2012年01月03日

特別指名手配犯・平田信容疑者を危うく見逃す所だった!? 警視庁機動隊員の対応

今年最初のビッグニュースといえば、警察庁に特別手配されていたオウム真理教の平田信容疑者(46)の出頭・逮捕であろう。大晦日の深夜に警視庁丸の内署に出頭、翌1日未明に逮捕監禁致死容疑で逮捕となった。

逃亡17年、平田容疑者「区切りつけたかった」
読売新聞

どうやって17年近くも捜査の目を掻い潜ってきたのか? まんまと逃げおおせていたはずの同容疑者が如何なる事情から出頭しようと思ったのか? 現在も逃亡を続ける他の特別手配犯2人の所在について何か知っているのか? など疑問点は数多くある。今後の取り調べて明らかになることを願う。

さて、このニュースに関して驚くべき事実が明らかになった。それは・・・。



警視庁正面玄関、平田容疑者に取り合わず
読売新聞

警視庁によれば、同容疑者は当初、警視庁本部に出頭しようと、本部の正面玄関前で警戒中の機動隊員に「平田です。出頭しました」と名乗り出た。しかし対応した隊員は人相風体などから本人では無く悪質なイタズラと判断し「近くの丸の内署か交番に行くように」と指示したとのこと。

「特別手配の平田です」と念を押したが取り合ってもらえず、同容疑者は1人で約700メートル離れた同署まで歩いて行き、今回の逮捕劇となった。対応した隊員は「特別手配は知っていたが、髪が茶色で、写真とは違う風貌だと感じた。いたずらだと思った」と説明しているという。

まぁ普通に考えれば、まさか長年逃げおおせている日本有数の知名度を誇る特別手配犯が今更ノコノコと出頭してくるとは思わないだろうから、イタズラだと考えても仕方が無いかもしれない。

それに機動隊員の職務はあくまで警備だから、この出頭劇が陽動・撹乱である可能性も考えて行動しなければならない。そして警視庁の仕事はあくまで都内の各警察署の統括なので、出頭なら近くの署か交番にいくよう指示したのは、マニュアルに沿った基本に忠実な対応といえるだろう。

ただ、罷り成りにも特別指名手配犯の名前を名乗っているのだから、少し頭を捻って、とりあえず身柄を確保したのちにケータイか無線の類で応援を呼ぶぐらいのことはしてもいいのでは? 「写真とは違う風貌だと感じた」とはいえ整形手術をした可能性だってあるわけだし。

そもそも機動隊の職務は警備というのであれば、特別指名手配犯の顔を見てもそれと認識できなかったというのは

「あああああああー! なんという失態だ・・・! こんな早期に・・・ナドレの機体を晒してしまうなんて! 計画を歪めてしまった・・・! ああ、ヴェーダ・・・ クッ、俺は・・・ 僕は・・・ 私は・・・!」
(by.ティエリア・アーデ:機動戦士ガンダム00 より)
120103_01.jpg
MS IN ACTION!! ガンダムナドレ

というぐらいの勢いで絶叫したくなるレベルの言い訳できないミスでは?


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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警視庁正面玄関、平田容疑者に取り合わず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120102-00000462-yom-soci
posted by 只今(橘カヲル) at 11:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感:事件 | 更新情報をチェックする
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