2012年02月11日

西大島『平太』さんで、ステーキではなく「ビフテキ」を堪能するの事

若い人達は「ビフテキ」と言われても何のことか分からないかもしれないが、今で言うステーキ(ビーフステーキ)のことである。漫画家の松本零士先生の作品中では頻繁に登場する言葉で(なにしろ松本零士ワールドで「食事」といえばビフテキとラーメンである)、私は名作『銀河鉄道999』で覚えた。

ただし、私が子供の頃には既にステーキという言葉の方が一般的となっていた。だから同作品中でビフテキという言葉が出てきても「ビフテキ=ステーキの古い言い方」と脳内変換はできていた。しかし同作品の主人公である星野鉄郎が劇中でステーキ、もといビフテキを実に美味しそうに食べるシーンが何度も出てきたことから、今でも私にとってビフテキとは、ステーキとは違う独特の憧れを抱かせる響きを持つ言葉となっている。

さて前置きが長くなってしまったが、或るグルメガイドブックを読んでいたら、ビフテキという言葉を見つけて心躍り、早速現場に急行することにした。

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平太とんかつ / 西大島駅大島駅住吉駅

都営新宿線・西大島駅から明治通りを南下すること徒歩数分(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)、それが今回の目的地『平太』さん。

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店頭のメニュー

トンカツのような揚げ物メインとする町の定食屋さんだが、メニューの最上部に燦然と輝く「ビフテキ」もまた名物とのこと。

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店内の様子

入店したのはランチタイムの営業時間終了も近い14時過ぎごろ。にもかかわらず驚くほどの盛況ぶりで、暫く席が空くのを待たねばならなかったほど。会話の内容から、他のお客さんは皆さんご近所の方々のようだ。「地元民のリピーターが多い店にハズレ無し」が私の持論。期待が高まる。

程無くして何組かのお客が食事を終えて席を立ったが、他の客が女将さんの申し出に応じて快く席の移動に応じていたことに好感を覚えた。お店の方とお客との間に良好な関係ができていることの証明だ。

カウンター席に座り、注文を通す。そこから料理が出てくるまでに15分ほど待つことになったが、これはランチタイムだからといって店主がメインの揚げ物などを作り置きしておらず、注文に応じて新規で調理しているため。カウンター席だったので店主の手際良い仕事ぶりが目の当たりにできて、まったく退屈しなかった。

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S版ビフテキ定食(1,080円:税込)

さて今回の注文は、ランチ限定メニューというS版ビフテキ定食。メインのビフテキにライス、豚汁、サラダ、オニオンスライスまでついて、このお値段はお値打ち!

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メインのビフテキも物の本によれば140グラムあり、S版とはいえボリュームは十分。

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逸る気持ちを抑えてナイフで肉をカットすれば、その断面から頃合いの良いミディアムレアに焼かれていることがよく分かる。これを大根おろしと醤油をベースにした和風タレにつけてから口にすると、赤身の肉が持つ確かな旨みと噛み締めるたびに染み出す肉汁のジューシーな味わいに心打たれ、最後に和風タレが後口をサッパリと締める。店主が肉の扱いを心得ていることが良く伝わってくる美味しさだ。

おかげで相当なボリュームであったが、あっという間に完食してしまった。観光名所的な所が近所に無いので何かのついでに行くのは難しいかもしれないが、チェーン店のステーキでは味わえない『平太』さんのビフテキの美味しさをご確認あれ。





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posted by 只今(橘カヲル) at 19:13| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:洋食 | 更新情報をチェックする
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