2016年01月17日

『2016年 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』レポート

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会場の様子

新春恒例、京王百貨店新宿店の駅弁大会『元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』レポート。今年は休日出勤の帰りに寄り道(毎年このパターンだなあ……)。では今回の“戦利品”のご紹介。

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印籠弁当(1080円:税込み)

まずは水戸駅・印籠弁当。茨城県水戸の有名人といえば常陸水戸藩の第2代藩主で名君の誉れ高い徳川光圀。光圀公の官位が中納言、中納言の唐名が黄門だったため、別称を水戸黄門という。

それはさておき、テレビドラマ「水戸黄門」でお馴染み三葉葵の紋所が入った印籠を模した楕円形のプラスチック製容器は、二段重ねの重箱になっている。下段は貝・鶏肉・蛸・錦糸卵などが載った炊き込みご飯、上段は梅の名所である水戸偕楽園に因んで青梅の甘露煮や豚肉の梅和えなどが用意されている。

それぞれの食材が生かされた、あっさり系で飽きのこない美味しさ。また楕円形の容器は手に馴染んで持ちやすく、スペースが限られる列車内での食事にはありがたい。

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鮑の炊き込みめし(1400円:税込み)

お次は小淵沢駅・鮑の炊き込みめし。二枚貝の形に編まれた竹籠容器が秀逸。上蓋を開けると薄紙に包まれた白いトレーがあり、その中に貝の炊き込みご飯・エリンギやゴボウ、馬肉といった煮物類、デザートに巨峰寒天餅が入り、トドメに鮑の煮貝が2つ入る。

メインディッシュとなる鮑の煮貝は小ぶりではあるが、味は濃厚で楽しめる。オカズとなる各種煮物も良いお味。少々割高なのと、容器が嵩張るのが難点ではあるが、容器は持ち帰って小物いれにしてもよし。

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しゃもじかきめし(1200円:税込み)

そして広島駅・しゃもじかきめし。特徴的な杓文字(しゃもじ)型容器の中に牡蠣飯を入れ、その上に錦糸卵・紅生姜・青海苔を散らして牡蠣の煮物を3個載せる。更に牡蠣フライと牡蠣の味噌和えが1個ずつ入り、紅白なます、じゃこ煮、広島菜漬が添えられる。

弁当の宿命でご飯もオカズも出来立ての温かさは無いのだが、そんなハンディキャップを微塵も感じさせない牡蠣好き大満足の美味しさで、私のお気に入り駅弁のひとつ。押しも押されもせぬ広島駅を代表する駅弁だが、10月頃から翌3月までの期間限定発売なのでご注意を。

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ひっぱりだこ飯(1000円:税込み)

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※会場内の販売ブースにあった断面模型

最後は西明石駅・ひっぱりだこ飯。蛸壺をイメージした焦茶色の陶器を入れ物として醤油味の炊き込みご飯を入れ、マダコの旨煮や穴子の時雨煮、蛸の揚げ蒲鉾などがオカズとして参戦する。身が引き締まっているけれど柔らかい蛸の味は秀逸で、これも私のお気に入り駅弁のひとつ。

なお掛け紙に電子レンジでの加熱が推奨されているが、加熱するとオカズとして入っている味付け菜の花の良い香りが広がり、食欲を刺激するのでお試しあれ。


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2015年01月18日

『2015年 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』レポート

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会場の様子

毎年恒例になりつつある、京王百貨店新宿店の駅弁大会『元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』レポート。今年は休日出勤の時(涙)に訪れてはいたものの、仕事の都合でレポートを書く時間がなく、今日までズレ込んでしまった。では今回の“戦利品”のご紹介……。

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炙りあなごめし(1300円:税込み)

まずは広島駅の穴子駅弁『炙りあなごめし』。経木の長方形容器に醤油飯が詰められ、炙り穴子が載り、付け合せに少量の広島菜漬が添えられる、というシンプルな構成。

柔らかく、フンワリと焼き上げられた穴子に薄口の蒲焼きタレが掛けられており、とても上品なお味。単体で考えれば美味しいのは間違いないのだが、広島には宮島口駅の『あなごめし』という、穴子駅弁の代名詞があることを思うと……。

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ぶりかまめし(1100円:税込み)

お次は富山駅の冬季限定駅弁『ぶりかまめし』。底の深い楕円形の発泡剤容器に酢飯を詰め、その上にワカメ。白エビ・ショウガを敷き、煮込んだブリのカマ(魚の胸ビレ周辺)が乗っている。

ブリカマの圧倒的な存在感と美味しさだけでも驚きだが、非常に柔らかく煮こまれており、箸で苦もなく解体できるのが嬉しい。生臭さも無く、魚好きには堪らない逸品と思われるが、骨のカケラにはご注意を。

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鶏めし(880円:税込み)

