(毎日新聞)
宮城県大崎市で、畦に穴を開け、イネの根を食い荒らす害獣として嫌われるアメリカザリガニを捕まえ、食べる会が開かれたとのこと。『水田に害をなすザリガニを少しでも減らす趣旨』とのことだが、主催したのは地元で長い間メダカの保護などに取り組んでいらっしゃる人らしいので、メダカ保護の目的もあるのだろう。このアメリカザリガニ、じつは原産地アメリカでは食用にされているいうし、日本も戦後の食糧難のころはよく食べられていたとのこと。なぜ日本では食べられなくなったのかは定かでは無いが、泥の中に住んでいるので、寄生虫が巣くっていることが多かったのかもしれない。
さて、アメリカザリガニは元々ウシガエル(食用ガエル)のエサとして持ち込まれたものが逃げ出して繁殖したもの。本来日本に生息していない、いわゆる外来種が本来の生態系を破壊して問題になっているが、ただ闇雲に駆除するのではなく食用として有効活用するのは一つの可能性としては面白いかもしれない。今回の会はデモンストレーションの域を出ないようだが、前述した寄生虫の問題などをクリアーして、地元の名産品にでもすれば…いや、同じ淡水生物ならコイだのアユだの選択肢はもっと色々ある。ザリガニでは高級感がないから売り物にするのは難しいか。
それはさておき自分が驚愕したのは、記事中にあったザリガニを食べた人の感想である。
「半世紀ぶりに食べた。初恋の味のよう」
!?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!?
「カルピスは初恋の味」という有名な宣伝コピーがあるけれど、アメリカザリガニとカルピスは同じ味がするのか!!!
( ̄□( ̄□( ̄□ ̄;)!!ガーンガーンガーン………
いや、まて、落ち着け(笑)。これはなにも、アメリカザリガニとカルピスは同じ味がするということではない。人によって、初恋の味とは様々だということだ。カルピスのように甘酸っぱかったり、ザリガニのように歯ごたえがあったり、と。
そういえば、自分の初恋はカルピスの味とは似ても似つかぬ、とても苦いものだったなぁ…。
p(´⌒`。q)グスン
同じ味