てていくのである。

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お店の方に教えていただいた上手く泡立てるコツは「茶筅を、容器の縁にこすりつけるようにして、細かく左右に振る」。そのアドバイスに従い、作業に没頭すること約5分ほどで、写真のように木椀内がブクブクとした泡で満ちてくる。手首に結構な疲労が溜まる重労働であるが、その甲斐があったというものだ。

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ぶくぶく茶セット(700円:税込)
※付け合せは、ちんびん(写真左上:沖縄風黒糖入りクレープ)とシークァーサーゼリー(写真右下)だが、時々によって変わる模様。

こちら側で一通り泡が立て終わったころを見計らって、ぶくぶく茶のセットが運ばれてくる。おそらく上手く泡を立てられない人もいるためだろう、写真左下の玄米さんぴん茶の器には、お店側で泡立てた泡が盛られている。

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そして、こちら側で泡立てた泡を茶筅を用いて追加で盛りつけ、

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その上から、写真右上の琉球ガラスの器に入れられた、砕いたピーナッツと黒糖を混ぜたものを適宜振りかけ、

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泡が口周りに付くことも気にせず、お茶を啜る・・・というか、こんもり盛られた泡に齧り付くという方が正解かもしれない。ちょっと食感は違うが、まるで縁日の綿飴を食べているかのように、童心に帰れる楽しくも面白く美味しいお茶である。

泡が減ってきたら、再度泡立てて追加すればよい。なお木椀内の泡に直接ピーナッツの粉末を振りかけるのは御法度なので注意されたし。

ぶくぶく茶には「泡がブクブク」の意味だけでなく、福が重なる「福々」の意味も含まれているのだとか。皆さんも『ぶくぶく茶屋 嘉例山房』さんで福を頂いてみては?





◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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posted by 只今(橘カヲル) at 17:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:和食 | 更新情報をチェックする
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