そして秋田県大館駅の『鶏めし』。長方形の発泡剤容器の中に味付けご飯が敷き詰められ、その上にはメインディッシュとなる鶏肉の甘辛煮や、そぼろ玉子などが乗せられる。オカズはガンモドキ、鶏肉のツミレ、シイタケの甘露煮など。

ご飯も鶏肉も旨味と甘味があり、全国津々浦々にある鶏駅弁の中でも一押しする人が多いのも納得。また標準的な駅弁より、ご飯の量が多くて満腹感が得られやすいのもポイント。

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湖北のおはなし(1150:税込み)

最後は滋賀県米原駅の『湖北のおはなし』。唐草模様の紙風呂敷を開けると、簾(すだれ)をフタ代わりにした容器が出現。中は季節ごとに具が代わるおこわ、鴨ロース、小芋、玉子焼き、鶏肉、栗、エビ豆、ネギのヌタ、コンニャク、ヤングコーン、ヤマゴボウなど。なお、おこわの端にある「5」の目が上になった紙サイコロの中には飴玉が入っている。

ぶっちゃけ「地元の名物が一通り詰まった幕の内弁当」なのだが、特筆すべきは、おこわの下に桜の葉が敷かれていること。これにより、おこわに桜餅のような香りと味が付加されているので、外見から味を想像しつつ口に入れると、良い意味で不意打ちを受けるのだ。米原駅で一番人気の駅弁に選ばれるのも納得の美味しさである。



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2014年01月13日

『2014年 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』レポート

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会場の様子

新春恒例、京王百貨店新宿店の駅弁大会『元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』の会場に今年もやってきた。三連休と重なり、かつ天候に恵まれたこともあって場内は大盛況。輸送駅弁(全国から輸送されて会場に届けられる駅弁)、実演駅弁(会場で調理・販売される駅弁)の両コーナーともに黒山の人だかりだった。

無論、総ての駅弁を購入・実食など夢のまた夢。やむなく昼食、夕食用の2つのみ購入して帰路についた。

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牛肉どまん中(1100円:税込み)

まずは牛肉駅弁の大定番、山形県は米沢駅の『牛肉どまん中』。底が深めの発泡剤容器に山形県産米「どまんなか」の白ご飯が敷き詰められ、その上を特製ダレで味付けされた牛そぼろと牛肉煮が覆い尽くす。その他のオカズは小芋煮・人参煮・昆布巻き・玉子焼き・カマボコ・大根のさくら漬け(コンビニ弁当の付け合せでお馴染み)だが、あくまで添え物程度で、主役は牛肉と白ご飯。

牛肉自身の美味しさもさることながら、牛そぼろと牛肉煮という、大きさと調理法の異なる二種類の牛肉で食感に変化がつき、結構な量であるにも関わらず最後まで飽きること無く食べられる傑作駅弁。本大会では北海道・森駅の『いかめし』に次ぐ第2位の売上を誇るそうで、料理人である私の父もお気に入りの一品。

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おたる海の輝き(1260円:税込み)

もう一品は魚介系、北海道・小樽駅の『おたる海の輝き』。(重箱をイメージした?)柄付きの発泡剤容器に酢飯を入れ、その上からイクラ・ウニ・シシャモの卵・シイタケ・玉子焼きなどを一面に敷き詰める。「海の輝き」とは良く名づけたもので、これほどまでに美しく輝くような見栄えの駅弁には、そうそうお目にかかれない。彦摩呂さんならずとも「味の宝石箱や〜」と感想を述べたくなるというものだ(笑)。

もちろん味も見た目を裏切らない。各素材は新鮮で且つ確かな技術で味付けされており、酢飯との相性も抜群。生臭さなど微塵も感じる事無く、あっという間に完食してしまうことだろう。また見た目の華やかさから、奥様への手土産にしても喜ばれると思いますよ。

第2弾は……できるかなぁ。


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2014年01月05日

米子『米吾 吾左衛門鮓』さんの押し鮓に芸の細かさを感じ取るの事

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JR米子駅

境港での観光を終えた私は(前回エントリー参照)、翌日に米子(よなご)空港から帰京する関係で、この日は鳥取県西部にある米子に宿を取った。米子は鳥取・島根両県のほぼ中央にある位置関係から山陰の中核都市のひとつであり、JR山陰本線と境線・伯備線の分岐点に当たる交通の要衝でもある。

そして大都市で、かつ乗り換え客も多い駅は必然的に駅弁の需要も多くなるため、駅弁が発達する……。

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米吾 吾左衛門鮓寿司 / 米子駅博労町駅

そこでホテルにチェックインする前に、米子駅の改札外コンコースにある駅そば屋兼務の駅弁販売店で夕食代わりに駅弁を購入していくことにした。年初のため通常営業している飲食店が少ないためだ。駅前のAEONで値引きになった惣菜を購入するのは普段の生活そのままでちょっと侘しいし(笑)。

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吾左衛門鮓5切れセット(1150円:税込み)

