2011年05月04日

栃木県鹿沼市の児童6人死亡事故について思うこと。



栃木県鹿沼市で、集団登校中だった小学生の列にクレーン車が突っ込み、6人もの児童が死亡した痛ましい事件は記憶に新しい。この事件は、クレーン車の運転手で自動車運転過失傷害容疑で逮捕された柴田将人容疑者(26)が癲癇(てんかん)の持病があることを隠して免許を習得・更新したり、会社に採用されていたことが、捜査関係者によるこれまでの調べで判明している。

記事によれば、柴田容疑者は持病を隠した理由として「車がないと仕事ができない」と回答しているとのこと。また重機を運転する仕事を選んだことについては「クレーン車に乗ったり操作することが好きだった」と供述しているという。

癲癇とは突発的な痙攣(けいれん)や意識障害などの発作を繰り返す脳の疾患である(精神疾患ではないことに注意)。そして癲癇は遺伝的素質のほかに外傷・脳腫瘍など脳の損傷によっても起こるので、だれであっても将来的に発症する可能性はゼロではない。

だから、いままでに癲癇の発症がないからといって、この事件を引き合いに出して癲癇の発作に苦しみ、そしてそれを克服・制御しようと努力している方々へ差別的な発言をする人達がいれば懸念を表明したい。この文章を書いている私も、読んでくださっている貴方も、いずれ癲癇を発症するかもしれないのだから。

ただし柴田容疑者については、私は同情の念が湧いてこない。

物損事故、過去に6件=児童6人死亡事故-栃木県警
時事通信

鹿沼6人死亡:「3年前の事故も発作」 持病を申告せず
毎日新聞

「持病の薬飲み忘れた」6人死亡事故の運転手
読売新聞

上の記事にもあるように、柴田容疑者は過去8年間で物損事故を6回、さらに2008年4月には同じく登校途中の児童を撥ねて重症を負わせ、執行猶予付きの有罪判決を受けたこともある。運転手が意識を失い、制御を失った大型クレーン車が目の前に突っ込んでくるなんて、想像するだけでも

「ロードローラーだッ!」
(by.ディオ・ブランドー:ジョジョの奇妙な冒険第三部 より)

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超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第三部 18.DIO(覚醒版) (荒木飛呂彦指定カラー)

時間停止能力を持つ不老不死の吸血鬼に自分の頭上からロードローラーが叩きつけられるのと同じぐらいの恐怖であろう……!

柴田容疑者は、こうした事故を幾度と無く繰り返しておきながら、そのたびに持病を隠蔽して重機を運転し続け、しかも薬を飲んで持病の発作を抑える努力も怠っている。犠牲になった子供たちのためにも、真面目に癲癇の発作と戦っている人達のためにも、甘い顔をせずに断罪すべきだと思う。


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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児童6人死亡 免許取得「生活のため」 事故当日、睡眠4時間未満
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110504-00000098-san-soci
posted by 只今(橘カヲル) at 12:31| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感:事件 | 更新情報をチェックする
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