2009年10月16日

「気球に乗らなかった」少年

アメリカはコロラド州フォートコリンズでのこと。竜巻の研究を行なっているアマチュア発明家のリチャード・ヒーン氏は、米ABCテレビの視聴者参加番組に出演するなどしており地元では知られた存在だった。そんなリチャード氏が自作した気球が如何なる理由からか上空に飛び立ってしまった

それだけならまだしも「気球には6歳になる同氏の息子さんが乗っている」との情報もあったことから、ヘリコプターによる救助活動やテレビの生中継などが行なわれるなど大騒動となった。しかも軟着陸した気球には人影が見当たらず、一時は同氏のご子息=ファルコン・ヒーン君の安否が心配されたが…。



「気球に乗った」お騒がせ男児、自宅で無事発見
ロイター

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ロイターより

ファルコン君はヒーン氏宅の屋根裏で無事発見された、と記事は伝えている。なんでもファルコン君は父親に叱られたため隠れていたのだという。騒ぎが大きくなってしまい、出て来れなくなってしまったのだとか。なんともお騒がせな話で、怒りの声も寄せられているとのこと。ただファルコン君の心理も理解できるので、一概には責められない。

古代中国の兵法書『孫子』に「囲師(イシ)ニハ必ズ闕(カ)キ、窮寇(キュウコウ)ニハ迫(セマ)ルコトナカレ」との一節がある。現代語訳すれば「(敵を)包囲したら必ず逃げ道を開けておかなければならない。窮地に追いこんだ敵に攻撃を仕掛けてはならない」といったところ。精神的・物理的に追い詰められた人間は、時に思いもよらぬ行動に出るものだからだ。

なにはともあれ幼子の命が無事だったのである。あまり問い詰めることなく

「安いもんだ、腕の一本くらい…無事でよかった」
(byシャンクス:ONE PIECE より)

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Portrait.Of.Pirates ワンピースシリーズNEO-4 赤髪のシャンクス

ぐらいのセリフで締めるのが、大人の対応というものかも!?


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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はぐれ気球に6歳男児?=自宅で保護、一時騒ぎに-米西部
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091016-00000024-jij-int
posted by 只今(橘カヲル) at 22:06| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(2) | 雑感:海外 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんかこの家族の「自作自演」説もでているようで…個人的には両親は途中で家の中にいるのに気づいたけど話が大事になりすぎていうに言えなかったとかじゃないかと予想…
Posted by 記号士 at 2009年10月17日 11:14
>記号士 さん
自作自演で確定のようです。なんとも人騒がせな話ですよね…。
Posted by 只今@管理人 at 2009年11月21日 16:30
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