家族三人での在留特別許可は下りることなく、三人とも強制退去か、それとも娘ノリコさんのみ超法規的措置で残るか、との二者択一の末、ノリコさんのみ残るという結末になった。
本来なら三人とも強制退去処分が下されるところであるがノリコさんの在留が許可されただけでなく、今月17日には強制送還されるべきところ、ノリコさんの学校の始業式を見届けられるよう、両親の強制退去は四月になってから行われるというから、日本政府としては大盤振る舞いの譲歩をしたといえる。
本件で印象的だったのは、一部マスメディアと一家の弁護士を始めとする支援者らがノリコさんのみをひたすら前面に押し出して悲劇のヒロイン扱いし、最高裁でも判決の出ているカルデロンさん一家への強制退去処分をなんとしてでも覆そう、不法入国を御破算にしようと活動を続けたことだ。
だが彼らが、ノリコさんの両親が他人名義のパスポートを使い日本に不法入国・不正滞在した事実をノリコさんへの同情論・感情論を前面に押し出して隠匿しようとすればするほど
「虚構に逃げて、真実をごまかしてきたのね」
(by綾波レイ:新世紀エヴァンゲリオン より)

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といわんばかりに、世間が彼らの論理的矛盾点に気づいて指摘し、政府の理性的な対応を支持するようになってしまったのは皮肉といえるだろう。
閑話休題、法務省では今回の措置について「出入国管理行政の根幹を揺るがす極めて悪質なものであり、他の不法滞在者への影響をも考慮した」と説明している。今後、このようなケースが再び起こった場合、日本政府は超法規的措置どころか問答無用の強制退去処分を下すかもしれないとも考えられる。なぜならまた“自称支援者”と“一部マスコミ”のタッグが世論の煽動にかかるとも限らないからだ。
彼らの思惑は、失敗どころか完全に裏目に出たのかもしれない。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
のり子さん残し父母のみ帰国へ カルデロン一家
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090313-00000562-san-soci