購入したのは米子駅の名物駅弁である、吾左衛門鮓(ござえもんすし)の5切れセット。かつて鳥取藩の年貢米を取り扱っていた廻船問屋(海運業者)・米屋吾左衛門(こめやござえもん)の妻が、船子(従業員)のために作った弁当が起源という。

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写真左より鯖・蟹・鱒(腹身)・鱒(背身)・鯵

そして改良が重ねられて押し寿司(棒寿司)となり今に至る。駅弁としてのキャリアは数十年(それでもすごいけど)だが、料理としては江戸時代から約300年の歴史があることになる。

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米吾のHPによれば、米は鳥取県産のヤマヒカリを使用し、具となる各素材は産地を厳選、酢は種類ごとに配合を変え、更に特許を取った熟成解凍の技術も持ちられているという芸の細かさ。その手間隙は伊達ではなく、米は柔らかさを保ち、各素材からは生臭さが消えて旨味だけが残り、酢のキツい味もまろやかになった、とても美味しくいただける逸品となっている。

なお一本丸ごとバージョンが米子駅や米子空港などで売られているので、お土産にも最適な事を付け加えておく。ご購入されてみてはいかが?





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2014年01月03日

松江『一文字屋』さんにて「脇役の名演が主役の別の魅力を引き出す」のを学ぶの事

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松江城

全国に現在12しかない、そして山陰地方では唯一となる、江戸時代(またはそれ以前)の天守閣が現存する城として知られる松江城は、「千鳥城」の別名を持つ松江市のシンボル。今回の旅行で訪れて見たかったところのひとつだ。

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天守閣最上階の望楼より宍道湖と松江市内を望む

高層ビルなど無かった当時は、現代よりも更に城下が隈なく一望できたのだろう。ここから城下を眺めながら、歴代城主は何を思ったのだろうか……。

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一文字家弁当 / 乃木駅
※「一文字家」は駅弁の調整元。本社の所在地の関係で最寄り駅が乃木駅になっている

松江城で歴史ロマンを存分に堪能したのち、ホテルに帰ることにしたが、その前に夕食として駅弁を購入しようと、松江駅構内の改札外コンコース、同駅北口出口隣の駅弁販売店に立ち寄った。なにしろ正月なので通常どおりの営業をしていない(つまり店じまいをしている)料理店が多いのだ。そんなときでも、駅弁は強い味方になってくれる……。

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島根牛みそ玉丼(980円:税込み)

購入したのは、駅弁販売店でも横断幕(?)が掲げられるほどの人気商品である、島根牛みそ玉丼。「駅弁の甲子園」こと京王百貨店駅弁大会でも例年高評価を獲得しているので、松江駅弁を牽引する存在となっているようだ。私も以前に同大会の実演販売でこの駅弁を見かけ、今回の旅行での購入を心に誓っていた。

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さて発泡剤容器の蓋を開けると、奥出雲の天然醸造味噌と地元酒蔵の酒で甘辛く炊いた島根牛の味噌煮が、島根県産コシヒカリの銀シャリの上に敷き詰められ、さらに中央部に半熟卵が乗っている。ちなみに口直しとして桜漬け大根(大根を梅酢に漬けた漬物の一種。コンビニ弁当の添え物でおなじみのショッキングピンクのアレのこと)が付いている。

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牛肉の味噌煮は薫り高く、常温でもなお牛肉の持つ美味しさを損なってはいないが、味は――おそらくは意図的に――濃いめなので、そのままだと舌が少々疲れてくる。

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そこで半熟卵を割って、トロリと流れ出した黄身を牛肉にまぶして味をマイルドにする。というより黄身をまぶすのが前提だから、それに負けぬように味を濃いめにしていると推察される。

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ただ、いざ食べてみると黄身の味が加わることで単に濃い味が中和されるのでは無く、牛肉の味噌漬けが持つ別の魅力が引き出されるといった感じだ。脇役の名演技によって、存在感の強い主役の存在が周囲から浮くことなく、作品世界に良く溶け込むようになるといったところだろうか。

いずれにしても、駅弁大会で常に高評価なのも納得の美味しさ。皆様もお試しあれ。


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2013年01月21日

『2013年 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』レポート(Part4:怒涛の完結編)

昨日、またも京王百貨店の駅弁大会を訪れた。会期中4度めの来訪となる。我ながら熱心とは思うが、月曜日(21日)は天気予報では夜から降雪とのことだし、最終日の火曜日(22日)は会場が17時締めとなるので訪問は不可能。この日が実質的に最後のチャンスとなれば、自然と足が向くものだ……。

とはいえ一度に4〜5個の駅弁を平らげても平然としていた若き日の体力は既に無く(苦笑)、無理せず肉系と魚介系の駅弁を1つずつチョイス。どちらも今年の新作駅弁との触れ込みだったので購入してみた。

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厚切り牛たん弁当(1,300円:税込)

