大津・中2自殺:9カ月後、異例の学校捜索
(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20120712k0000m040160000c.html
大津いじめ自殺:「いじめは一要因」市教育長、初言及
(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20120712k0000e040247000c.html
大津・中2自殺:県警が捜査…近く生徒ら聴取
(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20120711k0000e040195000c.html
こうした世論の高まりは、ついに滋賀県警による中学校や市役所の強制捜査という異例の事態となった。そして当初はイジメと自殺の因果関係を頑として認めなかった市の教育委員会のスタンスも変化させ、さらに県警による加害者とされる同級生への事情聴取にも発展した。
さて先にも書いたが、このように状況が動いた原因は、やはりネットを中心に盛り上がった世論の力によるところが大きいと思う。
爆破予告の脅迫状…生徒自殺の中学が臨時休校
(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/news/20120710ddn041040019000c.html
大津いじめ自殺:脅迫容疑で69歳男を逮捕
(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20120712k0000e040225000c.html
デヴィ夫人のブログに大津市「いじめ自殺」加害者の「実名」
(J-CASTニュース)
http://www.j-cast.com/2012/07/11139024.html
そのため、事件が起こった中学に爆破予告の脅迫状を送りつけたり、加害者とされる生徒を殺害すると予告する内容のハガキを県知事宛に送ったりする人も出るようになった。
またデヴィ夫人の通称で知られるタレントのデヴィ・スカルノ女史に至っては、ネット上で拾ってきたと思われる加害者本人たちとされる生徒の実名や写真、現況や父母の勤務先、自殺した少年の担任教師の写真など、事実確認されていないレベルの情報まで自身のブログに掲載して、運営会社から一時的にブログ閉鎖の処置を取られる騒ぎにまで発展した(現在は問題のある部分を削除した上で再開)。
こうした行動は「勇み足」には違いない。特にデヴィ夫人の行動は、完全に確定していないネット上の情報を鵜呑みにしてのもので、危なっかしいことこの上ない。
【大津中学生自殺】いじめたとされる男子の名前と写真をブログに掲載したデヴィ夫人を国民が大絶賛「デヴィ夫人さんは凄く良いことをした」
(ロケットニュース24)
http://rocketnews24.com/2012/07/11/229595/
しかし、今回のデヴィ夫人の行動に
「さすがディオ! おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる! あこがれるゥ!」
(by.ディオの友人:ジョジョの奇妙な冒険第一部 より)

ジョジョの奇妙な冒険 1 (ジャンプ・コミックス)
といった感じの賞賛の声が多数寄せられているのも事実だ。それだけ今回の事件に憤りを感じている人が多いという証左だろう。こうした声が、事実を隠蔽しようとした者たちの目論見を破壊しようとしている。意味のあることだと思う。
今回の事件の真相が究明され、事実が白日の下に晒され、若くして鬼籍に入ることとなった少年の魂に安息が訪れることを切に願い、本項の末尾としたい。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。

<大津・中2自殺>9カ月後、異例の学校捜索
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120712-00000007-mai-soci