
タコス屋 国際通り店 (メキシコ料理 / 美栄橋駅、牧志駅、県庁前駅)
沖縄都市モノレール(ゆいレール)牧志駅の近くにあるホテルを出て、夜なお賑わう国際通りを沖縄県庁方面に彷徨っていると『Tacos-ya』の看板を発見(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)。「やはり沖縄に来てタコスやタコライスは外せないよなぁ」と感じ、入店することに。
タコスとはメキシコ料理で、炒めた挽肉やレタス・チーズ・トマトなどを具として、トウモロコシ粉を薄焼きにしたトルティーヤと呼ばれるパンの一種に挟んで食べる料理。もっとも沖縄で一般的なのはUの字型にしたトルティーヤを油で揚げたタコシェルに、様々な具を挟んで食べるアメリカ式のタコスで、戦後の米軍統治下時代に普及した。
そしてタコライスとは沖縄で生まれた、タコスの具をご飯の上に掛けて食べるという何とも斬新な発想の料理。元は米兵をターゲットにしたメニューだったそうだが、様々な国や地域の文化を取り入れ取り混ぜる沖縄のチャンプルー文化にフィットしたようで、今では学校給食にも採用される沖縄料理の定番となっている。

店内の様子
さて私が入店したとき、決して広いとは言えない店内は、うら若き乙女たちでほぼ満席というパラダイス(爆笑)状態だった。どうやらグループ行動を取る女学生の一団に遭遇したようだが、なんとも場違いな入店になってしまったバツの悪い気持ちと、思わぬ幸運に巡りあった幸福感が入り混じった実に微妙なアルカイックスマイルを浮かべつつ、席についてオーダーを通した。

タコスヤプレート(650円:税込)
※写真はプラス100円でドリンクを追加
注文したのはセットメニューのタコスヤプレート。

内訳はタコス・タコライス・オニオンリング・フレンチフライ。種類豊富で量もあり、かなりお得感がある。

別途用意されたトマトベースのサルサ(ソースのこと)を、

適量掛けて、

口に運ぶ。タコライスを食べたことがない人でも「トッピングとしてレタス・チーズ・トマトが乗った牛肉そぼろ丼にピリ辛のトマトソースを少し掛けて食べる」と考えると、味のイメージが沸くのではないだろうか。「挽肉やチーズはまだしも、生のレタスやトマトがご飯に合うの?」という疑問を持つ方がいるかもしれないが、挽肉が味の橋渡しをするので思いのほか違和感なく美味しくいただける。もし食べず嫌いの方がいるとすれば勿体無いと思う。

おっと、もちろんタコスやオニオンリング・フレンチフライも良いお味でした。テイクアウトもできるので、沖縄来訪の折には、お試しあれ。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
