2012年09月09日

四ツ谷『嘉賓』さんで、シンプルな外見の中にある奥深い味に満足するの事

平日に溜まった疲れが一気に噴出したのか、土曜日は寝床に張り付いたような状態になってしまい、身体の自由が利くようになったのは、なんと夕刻になってから。それまで食事らしい食事もしていなかったので「どうせならディナータイム限定メニューがあるところにしようか」と考え、外出することに。

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嘉賓広東料理 / 四ツ谷駅四谷三丁目駅麹町駅

JR・東京メトロ四ツ谷駅から徒歩数分、三栄通りという路地を新宿方面に進むと(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)到着するのが、今回の目的地『嘉賓』さん。物の本によれば、ご主人のお母様のレシピが元になっているという広東家庭料理のお店で、メディアで取り上げられる機会も少なくなく、また幾多の著名人も足繁く通うとのこと。

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店内の様子

土・日・祝日はドリンク以外のメニューが2割引になる嬉しいサービスを行なっているため、昭和の時代の高級中華料理店といった趣の店内は盛況。そのため私も少し店外で待機した後、入店となった。

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カキソース和えソバ(840円:税込)

さて同店に来たら、これを食べなければ始まらない。それがカキソース和えソバだ。

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その正体は細麺を微細なネギ・ショウガと共にオイスターソースで和えたもの。目立った具が見当たらないので、メディアでは「具なし焼きそば」といった表現をされることもしばしば。

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しかし食べてみると、オイスターソースの香りと味が奥深く、後を引く美味しさなのだ。絶叫するようなタイプの美味しさでは無いが「もう一口、もう一口・・・」と食べてる間に、いつの間にか完食してしまっているという感じ。

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ワンタンスープ(1050円:税込)

カキソース和えソバを食べ終えたあと、さらに待つこと暫し。もう一つの注目メニュー、ワンタンスープのご登場!

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ワンタンの作りおきをせず、注文が入ってから調理にかかるため時間がかかるのだとか。それゆえディナータイムのみの限定メニューとなっている。

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チュルンとした舌触りの良い皮に、肉種がミッチリ入った美味しいワンタン。肉種に混じっているプリッとしたエビの身が食感のアクセント。どこにでも有りそうながら類似品を探すのが難しい逸品だ。作家の故・開高健さんや俳優の中尾彬さんなど、食通で知られる有名人に支持者が多いのも頷ける。

『嘉賓』さんの料理は家庭料理をベースにしているからか、いずれも中華料理にありがちなヘビーな油っぽさのない、毎日食べても飽きない味に仕上がっている。皆様もお試しあれ。





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posted by 只今(橘カヲル) at 10:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:中華 | 更新情報をチェックする
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