(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/news/20120927ddf041040019000c.html
「かわいい」で集中力アップも
(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120927/k10015316361000.html
子猫や子犬のような幼い動物の可愛い写真を見たあとは、手先の器用さや注意力が必要な細かい作業に集中しやすく、また成果もあがることが、広島大学大学院の研究グループが行った実験で判明したそうだ。
実験は、大学生132人を対象に実施。幼い犬や猫の写真7枚を好きな順に並び替える作業を1分半した後、穴に入った小さなパーツを周囲に触れずにピンセットを使って取り出したり、不規則な数列から指定された数字を探して数える作業をさせた。その結果、成功率と正答率は、写真を見る前と比べてそれぞれ平均で44%と16%高まったという。なお大きくなった動物の写真では成績は変わらなかったそうだ。
キティちゃんのような動物モチーフの縫いぐるみや、各地で人気を集めている所謂ゆるキャラには、手足が短く、顔が丸いなど“幼さ”を連想させるものが多い。研究グループの入戸野(にっとの)准教授は「幼い動物や赤ちゃんなどを見ると『保護しなければならない』と感じ、注意力が高まって作業効率が上がるのではないか」と分析しているという。
また入戸野准教授は「(アニメやキャラクターグッズなど、日本発のポップカルチャーが)海外でも受け入れられるのは、『かわいい』という感情に生物学的な基盤があるからではないか。本家として自信を持って研究を進めたい」と話しているという。
まぁ、もちろん専門的に分析すればそうした理由があるのかもしれないが、可愛い子犬や子猫の写真を見たという「楽しい」出来事があったから、
「ようやく会えたな。見つけたぜ、子猫ちゃん」
(by.ネオ・ロアノーク:機動戦士ガンダムSEED DESTINY より)

MS IN ACTION!! ウインダム(ネオ・ロアノーク専用機)
といったように(?)気分が高揚して仕事の能率が上がったという部分もあるのだろうと思う。
また可愛い子犬や子猫の写真を見たことで精神的に癒されたり、ストレスが解消したりすれば、それも仕事の効率を上げる役に立つだろう。実際、TVのニュース番組か何かで、職場のオフィスに犬や猫といった動物を放し飼い(!)にして社員のヒーリングに生かしている光景を見たことがある。
そういえば、私の現在の勤め先でも、パソコンのデスクトップの壁紙には子犬や子猫や子兔の写真が設定されているケースが多い。皆が癒しを求めているのか、それとも私の現在の勤め先がストレスの溜まりやすい職場なのか(苦笑)。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。

子猫・子犬「かわいい!」で集中力アップ…研究
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120927-00000508-yom-sci