2011年07月30日

暑い季節に日暮里『ひみつ堂』さんのかき氷はいかが?

ここ数日は日が陰ることも多く幾分凌ぎ易いが、それでも暑い日々が続いていることに変わりない。そんな日に恋しくなるのが、かき氷である。

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谷中銀座商店街

JR日暮里駅から徒歩5分ほどのところにある谷中銀座商店街。

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ひみつ堂 かき氷 / 千駄木駅日暮里駅西日暮里駅

その入口付近から少し外れた路地の一画にあるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『ひみつ堂』さん。手動回転式の機械で作る天然氷のかき氷が評判の、かき氷専門店(!)である。寡聞にも私は縁日の屋台を除けば、かき氷専門店を同店以外に知らない。

物の本によれば、もともと千葉県の松戸で屋台営業をされていたが、今年の5月に谷中で実店舗を開店したとのこと。

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店内の様子

訪れたのは開店時間の11時を少し回ったころだったが、店内は既に盛況で順番待ちの人もいるほどだった。店内はカウンター席のほか奥にテーブル席もあって20人は座れるので、キャパシティはそこそこある。それでもなお店外にまで行列ができているのだ。

いくら蒸し暑い陽気とはいえ、かき氷のほかはドリンクが少々という的を絞ったラインナップのお店で、しかも同地に店を開いてから日も浅いのに、これほどの評判を呼んでいる事実に内心驚きを隠せなかった。

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ひみつのいちごみるく(600円:税込)

お客の回転率はいいようで、相席ではあるが、それほど待つことなく席に座れた。行列に並んでいる最中にオーダーを通し、勘定も済ませていたこともあって、席についてからそれほど時間差もなく、かき氷が到着! 今回は、かき氷の「基本形」ともいえる苺をセレクト。かき氷に緩く作った苺ジャムがかかっているかのような鮮やかな外観が美しい。

その作り方は、機械で氷をかいたあと、まず基本となるシロップをかけ、その上から苺や抹茶など個々のフレーバーをかけて仕上げる。店名の「ひみつ」は氷にかけるシロップを「氷蜜(ひみつ)」と洒落ているのだとか。

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口にした瞬間の感想は「氷そのものには味は無いはずだよなぁ……」だった。つまりそれだけ基本のシロップや苺ソース(あえてシロップではなくソースと呼ばせてもらいたい)の味が、キメを若干荒くすることで、適度にシャリシャリ感を出した氷に上手く乗っているということだろう。

苺ソースが掛かっている部分はもちろん、かかっていないはずの部分の氷にも味がついていて美味しい。ややもすると、かき氷状にしたシャーベットを食べているかのように錯覚するほどだ。

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ひみつのいちごおーれ(400円:税込)

こちらは、かき氷にも使われている苺ソースを牛乳で割ったもので、かき氷とはまた違った美味しさを味わえる。他のメニューにも応用が効くということは、それだけ苺ソースの出来がよいことの証明だ。私が本品をオーダーしたときにスタッフが店主に対応可能かどうか確認していたので、常にできるとは限らない模様だが、こちらもお試しいただきたい逸品である。





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posted by 只今(橘カヲル) at 19:35| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:スイーツ・パン | 更新情報をチェックする
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