2011年12月11日

「月は出ているか?」――約11年ぶりの好条件だった皆既月食

日本全国で皆既月食=太平洋側などで観測
時事通信

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時事通信より

昨日の深夜、月全体が地球の影に隠れる皆既月食が、日本全国で観測された。日本全国で皆既月食が始めから終わりまで観測できたのは2000年7月16日以来、およそ11年ぶりのこと。好天に恵まれた所も多かった上に、一般的には夜更かししても影響の少ない土曜日だったこともあって、人々は

「月は出ているか?」
(by.ジャミル・ニート:機動新世紀ガンダムX より)

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HGAW 1/144 GX-9900 ガンダムエックス (機動新世紀ガンダムX)

と言い合いながら(?)全国各地で天文ショーを楽しんだとのこと。

月食をもう少し詳しく説明すると、太陽と地球と月が一直線に並ぶことで、月が地球の本影(光で物体を照らしたとき、物体に遮られて光が全く届かない部分)に入り月面の一部または全部が暗くなる現象のこと。一部が本影に入るのを部分月食、全部が入ると皆既月食になる。なお地球の半影(本影の外側の薄明るい部分)に入ると半影月食と呼ばれる。

ちなみに月食が頻繁に起こらないのは、白道(はくどう:月の通り道)が黄道(こうどう:太陽の通り道)に対し約5度9分傾いているため。月食は満月時に白道と黄道の交点に月が位置しているときに観測できる現象なのだ。

ところで、月食が起こる理屈を知った私が子供の頃から疑問に思っていたのは「皆既月食では月が地球の影に完全に隠れてしまうのに、月が全く見えなくなるのではなく赤っぽい色なから目に見える」こと。

良い機会だったし、今回の記事を書く必要もあったので調べてみたら、地球の大気によって屈折・散乱された太陽光が月を照らすので、皆既月食の最中であっても目に見えるのだとか。色が赤っぽいのは、朝焼けや夕焼けの太陽が赤く見えるのと同じように、波長の長い赤い光のほうが大気中を通過しやすいためなのだそうだ。

【参考サイト】
AstroArts > 星空ガイド > 特集 > 2011年12月10日 皆既月食
http://www.astroarts.co.jp/special/20111210lunar_eclipse/index-j.shtml

今回のような好条件が次に整うのは2018年1月31日だそうだ。その時は、果たしてどんな世の中になっていることか・・・。


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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日本全国で皆既月食=太平洋側などで観測
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111211-00000002-jij-soci
posted by 只今(橘カヲル) at 08:35| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感:サイエンス | 更新情報をチェックする
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