2010年03月21日

戸越公園『インフィニ』の「まぜそば」に、新たなムーブメントの可能性を見る。

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東急大井町線・戸越公園駅

三連休なのに浮いた話の一つもない悲しみを乗り越え(笑)、東急大井町線・戸越公園駅までやってきた。目ぼしい施設といえば駅名の由来となった品川区立戸越公園ぐらいで、同駅周辺は基本的に閑静な住宅街である。

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インフィニ(ラーメン / 戸越公園、中延、下神明)

同駅を降りて南下し、イトーヨーカドーの建つ通りを進むこと徒歩数分、住宅地の一角にある戸越公園よりも遥かに小さな児童公園のおおよそ斜向かいに店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『インフィニ』さんが今回の目的地。

ものの本によれば同店は、つけ麺の名店として名高い『六厘舎』さんから独立したインターネット通販専門店『infinitus0』(インフィニタス・ゼロ)が、評判を呼んだことで開店させたリアル店舗とのこと。そのため、あくまで同店の正式店名は『infinitus0』で『インフィニ』はニックネームのようなものなのだとか。

剛山金乗院平間寺(こんごうさん きんじょういん へいけんじ:正式名称)と川崎大師(通称)の関係に近いものがある(?)。

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店内の様子

それはさておき、店内はカウンター席がいくつかあるだけの小規模店舗。なぜか店内にはサッカー日本代表のユニフォームを始めとするサッカー関連のアイテムが所狭しと並べられている。おそらく店主の趣味なのだと推察する。

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メニュー

メインのメニューは2種類のみという潔さ。調理に集中できるというメリットがある反面、その味が受け入れられなかった場合のダメージは大きい。インターネット通販による実績が、この決断を可能にしているのだろう。

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インフィニのまぜそば(750円:税込)

こちらが当店自慢の、インフィニのまぜそば。ご覧のとおり、ラーメンには不可欠なスープが存在しない。つけ麺のように浸け汁が別途用意されてもいない。これは「まぜそば」の名が示すとおり、丼の底に少量入れられた濃いタレを麺と和えて食べる。元々「油そば」と呼ばれてマイナーな部類に属する料理だったが、つけ麺同様、ラーメンの新たな可能性として注目を集めている。

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茶褐色のタレが、茹で上げられた太目の麺によく絡む。タレは牛骨をメインにダシをとっているそうだが、出来のよい牛骨と見えて、野趣はあるが下品な味にはなっていない。「麺を食わせる料理」なので麺の量は結構多いのだが、出来のよいタレのおかげで美味しく胃に収まっていく。

具はお約束の煮豚以外はモヤシ・ニンニクチップ・削り節と個性派ぞろい。面白いのは削り節で、まぜそばはラーメンの派生商品故に味の根幹は中華風なのだが、削り節と一緒に食べると一転して和風のテイストになる。

個人的には、同店のまぜそばは徹底的にマゼマゼするのではなく、軽く和えるだけに留めて一口ごとに味の違いを楽しむのが良いと思う。なお今回写真を撮り損ねたが、卓上にはニンニクチップや揚げ一味唐辛子といった薬味もあるので、自分なりのテイストを見つけるのも良いと思う。

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完食!

つけ麺も、最初は物珍しさが先行していたが各店で研究が重ねられた結果、味のブラッシュアップがなされ、専門店が出現するまでになった。まぜ麺も『インフィニ』さんのような店が増えれば新たなムーブメントになると感じた。皆様も一度お試しあれ。





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posted by 只今(橘カヲル) at 22:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:ラーメン | 更新情報をチェックする
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