2011年09月06日

白石『トマト麺 Vegie』さんで、ラーメンの新たな可能性に出会うの事

観光目的で札幌へ来たはずなのに、この日の私は特段目ぼしい観光スポットの無い市街地に歩を進めていた。目的は、ネットを検索しているときに見つけた或るお店に向かうためである。

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トマト麺 Vegie ラーメン / 白石駅(札幌市営)東札幌駅

札幌市営地下鉄東西線・白石駅を出て南郷通りを苗穂方面へ進み、コンビニ「セイコーマート」の角を左折して暫く歩き(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)、今回の目的地である『トマト麺 Vegie』さんに到着した。

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看板には「トマト麺のお店」なる文字。しかしパスタのお店ではなくラーメン屋のカテゴリーに属し、しかもそれをメインに据えて営業して好評を博しているというから、気になって仕方がなかったのだ。

大通りに面しておらず、近くに観光スポットらしきものもない所で、キワモノとも取られかねない品をメインに据えて勝負し、評価を得ているとは・・・。はやる気持ちを抑えつつ入店する。

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店内の様子

訪れたのはコアなランチタイムを過ぎた14時ごろ。店の規模はカウンター、テーブル、小上がりを含めても20席は無いので、それほど大きな規模のお店ではない。それにも関わらず店内には3人ものスタッフがいたので少し驚いた。夜にはアルコールと摘み用の一品料理も出しているとのことなので、そのための要員なのかもしれない。

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トマト麺Chiliマサラ(880円:税込)

今回の注文は基本のトマト麺にプラス100円して、ピリッとした辛さのChiliとカレー風味のマサラを加えた。目を凝らすと、ナスやジャガイモなど、一般的にラーメンには用いられないであろう野菜がふんだんに用いられているのが見て取れる。

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また器より漂うトマトソースと各種スパイスが混合した香りはラーメンのそれではなく、明らかにスパゲッティ・ボロネーゼ(ミートソース)のものである。

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スープを啜ってみても、味の組み立ては明らかにスパゲティに掛かっているミートソースのもの。その意味で日本人にも既に馴染み深い味なので、違和感は感じない。ただし「ラーメンのスープ」という立て付けなので「ソース」ではなく「スープ」と呼べるぐらいスパゲティに掛かっているものより汁気は多い。

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一方で、中太でウェーブの掛かった麺は明らかにラーメンの麺である。食べる前は「食感などに違和感があるかも」と思ったりもしたのだが、そんなことはなかった。縮れた麺にソース、じゃなかったスープがよく絡んで、これは美味しいぞ・・・。

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リゾットおむすび(単品なら150円:税込)

さて今回は上の写真にあるリゾットおむすびをセットで注文しており(ランチメニューはトマト麺とリゾットおむすびのセット価格)、こちらが麺をあらかた食べ終えたころを見計らって出される。おむすびは中にチーズを仕込まれており、それを軽く火で炙って、ちりめんじゃこを掛けて出される。見た目にも美味しそうで、ついそのまま齧り付きたくなるところだが、

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これは麺を食べ終えたあとのスープに入れて、軽く砕いて、

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トマトソースのリゾットとして食べるものなのだ。これもまた美味しい。

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完食!

大満足の一杯なのだが、これを「ラーメン」と呼ぶことに違和感を覚える方もいるかも知れない。しかし思えば札幌みそラーメンだって、当初から万人に躊躇いなく受け入れられたわけではないはずだ。ラーメンのスープについては醤油、味噌、塩、魚介系に動物系と用いる素材のバリエーションは出尽くした感もあるが、『トマト麺 Vegie』さんのトマト麺は、ラーメンの知られざる可能性を開拓するものになるかもしれないと感じた。皆様もお試しあれ。





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posted by 只今(橘カヲル) at 09:19| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:ラーメン | 更新情報をチェックする
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