その後、少年は老人を『陳老師』と仰ぎ、親の仇を討つために『超人拳』習得を目指して厳しい修行を重ねて逞しく成長し、ついに超人拳法の極意である102種類の技『超人一〇二芸』(ちょうじんひゃくにげい)をマスターした。
その暁に少年=ラーメンマンは陳老師より
「よーしラーメンマンよ。お前は今日から美来斗利偉・拉麺男と名乗るがよい!!」
(by.陳老師:闘将!!拉麺男 より)

ラーメンマン
『美来斗利偉・拉麺男』(ビクトリー・ラーメンマン)の名を授かり、以後は悪人に虐げられる人々を救うために活躍するようになることを、ご存知の方も多いことだろう。
さて、延々とこのような話を書き続けてきたのは……。
ラーメンマンひちょり、中華街でド派手入団会見
(デイリースポーツ)

Yahoo!ニュースより
日本ハムファイターズからフリーエージェント(FA)移籍した横浜ベイスターズ・森本稀哲(もりもと ひちょり)外野手の入団会見が、横浜中華街の観光スポット『媽祖廟』(まそびょう)で行われた。この会見に森本選手は写真のように漫画『キン肉マン』の人気キャラクターであるラーメンマン(※)の扮装をし、獅子舞や中国楽器のリズムに乗り登場するというパフォーマンスを見せ、集まった多くのファンから声援を受けたとのこと。
森本選手といえばファイターズ時代から数限りないパフォーマンスを行なって喝采を浴びていることが、野球ファンの間では良く知られている。独自の言動によってパフォーマーとして名を馳せた心の師、新庄剛志氏に倣ってのものだとか。その全てを紹介するのは紙幅の関係もあって難しいので、下のリンク先でご確認いただければ幸いである。
森本稀哲 > 3 人物・エピソード > 3.1 パフォーマンス
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E6%9C%AC%E7%A8%80%E5%93%B2#.E3.83.91.E3.83.95.E3.82.A9.E3.83.BC.E3.83.9E.E3.83.B3.E3.82.B9
プロ野球とは客が金銭を支払って球場に足を運んで観覧する興行であるが、今回のパフォーマンスを一般の会社で例えれば「会場に来てくれた人に粗品としてボールペンやタオルを配ったら喜ばれた」とするとイメージしやすいかもしれない。
それでは、なぜ来場者は喜ぶのか? なにも来場者はタダでボールペンやタオルが手に入ったので喜んでいるのではなく「私のためにここまでしてくれるのか」という会社側の心意気に共感している部分が大きいと私は考えている。
このたび集まったファンが森本選手に声援を送ったのも、成績が振るわず、身売りの話まで飛び出したベイスターズに入団してきた抱負を「一生懸命、楽しいプレーを率先して、横浜にいい風を吹かせて、いい流れで1年間やりたい」と語った森本選手の心意気に共感したためではなかろうか。
パフォーマンスのみならず本業の野球でも最善を尽くすことを宣言した森本選手は、来シーズン終了後には『美来斗利偉・稀哲』(ビクトリー・ひちょり)の名を授かっているかもしれない!? いずれにしても期待したい。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。

※『闘将!!拉麺男』(たたかえ!!ラーメンマン)は『キン肉マン』のスピンオフ作品。
ラーメンマンひちょり、中華街でド派手入団会見
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101211-00000027-dal-base