(毎日新聞)
今月27日より、子供の火遊びを防ぐための「チャイルドレジスタンス(CR)機能」が付いていない使い捨てライターが販売禁止となることをご存知だろうか? CR機能とは、例えば子供の力では押せないぐらいに点火スイッチを固くしたり、子供が簡単に操作できないようにロック解除スイッチを同時に操作しないと着火できないといった仕組みを指す。
私はタバコは吸わないのだが、ガスコンロに火を点けるための点火棒(という呼び方があることを初めて知った)は持っているので最近のライターにCR機能が搭載されているのは知っていたが、今月から販売禁止になることは寡聞にして知らなかった。また拳銃や乗り物の形を模した玩具型ライター(ノベルティーライター)も「子供が興味を持つ」との理由で禁止になるという
子供がライターで火遊びをして大事故に繋がるケースは昔から枚挙に暇がない。悲劇に繋がるケースも珍しくなく「ライターやマッチは子供の手が届かない場所に置いてください」といった注意も数限りなく繰り返されてきた。
そもそも子供に限ったことではないが、簡単に火が使えると、例えば3度も足を運んでようやく在宅中だった人が昼寝中でなかなか起きてこないからといって
「しれたことよ。この家に火をつけてやらァ」
(by.張飛翼徳:横山光輝版 三国志 より)

三國志全30巻漫画文庫
といった短絡的な思考に繋がる危険もあるし(笑)、犯罪抑止という観点からも、今回の規制は誠に喜ぶべきことだと思う。
ただCR機能搭載ライターは点火スイッチを固くするほうがメーカーにとって作りやすいことから主流であるのだが、高齢者を中心に「力が弱い人には使いづらい」といった苦情が業者や業界団体に寄せられるようになったともいう。
私も点火スイッチが固いタイプの点火棒を使ってみたが、その固さが想像以上だっただけでなく、押し続けていないと発火状態が保てないので難儀した。確かに力の弱いお年寄りが使うには辛いかもしれない。記事によれば「ライターや点火棒は喫煙者だけでなく、お年寄りが仏壇の線香に火をつけるのにも使われる。国にはなぜ規制するのかも、もっとPRしてほしい」というの業界団体からの意見も紹介されている。
尤もな意見だと思うが、しかし国によるPRがされても固いボタンが押しやすくなるわけではないので、業界団体やメーカーの皆様には、ロック解除スイッチを同時に操作しないと着火できないタイプのCR機能搭載ライターの普及に努めて欲しいと思う。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
<ライター規制>火遊び防止へ27日から実施 業者に苦情も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110924-00000010-mai-soci

