(スポーツニッポン)
プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの“非公認”マスコットキャラクター「Mr.カラスコ」がパフォーマンス中に大怪我を負ってしまったとのこと。
知らない方の為に
Mr.カラスコ
(東北楽天ゴールデンイーグルス)
なんでも、愛用のバイクで外野を疾走する恒例のパフォーマンスの最中に転倒してしまったそうだ。『猿も木から落ちる』という諺があるが、さしずめ『カラスコもバイクでこける』といったところか。もっとも、鳥類であるはずの彼がバイクを運転できること自体が一つの奇跡だったのかもしれないが(笑)。
それはともかく、彼は球団マスコットとしては極めて珍しい悪役(ヒール)キャラ。マンガなどで、いわゆる『敵役』が主人公と同様、もしくはそれ以上に人気を博す現象がしばしば見受けられる。勧善懲悪のルールに当てはめれば彼らは負け組に違いないのに、だ。
人間社会は、その構成員である我々一人ひとりが自己主張を抑制し、社会的道徳律・法律を遵守することで秩序が保たれている。平たく言えば「みんながワガママを言ったり自分勝手な行動をしたりしていては世の中が成り立たないでしょ」ということだ。ただ、こうした生き方を続けているとストレスが溜まることが少なくない。
一方、敵役たちは自己の主張に忠実な生き方を貫いているのが一般的スタイル。彼らが人気を博すのは、自分たちが現実世界で中々できないことを代わりに行う彼らに自己を投影することで“ガス抜き”の役目が族たされるからではないか。
ところで、敵役たちが拍手喝采を浴びる現象の表層だけ捉え「暴力・破壊衝動を好む危険な兆候だ」といった類の意見がしばしば聞かれる。だがそうした意見をいう人は、人気の出る敵役は大抵「弱者からは搾取しない」といった最低限の社会的道徳律に関しては厳しく遵守している点に注目して欲しいものだ。
さてMr.カラスコだが、球場内での傍若無人ぶりとは裏腹に、宮城県内各所の清掃活動に参加したり小学生にプロレス指導したりといった行動でも分かるように、前述した「最低限の社会的道徳律」は持ち合わせている。“獣医師”の診断によれば右の手羽元(人間で言えば鎖骨)を損傷したとの事だが、ファンは皆キミの雄姿を待っている。傷を完治させ、元のような大活躍を一刻も早く見せて欲しい。
…だから、そこ!
「カラスコの中に入っている役者さんが怪我しただけでしょ」
(↑危険な台詞なので白字反転させてあります)
とか言わないの!!
いいかい、カラスコにも、トラッキーにも、ジャビットにも、もちろんガチャピンにも
中の人などいないッ(断言)!!!
今期、早くも前期以上の勝ち星をマーク
そうそう!中に人なんか入っていないのよ~~~!!!です♪(^-^)v
ホント早く復活して姿をあらわしていただきたいものです(T_T)
鷹党の私ですがあのキャラは昨年ナマで見てファンになりましたよ。
もはや楽天イーグルスのシンボルと言っていい(球団はあくまで「非」公認みたいですが^^)カラスコの一日も早い復帰(出没)を願ってます。