だが公務員である消防士とは違い、消防団員は詰まるところボランティアなので近年では団員の確保がままならないケースがあるという。
安めぐみが女性消防団キャンペーンPR「タレントじゃなかったら入団してたかも」
(オリコン)

オリコンHPより
この状況を打開しようと、タレントを起用して女性の消防団員を増やすためのアピールをするという初の試みが総務省消防庁の主催でJR東京駅近くの複合ビル内にて行われた。「なぜわざわざ女性に限定するの?」と思ったが、総務省消防庁によれば、女性の消防団員は年々増えており、全国で約1万7千人が活躍しているのだとか。
女性消防団員入団促進キャンペーンイベントの開催(PDF)
総務省消防庁HPより
ゲストとして呼ばれたのはタレントの安めぐみさんと、俳優の松田悟志さん。消防団員募集のPRビデオにも出演している安さんは「消防団は力仕事のイメージがあるけど、女性でも無理なく活躍できる」とアピール。「タレントじゃなかったら入団してたかも。今でも悩んでます」というコメントはリップサービスであろうが、まぁ目くじらを立てるほどではないだろう。
一方で映画『252 生存者あり』でハイパーレスキュー隊(東京消防庁消防救助機動部隊)隊員役で出演した縁で登場した松田悟志さんは、イベント会場に集まった女性ギャラリーに向け「女性団員ならではの安心感があると思う。優しさ、緻密さ、丁寧さを武器に活躍してほしいです」と丁寧にコメント。かつて
「できもしない事に首を突っ込むなって事だ」
(by秋山蓮=仮面ライダーナイト:仮面ライダー龍騎 より)

ハイパーヒーロー シリーズNo.076 仮面ライダーナイト
などと皮肉たっぷりに言い放っていたころの面影は微塵も感じられないが、意識不明となった恋人を救うために仮面ライダーとして戦っていたころは精神的に余裕が無かったと推察されるので、むしろこちらが彼本来の姿なのだろう。
閑話休題、日本全国に消防本部が置かれている現状では、消火活動のための消防団員は以前ほど必要ではないという意見には一理ある。だが消火活動の補助要因といった硬直した役割ではなく、災害救助ボランティアとしての消防団員は必要であると自分は考える。火災に限らず災害時の対応には得てして人海戦術が要求されるからだ。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。

安めぐみが女性消防団キャンペーンPR「タレントじゃなかったら入団してたかも」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090210-00000001-oric-ent
自分の知己が消防団員ですが、地域活動の一環として半強制的に参加させられているようです。それぐらいしないと団員が集まらないのではないでしょうか。