2011年12月10日

騒動の影響で『面白い恋人』の売り上げが伸びている件について一言

吉本の「面白い恋人」販売停止求め提訴
スポーツ報知

ラング・ド・シャクッキーでチョコレートを挟んだ、北海道土産の定番菓子『白い恋人』。

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白い恋人 54枚入 石屋製菓

こちらの製造販売会社である札幌の石屋製菓が、『面白い恋人』類似商品を製造販売され商標権を侵害されたとして、大手芸能プロダクションの吉本興業とその関連会社に対し販売差し止めや商品の破棄を求めて札幌地裁に提訴した、という話は、少し前にメディアでも報道されていたのでご存知の方も多いだろう。

そして、この問題がメディアで取り上げられたことにより、こんな現象も起こっているという。

吉本複雑「面白い恋人」バカ売れ!面白くない「白い恋人」
スポーツ報知

訴えられた側の『面白い恋人』が店頭から姿を消しているというのだ。これは販売を控えたからではなく、売り上げが急増したから。提訴前は1日平均10個程度だった販売数量が、1日300個に伸びた日もあったという。担当者によれば「メーカーの製造が追いつかず、なかなか入荷できない。入荷してもすぐに完売する」状態のようだ。

さらに波及効果として、『大阪の恋人』や『通天閣の恋人』という菓子も売り上げが伸びていると記事は伝えている。思わぬ人気沸騰に吉本側では「複雑です」としているが、一方の石屋製菓の代理人は、損害賠償にまで発展する可能性が高くなると示唆しているとのこと。

『白い恋人』そっくり菓子 『○○恋人』『白い○○』ズラリ
NEWSポストセブン

『白い恋人』はビッグネームだけに、上の記事にもあるように類似名称の商品は多い。このたび提訴された『面白い恋人』は、みたらし味のゴーフレットなので菓子としては『白い恋人』とは似ていないのだが、本家同様にラング・ド・シャクッキーでチョコレートを挟んだ『◯◯の恋人』や『白い◯◯』も、観光地ではよく見かける。 

「人気者は辛いな。飯を食ってる暇もない」
(by.天道総司=仮面ライダーカブト:仮面ライダーカブト より)

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RAH DX 仮面ライダーカブト (ライダーフォーム) Ver.2.0

状態であるが、ヒット商品に類似品が出るのは或る程度は有名税として石屋製菓側も考えていたのかもしれないが、今回の『面白い恋人』のように地方ローカルで完結せずに東京でも売りだそうとなると、流石に看過できなくなったのだろう。

しかし、今までのところ吉本側にとって都合のいい感じで話が展開しているような気がする。騒動後の方が売り上げが伸びているという部分から考えれば、購入する側が『白い恋人』とは違う商品だと事前に納得・承知しした上で購入していると考えられるし、なにより『面白い恋人』によって石屋製菓の売り上げが毀損された事実が今のところ見受けられないからなぁ。

むしろ問われるのは消費者のモラルだろうか? 提訴を受けた曰く付きの商品を「面白いから」とシャレやネタのつもりで購入するのは、コピー商品と承知した上でブランド物のバッグや財布を購入するようなものだろうから・・・。


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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「面白い恋人」売れ行き30倍
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111209-00000261-sph-soci
posted by 只今(橘カヲル) at 21:21| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感:経済 | 更新情報をチェックする
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