2010年06月10日

甲羅に「カメデス」の落書きをされた亀が!

武田氏滅亡後、豊臣秀吉の命により築城された甲府城は、鶴が羽を広げた姿に似ていることから舞鶴城とも呼ばれた。現在では城址の一部が舞鶴城公園となって市民の憩いの場となっているだけでなく、甲府駅より近いことから観光客の姿も多い。

そんな舞鶴城公園の堀に2週間ほど前から奇妙な目撃情報が寄せられていた。「奇妙」といっても

「……………… なにって その… この池のカメが冬眠から さめたみたいなんでみてたんです カメって ちょっとニガテなもんで さわるのも恐ろしいもんで…… その怖さ 克服しようかなァ~と思って」
(by東方仗助:ジョジョの奇妙な冒険第四部 より)

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超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第四部 15.東方仗助 (荒木飛呂彦指定カラー)

リーゼント頭で改造学ランを着た大柄の高校生がカメを触って遊んで(?)いた、という話ではなく…。



なんと舞鶴城公園の堀で、甲羅に白いペンキのようなもので「カメデス」と落書きされたカメ(体長約30センチ)が見つかったとのこと。

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毎日新聞より

公園を管理する山梨県都市計画課の担当者は「なるべく早く保護して落書きを消したい。絶対にまねをしないでほしい」と訴えているそうだ。 同公園にある約7000平方メートルの堀にはカメやコイが多く生息しているが、野鳥と同じ扱いで所有者がいないため、器物損壊などの罪に問うのは難しそうだという。

「あれ、動物愛護法とかで罪に問われるんじゃないの?」という方がいるかもしれない。しかし動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護法)で守られる「愛護動物」にあたるのは以下のとおりなのである。

(1)牛、馬、豚、綿羊、山羊、犬、猫、家ウサギ、鶏、家鳩及びアヒル
(2)人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するもの

つまり(1)で挙げられている11種以外で同法律が適用されるのは「人が占有している動物」で「哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するもの」なので、例えば一般的な野鳥やペットの両生類・魚類、そして今回のような落書き亀は動物愛護法の対象にはならない。

また鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護法)での保護対象は野生の鳥類と哺乳類なので、爬虫類である落書き亀はやはり保護の対象とはならない。

いわゆる絶滅危惧種のカメであれば、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)や絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(野生動植物保存法)で守ることもできる。だが、そうでないフツーの野生亀であれば落書きぐらいだと法的に罰するのは難しい模様だ。

もちろん、だからこそ人々のモラルが問われるともいえる。皆さんは、こんな情けないイタズラなどしないでいただきたい。


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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カメ 甲羅に落書き「カメデス」 甲府の舞鶴城公園
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100610-00000002-maip-soci
posted by 只今(橘カヲル) at 22:59| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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