(毎日新聞)
警察庁が、車両の規制速度の見直しなどを討議する検討会を発足させることを決めたそうだ。現行の法定最高速度の上限は1963年以降、規制速度を決める方法も1989年以降見直されていないので、この間の交通事故の実態や道路事情の変化を踏まえ、調査・検討していくとのことだ。
要は実態にそぐわなくなっているかもしれないから調べましょうという話。自家用車が贅沢品だった昔と違い、二輪車や原付などを含めれば一人一台といっても言い過ぎではないぐらい、現在の日本は自家用車が普及している。
当時作られた法律は当時の道路事情・車事情に沿って作られているはずだから、現在のそれと比して齟齬が生じているかもしれないと考える方が寧ろ自然である。交通事故を一件でも多く減らすために、こういった論議はドンドン行っていただきたい。
しかし疑問なのが、日進月歩の世の中で調査に3年もかけるという点。そんなに現在の道路事情・車事情が複雑なのだろうか。それとも一度決めたルールを変えるのは、それだけ大変だということだろうか。
個人的には後者のような気がする。学生時代の校則を思い起こしていただきたい。明らかに現在の社会情勢にそぐわない珍妙な規定も多かったのではないだろうか。例えば自分の出身高校には
『学校にダイナマイトを持ってきてはいけない』
という驚愕の条項があった。学生時代にも学友と「なぜこんな決まりがあるのか?」と散々議論したのだが、真相は今もって謎である。こんな笑い話のような規則でも、変えるとなると色々面倒な手続きが発生してしまうので結局そのまま残されているのだろう。
そんな実情にそぐわないものでも「ルールだから」となんの疑念も抱かず従うのはいかがなものかと思う。それは極端な話、悪の秘密結社に征服されて過酷な掟を課せられても唯々諾々と従ってしまうことに繋がりかねない…。
∑(〃゚ o ゚〃) ハッ!!
そうか、ショッカーや黒十字軍を始めとする悪の秘密結社がヤケに日本ばかりを標的にするのは
「日本人は一旦定められたルールには素直に従い、しかもルール改正をタブー視する傾向がある。だから征服後の統治が容易だ」
と判断したからだったのか!
なるほど、彼らもただ場当たり的に怪人を送り込んでいるわけではないんだなぁ(笑)。
ショッカーは仮面ライダーの、黒十字軍はゴレンジャーの敵役
「幼稚園のバスをねらう」
とか割と地味な活動が多いですよねw
まあ
「炭疽菌をばらまいて大規模なテロで街をパニックに・・」
とかリアルにやられても嫌ですがww
悪の秘密結社が幼稚園バスジャックを行うのは、メインの視聴者層が未就学児童だから…ではなく「余計な知恵や分別を持っていない子供の方が洗脳しやすい」と考えてのことなんですよ、きっと(笑)。