まず宮城県・仙台駅の『厚切り牛たん弁当』。本大会で先行発売の後、駅売店で販売を開始したのだとか。駅弁の牛タンといえば薄ーーっくスライスされているのが定番だが、この駅弁は牛タン専門店にも引けを取らない厚みの牛タンが5切れも乗った贅沢な一品。その他は麦飯、紅白はじかみ、万来漬、味噌南蛮と最低限のラインアップで「分厚い牛タンを食べてもらう」ことに特化した潔い駅弁。実演により会場内で焼かれる牛タンに食欲中枢を刺激されたのか、購入希望者による行列ができ、30分待ちの状態だった。

冷めると他の肉類よりも味の劣化が激しく、駅弁の食材として扱いが難しい牛タンで、一定以上の旨味と柔らかさを維持しているのは称賛に値する。ただ、やはり温かいほうが美味しいかな……。駅弁のレビューとしては邪道なのを承知で書けば、この駅弁は車内で食べるのではなく、購入して帰宅後にレンジでチンして旅の思い出に浸りながら食べるのが正しい用法のように思う。

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瀬戸内しらす物語(1,000円:税込)

こちらも今回初登場、広島県・広島駅の『瀬戸内しらす物語』。ドンブリ状の容器の中には、ご飯の間にシラスの山椒煮が挟まれ、さらにご飯の上に釜揚げシラスが敷き詰められている。そして注目したいのは、別添の温泉玉子、小イワシの天プラ、漬物2種、刻み海苔、ダシ醤油、イリコダシといった数々のトッピング。

シラスの乗ったご飯だけ食べても美味しいのだが、次に温泉玉子を割り入れてダシ醤油を掛けて食べ、最後にイリコダシを掛けてお茶漬け風にして食べるのである。まるで名古屋名物『ひつまぶし』のように、1度に3通りの美味しさが楽しめてしまうお得感満載の駅弁である。

列車内という狭い空間で食べる駅弁の宿命を考えると、温泉玉子を割りいれてダシ醤油を掛けるとか、別添のトッピングを食べる時までキープするスペースを確保しておくといった細かい手間暇を強いるのは辛いものがあるが、このお得感は捨てがたい。というより私は相当気に入ってしまった。広島駅弁の食材といえば牡蠣と穴子という印象があるのだが、第三極としてシラスが食い込んで来るか!?


全4回となった『2013年 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』レポートも無事終了。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
m(_ _)m


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2013年01月20日

『2013年 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』レポート(Part3:間隙強襲編)

新宿に所用があったのを良いことに、京王百貨店の駅弁大会を訪れた。これで今回の駅弁大会については都合3回目の来訪となる。今回は14時を少し回ったぐらいに到着したというタイミングが良かったのか、輸送駅弁(全国から輸送されて会場に届けられる駅弁。本大会で販売される駅弁の大部分を占める)販売コーナーが比較的空いていた。

そこで前回・前々回では攻略できなかった輸送駅弁の攻略に挑んだ。あまりにも種類が豊富すぎて、どれを選ぶか大いに悩んだのだが、写真映えも考慮し、容器に特徴のあるものをメインに3点ピックアップして帰路についた。

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上州D51弁当(900円:税込)

まずは群馬県・高崎駅の『上州D51弁当』。「じょうしゅうでごいちべんとう」と読む。高崎駅を起点とする上越線などで現在も運用されている、国鉄D51形蒸気機関車498号機を想起させる蓋付きの黒い円筒形プラスティック容器が秀逸。同車両のナンバープレートが描かれたリユース箸がついているのもポイントが高い。

内容的に目を引くのは、竹炭パウダーが炊き込まれて黒く染まったご飯。蒸気機関車の燃料である石炭に因んだと思われる。具は舞茸佃煮、榛名豚チャーシュー、鶏肉焼き、海老の含め煮、椎茸煮、タケノコ煮、カマボコ、栗甘露煮、かりかり梅、うずら玉子と多彩。各々の味も良く「特筆すべきは容器のアイデアだけ」で終わっていないのは、『だるま弁当』を筆頭に良質の駅弁を数多く世に送り出している製造元・高崎弁当株式会社(たかべん)の面目躍如。

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923形T5編成ドクターイエロー弁当(1,050円:税込)

次は兵庫県・新神戸駅の『923形T5編成ドクターイエロー弁当』。新幹線の線路や架線の状態をチェックする特殊車両『ドクターイエロー』の先頭車を模した陶器製容器の中に、車体色の黄色に因んだカレーピラフと、オムレツ、エビフライ、スコッチエッグ(茹で卵を挽肉で包みパン粉をつけて揚げた料理)サツマイモの甘煮、スパゲッティ、ニンジンの煮物、インゲンが入っている。

お子様ランチ的な内容なので子供への土産にも良いが、容器の底が深いために結構なボリュームがある上、容器が陶製のため重いし、なにより大人の舌にも耐えうる味なので、実は「鉄ちゃん」がメインターゲットか?

