

旧元住吉駅
一番の違いは、これまで線路が地上に、駅舎が地下にあったものが


新元住吉駅
高架式&橋上駅(駅舎が線路の上方に建設されている駅)となったこと。駅前の踏切はラッシュ時には「開かずの踏切」となることもあったのだが、これにより人の流れが踏切で分断されることが少なくなったことは町の発展にとってプラスになるのではないだろうか。
なお、高架式になったのに踏切が下りるケースがあるのは、元住吉には車両基地がある関係で、地上の線路も継続使用されるためである。

ホーム真ん中の部分が工事続行中なのは、来年東急目黒線が日吉まで伸延するから。


新元住吉駅はコンコース内も明るくなり、改札前には緑化スペースもできた。

緑化スペースから望む風景
目黒線伸延工事が完了した際の景色が楽しみだ。
この新元住吉駅で面白いのは、

太陽電池パネル
屋根に太陽電池パネルが取り付けられていること。先の緑化スペースの存在と合わせると、目指すは『環境に優しい駅』と思われる。
ところで、本日自分が新元住吉駅に行って戸惑った事がある。それは


お分かりいただけるだろうか。1番線ホームが無いのに、イキナリ2番線ホームが存在しているのだ。「まさか後に新しく1番線ホームを増設するつもりか?」と疑問に思ったので、オープン初日で何かと忙しいことは承知の上で駅員さんに聞いてみると「急行・特急の通過線を『1番線』とカウントしています」とのこと。
なるほど、「もっとビッグな町になって、急行停車駅に昇格してやる~!」との野望に燃えて、1番線ホームの名を急行停車用にキープしておいた訳ではないのね(笑)
もっと東急線を知ろう!
なかなかいい雰囲気の街ですけど、飲んだ後にあそこから東上線のふじみ野迄帰るのが遠くて・・・
通過線から1番線と数える駅は、大阪の近鉄布施駅にもあります。
この駅は2層構造で、大阪線と奈良線がそれぞれ島式ホームとその外側に通過線を持っています。ホームの番線表示は新元住駅と同じく通過線も含めており、なおかつ2層構造のため、2、3番線(大阪線)と6、7番線(奈良線)とすごいです。(1、4、5、8番線は通過線)