2008年09月18日

飢餓と貧困から世界を救うため、世界レベルでの“明治維新”を

自分が子供のころから、提言され続けている問題。しかし、未だに抜本的な解決策が見出せない問題。それが世界各地で飢餓に苦しむ人々の救済である。


このような写真を見ると、飢餓に苦しむ彼らの口から

「お前……泥を食ったことがあるか? 泥だよ、俺は何度も食ったぜ。食い物が手に入らなかった時にな。俺の口の中には、まだ泥の味が残っている…」
(by浅倉威=仮面ライダー王蛇:仮面ライダー龍騎より)

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装着変身 仮面ライダー王蛇

といったような言葉が聞こえてくるようで、胸が痛む。

飢餓の原因は戦争、貧困を始めとして様々あるが、昨今の情勢変化により、食料価格の高騰もその一つとなってしまっている。

国連食糧農業機関(FAO)によると、食糧価格の高騰により、世界各地で深刻な飢餓に苦しんでいる人の数が8億5000万人から9億2500万人に増加したそうだ。原因として(最近は下降線にあるけれども)原油価格の高騰が挙げられているが、例えばBRICsのような新興国で食肉の消費が増大しているのも一因なのだそうだ。

食肉の消費が増大すれば食肉の元となる牛・豚・鶏などの飼育量を増やさねばならず、これらのエサとして穀物の消費量が増大し、結果として穀物価格を押し上げているという。

一説によれば、1キロの食肉を得るために必要な穀物飼料は以下のとおり。

鶏肉1キロ=穀物飼料4キロ
豚肉1キロ=穀物飼料7キロ
牛肉1キロ=穀物飼料11キロ

さらにバイオ燃料の利用拡大も食料価格の上昇に寄与しているというから皮肉なことだ。近い将来に枯渇するであろう化石燃料の代わりとしてトウモロコシなどを原料とするバイオマスエタノールといった新燃料が開発されており、将来が嘱望されている。しかしバイオ燃料は植物を原料としている故に、需要が2倍になったからといって生産量も即座に2倍にするのは作付面積などの問題から難しい。それが原料となる穀物の価格上昇に繋がってしまっている。

そして相変わらず戦争、紛争、貧困、政治的・宗教的・民族的対立といった要因も飢餓を生み出している。FAOのディウフ事務局長は「食糧生産を倍増させ飢餓をなくすためには、年間300億ドル(約3兆1500億円)の投資が必要だ」とし、この投資額は、各国が軍事費や農業に支出する金額に比べると「ささやかなものだ」と述べたとのことだ。

しかし皆さんもご存知のとおり、世界とは複雑怪奇に絡み合った糸のようなものになってしまっている。飢えも貧困も無い世界が良いことは皆が知っているし、一刻も早くそんな世界が訪れることを大多数の人が望んでいる。しかし短期での実現は困難な情勢だ。

それでは、飢えや貧困の無い世界の実現は不可能なのだろうか? そんなことは無いはずだ。日本の歴史を振り返ってみれば、その昔は山口県(長州)と鹿児島県(薩摩)が連合を組んで東京都(江戸)に攻め入るようなことが現実に起こっていた。21世紀の現在では笑い話にしかならないようなことだが、つい百数十年前まではそれが当たり前の世の中だったのだ。

だが1853年の黒船来航から1868年の明治新政府設立までは僅か15年。たった15年で驚天動地の大改革“明治維新”が成し遂げられた。前例がある以上、それが世界レベルの改革であっても不可能ではないはずだ…と信じたい。


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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posted by 只今(橘カヲル) at 21:43| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感:海外 | 更新情報をチェックする
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