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稲荷寿し(500円:税込)

最後は愛知県・豊川駅および豊橋駅の『稲荷寿し』。歴史と伝統を感じさせる掛紙を外すと、容器の中には一般的なものよりも少々油揚げの色が濃い目のいなり寿司が7個入っている。これ以外は小パック入りの紅ショウガだけという至ってシンプルな構成。

だが、このいなり寿司が美味しい。味付けは濃く、甘い部類に入るのだが、後に尾を引くいやらしさが皆無。そして私は、これほど丁寧に油抜きされた油揚げで作られたいなり寿司を初めて食べた。スーパーやコンビニのいなり寿司しか知らない人には、ぜひ食べてみて欲しい。駅弁にしてはお手頃な価格もセールスポイントだ。



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2013年01月14日

『2013年 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』レポート(Part2:雪中行軍編)



東京・横浜で初雪が観測されるなど、東北から関東甲信を中心に大荒れの天気となった本日、休日出勤となったのを逆手に取り、仕事が引けてから新宿の京王百貨店に向かった。お目当ては同店で開催中の『元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』。大会初日に訪れてはいたのだが、食べてみたい駅弁が多すぎて1度での攻略は不可能だったため、会期中に何度か訪れることにしたのだ。

しかし「天候不順であれば客足も鈍るのではないか? 今日は比較的ゆっくり物色できるはず」という私の予想は、現地に到着して見事に打ち砕かれた。時間を掛けて輸送駅弁(全国から輸送されて会場に届けられる駅弁。本大会で販売される駅弁の大部分を占める)の攻略を目論んでいたものの、同コーナには既に会場外に溢れてしまうほどに行列ができていた。

行列に並ぶことも考えたのだが、降りしきる雪で交通機関に悪影響が出る危険性を考慮すれば早めに撤退するのが吉と判断。輸送駅弁の攻略は日を改めることとし、前回と同様に実演駅弁(会場で調理して販売される駅弁)から2つをチョイスして足早に帰宅した。

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前沢牛ローストビーフ肉巻にぎり寿司(1,250円:税込)

まずは岩手県・一ノ関駅の『前沢牛ローストビーフ肉巻にぎり寿司』。長方形の容器に、岩手県産ひとめぼれを酢飯とし、一口サイズにカットした前沢牛のローストビーフを乗せて握り寿司にしたものが5貫入り、これに添付のタレを掛けて食べる。箸休めは玉コンニャクとガリ(薄切りにした生姜の甘酢漬け)という構成。

柔らかい赤身のローストビーフと酢飯の相性は良く、握り寿司としての完成度は高い。駅弁としてだけでなく酒肴としても旅のお供になってくれることだろう。美味しいのは間違いないので、あとは5貫で1,250円という値段をどう解釈するかにかかってくる。

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能登たべまっし(1,100円:税込)

2つめは石川県・加賀温泉駅の『能登たべまっし(冬バージョン)』。従来の商品をリニューアルしたものとの触れ込みだが、不勉強ゆえ元のバージョンを知らないので、そのあたりについてのコメントは差し控える。

それはさておき駅弁の内容は、丸型の容器に、イカとモズクを混ぜた炊き込みご飯を入れ、その上にブリの角煮3切れ、甘エビの唐揚げ2尾、身の入ったズワイガニの足と同じくズワイガニの解(ほぐ)し身、さらに彩りとして錦糸卵と地元の伝統野菜である中島菜の辛し和えが乗る。

魚類・甲殻類・頭足類・海藻・野菜と多彩な食材の味が一度に食べられるだけでなく、ご飯にも、各々の具にも一仕事加えてあり、ありきたりではない美味しさの駅弁。家族へのお土産にすると、お父さんの株が上がることだろう。

しかしなぜ“加賀”温泉駅で“能登”たべまっしなのだろうか? ご存知の方、ご教授ください。
※加賀と能登は別の令制国


第三弾レポートも、できるといいなぁ……。


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2013年01月12日

『2013年 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』レポート(続編計画中)

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『2013年 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』初日の様子

諸般の事情によりレポート提出(?)が遅くなってしまったが、今月10日、新春恒例となっている京王百貨店新宿店の駅弁大会『元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』初日の会場に、勤め先からの帰宅途中に寄り道して訪れた。

到着したのが閉店の約1時間前だったこともあって、輸送駅弁(全国から輸送されて会場に届けられる駅弁。本大会で販売される駅弁の大部分を占める)は殆ど完売状態だったが、実演駅弁(会場で調理して販売される駅弁)には、まだ若干の余裕があった。

目についたものを片っ端から購入したい衝動に駆られたが、年々許容量が衰える我が胃袋(苦笑)の事情も考慮し、とりあえず2つのみ購入し、帰路についた。

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かきめし(980円:税込)

