2012年04月10日

大御所声優がまた一人・・・青野武氏の訃報に寄せて

今日は別のネタを書くつもりでいたのだが、急遽予定を変更・・・。

まる子祖父役 青野武さん、9日に永眠 死因は解離性胸部大動脈瘤術のあとの多発性脳梗塞
(シネマトゥデイ)
http://www.cinematoday.jp/page/N0041115

声優の青野武氏が脳梗塞のため亡くなられたことが、所属事務所より発表された。享年75歳。テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」で約15年にわたり、まる子の祖父・さくら友蔵の声を担当されていたので、お茶の間における知名度も高いと思う。友蔵役については、前任者の富山敬氏が早世されたため後を継いだ形になるが、演じた期間は遥かに長い。よって友蔵イコール青野氏という方も多いのではないか。

前述の友蔵は言うにおよばず、『宇宙戦艦ヤマト』ではヤマトの危機を幾度も救うスーパー技術者・真田志郎、『ゲゲゲの鬼太郎』では日本妖怪軍団の総大将・ぬらりひょんといったように、青野氏は物語を円滑に進める上で重要なポジションにいるキャラクターを演じられることが多かったように感じる。私ごときが評するのは大変失礼なのは承知の上だが、確かな演技力があってのことだと思う。

近年の青野氏の演技で、私が印象に残っているのは、『交響詩篇エウレカセブン』における主人公レントンの祖父、アクセル・サーストン役だ。凄腕のメカニックであるアクセルが、幼少の頃より自分が成長を見届けてきた、そして立派に成長した孫に、自分が再設計したリフボード(この世界における人間や人型機動マシンが飛行するための、サーフボードのようなアイテム)を送り届けるために奮闘する場面は、本作屈指の見所だと思う。

「ふっ、ついこの間まで寝小便たれとった赤ん坊が、 いつからだったかのぉ、わしに手を引かれんでも、一人前に歩けるようになったのは。あっという間だ。はっ、本当にあっという間だった。じきにヤツも大人になる。もうワシなんぞが手をかけんでも・・・。ワシが構ってやれるのもこれが最後なんじゃ。最後にあのボードを届ける。必ず届けるんじゃ。受け取れ~、レントーン!」
(by.アクセル・サーストン:交響詩篇エウレカセブン より)

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ROBOT魂[SIDE LFO] ニルヴァーシュ type ZERO spec2



青野氏の名演も相まって、上記の独白が実に印象深く私の心に残っている。果たして私は、アクセルのように次世代を担う若人達に何かを残せる人間になれるのだろうか? 当時はそんなことを考えたものだ。

とりとめのない文章になってしまったが、この場を借りて青野氏のご冥福をお祈りし、末筆としたい。


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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青野武さん死去「ちびまる子ちゃん」のおじいちゃん役、声優・俳優として活躍
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120410-00000023-flix-movi
posted by 只今(橘カヲル) at 23:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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