2010年08月22日

あなたの部屋に『耐震避難カプセル』はいかが?

9月1日は防災の日。この日が1923年(大正12)9月1日に発生した関東大震災の発生日であることと、台風の襲来が多いとされる二百十日にあたることに因む。よって、この日が近づくと例えば大規模な防災訓練などが各地方自治体などで行われたり、スーパーや百貨店などで保存食などの防災関連グッズの取り扱いスペースが増やされたりする。

テレビでもタンスでも飛んでこい、絶対安全
(読売新聞)

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yahoo!ニュースより

さて、写真に写っている半球形をした小型の“かまくら”のような物体。これも新手の防災関連グッズなのだ。在宅中に大地震に見舞われたとき、倒壊してくる家具や柱、壁などから身を守るために逃げ込むために使用する、その名も『耐震避難カプセル』。和歌山県由良町衣奈のお好み焼き店経営・大川勝義さん(69)が2年がかりで試作品を完成させたもの。

東京の業者と何度も遣り取りしてデザインを固め、特許も取得した本格派。材質は繊維強化プラスチック(FRP)を採用し、直径および高さ1メートルの半球形で幅50センチの入り口が2か所ある。肝心の耐圧は500キロあってタンスやテレビが飛んできても安全が確保できるという。重さは15キロだから持ち運びもできるのもポイントだ。スケールアップさせれば、集団での避難場所にも応用できるとのこと。

着眼点は面白い。例えばあの阪神・淡路大震災において、死因が明確な方のうちの66%は、倒壊した建物や家具の下敷きになっての窒息および圧死だという。外傷性ショック、頭部損傷、内臓損傷、頸部損傷による犠牲者も含めればもっと多くなるだろう。

参考:SAFETY JAPAN[日経BP社]
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/report/14/

だから地震発生時には、火の始末と共に「机やテーブル、ベッドといった丈夫な家具の下に身を寄せる」ことが指導されているのだ。

『耐震避難カプセル』は強度面では申し分ないようだし、内部に水やラジオ、非常食などを持ち込めるスペースもあるとのことなので、救出までに多少時間がかかっても凌げるはず。直径および高さ1メートルの半球形では居住性は良いとはいえないだろうが、倒壊家屋などの下敷きになった人が

「そのうち『マジェント・マジェント』は 待つ事と 考える事をやめた」
(ジョジョの奇妙な冒険第七部 スティール・ボール・ラン:ナレーションより)

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STEEL BALL RUN vol.16―ジョジョの奇妙な冒険Part7 (16) (ジャンプコミックス)

状態にならなくてもよい人命救助のリミットとされる地震発生後72時間を耐え凌げればよいという考え方であれば有りなのではないか。

もちろん「本当に大地震に見舞われたとき、とっさに幅50センチの入り口に潜り込む時間的余裕があるのか?」といった疑問が湧くのは事実だが…。この辺は今後の検討課題かな?


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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テレビでもタンスでも飛んでこい、絶対安全
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100822-00000302-yom-soci
posted by 只今(橘カヲル) at 21:33| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感:地域 | 更新情報をチェックする
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