購入品その1、北海道・厚岸駅の『かきめし』。牡蠣やアサリ、ツブ貝の煮汁と甘辛醤油だれで、ヒジキを混ぜたご飯を炊き、その上に牡蠣、アサリ、ツブ貝、蕗(ふき)、椎茸が乗っている。良く味のついた各々の具が美味しいのは勿論だが、数種類の貝から出る複雑な味のエキスが染み込んだご飯の味わい深さが尋常ではなく、全国各地の駅弁大会で好評を博すのも納得。

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華盛り豚盛り(1,000円:税込)

2つめは今年の新作駅弁、福島県・郡山駅の『華盛り豚盛り』。福島のブランド豚、麓山高原豚(はやまこうげんとん)を焼き豚と煮豚をご飯の上に盛りつけ、別添の醤油ジュレソースを掛けて食べる。「華盛り」の名にふさわしく、スライスされた焼き豚を花びら状に盛っているのは心憎い演出。

また写真では判別できないが、ご飯の上には味付けメンマと細かく刻んだ生姜の醤油漬けが乗っており、写真に写っている大葉も含めて、後口が重くなりがちな豚肉をサッパリと美味しく食べさせる工夫もされている。

会期中、何度か訪れてレポートを重ねてみたいと思っているが……がんばろう(汗)。
(^_^;)


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2012年05月05日

大船『大船軒』さんの「伝承鯵の押寿し」は、食事に、酒肴に大活躍!

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江ノ島弁天橋より江の島を臨む。

5月の3日、4日は休日出勤の憂き目に遭い、悶々とした日々を過ごした。その鬱屈した気分を晴らすためと、「折角のゴールデンウィークなので旅行的なことがしたいなぁ」と思ったので、久しぶりに江の島まで足を伸ばした。

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江島神社辺津宮

江島神社での参拝を済ませたあと、帰り道にどこかのお店で食事をしようと考えていたのだが、流石にゴールデンウィークのため、どこの店も順番待ちの人で長蛇の列ができていた。そのため江の島近辺での食事は諦め

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湘南モノレール

湘南モノレールで大船(おおふな)まで移動し、

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大船軒 JR大船駅構内店弁当 / 大船駅富士見町駅

JR大船駅構内の売店で、大船軒の『鰺の押し寿司』を購入して帰宅した。『鰺の押し寿司』とは鰺(あじ)の切り身を酢でシメて押し寿司にしたもので、小耳に挟んだ所によれば1日約4,000個を売り上げるという大船駅の名物駅弁である。

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伝承鯵の押寿し(1,200円:税込)

大船軒の『鰺の押し寿司』には、中鯵を使うノーマルバージョンと、脂の乗った小鯵を使う上位互換商品『伝承鯵の押寿し』の2種類がある。名に“伝承”とついているのは、大正時代に販売を始めた当初の『鰺の押し寿司』は近海物の小鯵を使っていたため。いわば復刻版なのだ。

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中身は、小鯵を関東風に握り関西風に押し寿司にして仕上げたものが8つ鎮座する。なお販売当初と違い、現在は日本有数の鯵の産地である九州の五島産の鯵を使用しているとのこと。

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押し寿司の駅弁というと、保存を第一に考えるからか、ともすれば酢がキツくて素材の味が飛んでしまっているものも無いわけではないが、大船軒の鯵の押し寿司は、酢の塩梅が程よく、脂の乗った鯵の身の美味しさがチャンと味わえる優れ物。

人気駅弁のため商品の回転が早く、過度に保存の事を考えなくてもよいのが功を奏しているのだろうか、と想像してみた。また押し寿司ではあるが酢飯がガチガチに固められておらず、適度に隙間があるため口の中で崩れやすいのも良い。

名物駅弁のため、スーパーやデパートの駅弁大会で購入できるケースも多いと思われる。食事に、酒肴に大活躍することだろう。皆様もお試しあれ。





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2012年01月15日

『2012年 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』レポート(のようなもの)

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『2012年 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』会場の様子 

旧知の方に誘われ、東京・新宿の京王百貨店7階催事場で開催中(24日まで)の『元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』にやってきた。いわゆる駅弁大会では歴史も古く、規模も大きい。同百貨店の正月明けの時期における恒例行事である。

元祖有名駅弁と全国うまいもの大会
Wikipedia

好きなものの情報を共有するツール『LiKINGMAP』の『駅弁』ページに同大会についての書き込みがあったのを見て「今年も開催の時期がきたのだなぁ」と思い、期間中のどこかで行こうと考えていたところに、タイミングよくお誘いが掛かったのだ。

『LiKINGMAP 駅弁』
http://www.likingmap.com/Main/LiKING.php?id=52
※いろいろな人が情報を持ち寄っているので参考になるよ!

