2010年08月19日

紅葉から四葉のクローバーへ(高齢運転者標識のこと)。

高齢運転者標識とは、70歳以上のドライバーが車を運転する際、車体の前後に付けることが定められているステッカーのこと。その色や形状から、初心者運転標識(若葉マーク)に対して「もみじマーク」と呼ばれている。しかし「枯葉のようだ」といった不評が寄せられたため…。

新デザインは「クローバー」=高齢者運転マークを一新へ-警察庁
(時事通信)

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時事通信より

もみじマークに代わる新たなマークとして、上の写真のような四葉のクローバーとシニアの「S」を組み合わせた新たなデザインのマークに変更することが警視庁より発表された。もみじマークも当分の間、使用できるものの、今後は道路交通法施行規則を改正し、年内にも新マークを導入するそうだ。

うーん、少々ピントがずれている気がしないでもない。健康食品を筆頭とするアンチエイジング(抗老化)関連商品がTVの通販番組の定番であることや、フィクションの世界で年配の登場人物による

「年寄り扱いするな」
(イアン・ヴァスティ:機動戦士ガンダムOO より)

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的なセリフを数え切れないほど聞くように、日本では、一定以上の年齢を超えると加齢=悪という図式¥が成立してしまうのが一般的なのである。高齢運転者標識が不人気なのは、それを車体に貼ることは自らを年寄りと公言しているに等しいからであろう。紅葉だろうが四葉のクローバーだろうが、デザインをいくら工夫しようとも、進んで車体に貼るのは抵抗があるという人は多いと思われる。

しかし個人差があるとはいえ、加齢による身体能力の低下は誰にでも起こりえるもの。それを認めたく無いから「年寄り扱いするな」というのは、「子供扱いするな」というセリフを発するのが往々にして精神的・肉体的に子供であるのと同根である。端的にいえば単なる我侭だ。

紅葉でも四葉のクローバーでもいいが、個人の我侭を認めず掲示を義務付けていくようにしていくのが筋ではないだろうか。それが結局、高齢者の身を守ることに繋がると思う。


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新デザインは「クローバー」=高齢者運転マークを一新へ―警察庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100819-00000029-jij-soci
posted by 只今(橘カヲル) at 23:59| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感:社会 | 更新情報をチェックする
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