甲子園の新レストラン HR着弾でタダ
(デイリースポーツ)
今期の阪神戦で、ホームランボールが同店内へダイレクトに飛び込む、もしくはスコアボードに着弾してから飛び込んだ場合、その時間までに同店で飲食したファンがレシートを提示すれば料金を全額返金するというのだ! しかも対象はタイガースの選手に限らず、相手チームの選手でも可というのだから剛毅なことだ。記事中のシミュレーションによれば、返金額は総額およそ50万円ほどになるとか。
…と、少し聞いただけでは随分と大盤振る舞いのサービスのように感じられる。思わず興奮してしまうが、記事中の以下の部分を読むと相当冷静になれる。
店内に飛び込むには150メートル級の飛距離が必要で、昨季に関しては“該当打球”はないものとみられる。
「そうカーズ きさまは『これも計算のうちかJOJO』…という」
(byジョセフ・ジョースター:ジョジョの奇妙な冒険第二部 より)

ジョジョの奇妙な冒険 (12) (ジャンプ・コミックス)
「これも計算のう……」ハッ∑(゚ロ゚〃)
閑話休題、要するに、推定飛距離150メートル級の“該当打球”などめったに無いことを「計算のうち」で、このようなサービスを開始したのだろう。
では、どのぐらい「めったにない」のか? 同じ野球場を例に挙げよう。阪神タイガースの宿敵・読売ジャイアンツの本拠地である東京ドームには、外野のフェア地域にある懸垂物に打球が当たった、もしくは挟まった場合(推定飛距離150~160メートル)に「認定ホームラン」とする特別ルールがある。
しかし東京ドーム約20年の歴史の中で、認定ホームランは下記の2例しか無い。『ココナッツガーデン』の大盤振る舞いは、確率的には10年に1度あるかないかの珍事だといえるのかも!?
・1990年6月6日、日本ハム対近鉄戦で近鉄のラルフ・ブライアント選手が日本ハムの角盈男投手(共に当時、以下同)から記録。
・2008年6月7日、巨人対ロッテ戦でロッテのフリオ・ズレータ選手が巨人のエイドリアン・バーンサイド投手から記録。
とはいえ、こうなると誰が“第一号”を放り込むかに注目したいところである。
(⌒-⌒)
◆最後までお読み頂きありがとうございました。

甲子園の新レストラン HR着弾でタダ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090407-00000016-dal-base
それだけの長打がでれば試合も盛り上がるだろうけどさらにプラスアルファが。
まあそれを狙いにいく選手とかまでいたらさらにおもしろいですけれどもww
関西テイスト満載のアイデアだと思います。あとはどれだけ集客に結びつくかですが、今期の結果を期待しましょう!