さて、待ち合わせの都合もあり、会場に到着したのは同百貨店が開店する前だったが、入り口には既に長蛇の列ができていたのには驚いた。さすが『駅弁の甲子園』との異名をとる大会だけのことはある。

結局、行列へ並んだ人々が総て店内へ入ったぐらいのタイミングで私も店内へ突入、催事会場へと足を運んだが、定番的人気駅弁や輸送駅弁(会場での調製実演販売ではなく現地から輸送されてくる駅弁。出品される駅弁の大部分がこちらにカテゴライズされる)には、会場どころか他の階へと続く階段部分にまで行列ができていた。また早くも購入済みの駅弁を休憩スペースで堪能されている方々もいた。

程無く待ち合わせの方と現地合流したが、会場の熱気と込み具合にゆっくり話をする間も余裕も無く、それぞれが独自に買い物をする事になった。以下で今回の“戦利品”をご紹介させて頂くので、宜しければご覧いただきたい。いずれも甲乙付けがたい美味しさだった。

なお今後のことも考え、会場からの帰り道に奮発してヨドバシカメラで撮影ブース(デジカメで小物の撮影をする時に使うナイロン製のテントのようなもの)と撮影用ライトのセットを購入したので、今までのものより写真の出来は良いはず(苦笑)。

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いかめし(500円:税込)

戦利品その1、JR北海道・函館本線森駅の『いかめし』。イカの胴体に米を詰め込み、醤油とザラメの煮汁で煮込んだ、日本屈指の名物駅弁。イカにも米にも十分に味がついているのに味付けは寧ろアッサリ。適度なサイズと量も有り難く、さすが日本屈指の名物駅弁。

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『いわしのほっかぶりずし』と『秋刀魚の誕生づけ握り』の詰め合わせ(1,050円:税込)

戦利品その2、JR北海道・根室本線釧路駅の『いわしのほっかぶりずし』と『秋刀魚の誕生づけ握り』の詰め合わせ。『いわしのほっかぶりずし』とは、イワシの握り寿司に酢漬けの薄切り大根を巻いたもの。寿司に巻かれた薄切り大根を、ほっかぶり(頬被り:頬を隠すよう頭から手拭いを被り、顎のあたりで結ぶこと)に見立てている。その薄切り大根と、イワシとシャリの間に挟まれた生姜の効用もあってか、イワシの生臭ささは皆無。もちろんイワシ自体も新鮮なのだろう。

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鮎屋三代(1,100円:税込)

戦利品その3、JR九州・鹿児島本線&肥薩線および肥薩おれんじ鉄道・八代駅の『鮎屋三代』。焼き干しにした鮎でダシを取った炊き込みご飯の上に、頭から噛じれるほどに柔らかくて美味しい鮎の甘露煮が丸ごと一匹乗ったもの。鮎は球磨川で捕れた天然物が使用されているというから、嬉しいじゃありませんか・・・。

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岩手短角牛弁当やわらか煮(1,280円:税込)

戦利品ラスト、岩手県の『いわて短角牛やわらか煮弁当』。実は駅弁では無く、同大会のチラシにもあるように「全国うまいもの」での出品。しかし昨年の同大会で「うまいもの」アンケート第一位に輝いた実力派。ご飯の上にキンピラゴボウを敷き、その上に脂肪が少なく肉質がいい岩手短角牛の肉をほぐして柔らかく煮たものを乗せている。

脂身が少ない部分を使用しているにもかかわらず、非常に柔らかく煮込まれている。サッパリとした味付けも申し分ない。牛肉をメインにした駅弁・弁当は全国各地にあるが、その中でも有数の美味しさ。今回のイチオシだが、18日までの期間限定出品なのでご注意を。



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2011年10月02日

新千歳空港『空弁道場 装苑』さんで「十勝和牛弁当」を購入して札幌旅行の締めくくりとするの事

札幌旅行の思い出グルメシリーズのラストは「新千歳空港の空弁で締めよう」と計画していた。

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空弁道場 装苑 弁当 / 新千歳空港駅

そのため空港内を散策する時間が欲しかったので、少し余裕を持たせてフライト予定時間の1時間半ほど前に新千歳空港についた。程無くターミナルビルの2階で空弁の販売店『空弁道場 装苑』さんを見つけたので、さっそく品定めに入る。やはり北海道だけに海鮮ものを使った空弁が主流であったが、

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この張り紙(?)を見て「北海道は肉だって美味しいはずだよなあ・・・」と思ったので、

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十勝和牛弁当(1,050円:税込)

十勝和牛弁当をチョイスした。「北海道生まれ・十勝育ち」の黒毛和牛である十勝和牛を使っているとのこと。

さて購入後、搭乗手続きも無事済んでロビー内で待機していると小腹が空いてきたので、購入した弁当を食べてしまうことにした。

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白いご飯の上に薄切りの味付け牛肉、錦糸卵、牛そぼろが三色丼のようにレイアウトされ、桜漬け大根が彩りを添えている。

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「程よい霜降りでありながら余分な脂肪分が少ない」という十勝和牛の肉は、弁当用に濃い味付けではあるが風味豊かで味わい深く、その外見からチェーン店の牛丼の上に乗っている牛肉の味を想像していると、良い意味で期待を裏切ってくれる美味しさだ。

箱書きにもあったように、隠し味にワインの町として有名な池田町の十勝ワインが使われているそうなので、肉の旨味に加えワインの風味がプラスされているからかもしれない。ご飯との相性の良さは言うまでもなく、特に急いだわけでもないのにあっという間に食べ終えてしまった。

このままでも十分すぎるほど美味しいが、弁当の容器は電子レンジでの加熱に対応しているとのことなので、自宅まで持ち帰って電子レンジで加熱して食べるのも乙なものだと思う。しばらくぶりの我が家で旅の余韻に浸りながら食べれば、また違った感慨があるはずだ。皆様もご賞味あれ。





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2011年09月04日

札幌『弁菜亭』さんのSL弁当を「企画もの」と侮るなかれ

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JR札幌駅

東京から飛行機で新千歳空港に移動し、そこから列車にて宿のある札幌まで到着したのは既に夕方だった。台風の影響で外は雨が降っており、ホテルにチェックインしてから夕食のために再度外出するのは億劫と感じた私は、

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弁菜亭 本店そば(蕎麦) / 北13条東駅札幌駅(JR)さっぽろ駅(札幌市営)

札幌駅の構内にある駅弁販売店『弁菜亭』さんで夕食用に駅弁を購入してからホテルに向かった。

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北海道の味 SL弁当(1,100円:税込)

食材の宝庫である北海道だけに魅力的な駅弁が多く、どれを購入するか悩んだのだが、鉄道ファンの心をくすぐられたので上の写真にあるSL弁当をチョイスした。パッケージの写真は、北海道内で動態保存され、今も観光用列車の牽引に用いられるC11型蒸気機関車の171号機。

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こちらが蓋を開けたところ。蓋の裏側にC11の図解があり、各部の名称や全長などのスペックが記載されているのいるのが素晴らしい。

一方で中身はプラスチック製の白いトレーに敷き詰められている。蓋と中身が接触するのを防ぐために透明なフィルムが掛けられているのだが、そこにも簡単なSLの側面図が描かれている。そして肝心の弁当の内容だが、その内容はウニ、イクラ、カニが上に乗った海苔巻きと鮭の笹寿司をメインとし、タケノコ、コンニャク、フキ、インゲンなどの煮物、カニ焼売に鮭昆布、帆立のコーン焼き、牛肉のゴボウ巻き、卵焼きなどなど。

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ここで注意深い人なら気づくかもしれないが、弁当下部にある3つの海苔巻きは動輪を、鮭の笹寿司はシリンダーを、牛肉のゴボウ巻きは従輪を、弁当上部に配置された煮物などのオカズは、それぞれ煙突、砂箱(動輪が線路で滑らないように巻くための砂が溜めてある)、蒸気溜め(自動車のアクセルあたる加減弁がある)を意識した配置となっている。前述の透明なフィルムに簡単なSLの側面図が描かれていたのは、これを認知させるためだ。

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このような所謂「企画もの」の弁当は、企画のコンセプトを優先させるあまり味のほうが疎かになってしまうケースも見受けられるのだが、このSL弁当はご飯類もオカズも一つ一つが良いお味で、とても美味しくいただける。量も十分にあり成人男性の胃の腑を満足させるには十分だ。

一見マニア向けの企画もの駅弁、実体はハイクオリティな幕の内弁当、それがこのSL弁当の正体といえるだろう。伊達に1980年の誕生以来20年以上も愛されているわけではない。

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ところで、このSL弁当には食べた後にもお楽しみがある。弁当箱の裏面がペーパークラフトになっているのだ。ミシン目などは入っていないので製作には刃物と糊が必要になるが、自宅まで箱を持ち帰って旅の思い出に浸りながら作るのも、また良きかな・・・。





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2011年09月03日

羽田空港『空弁工房』さんにて、空弁ブームの立役者と対面するの事

このところブログを書くための時間が確保できないほど、勤め先の都合で帰宅が遅くなる日が続いた。しかし、どうにか夏期休暇が取れたので“取材”も兼ねて遠出することに決めた。行き先は北海道の札幌。私にとって北海道は未踏の地なので、ぜひ一度訪れてみたかったのだ。

本当は寝台列車の北斗星を利用したかったのだが、切符が取れなかったので空路を利用して札幌へ向かうために羽田空港まで出向いた。なお全くの余談だが、私は高い所が苦手なので、プライベートで飛行機を利用するのは初めてである。

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空弁工房弁当 / 羽田空港第2ビル駅羽田空港国内線ターミナル駅羽田空港第1ビル駅

フライトの前に食糧を買い込もうと思い、羽田空港の国内線ターミナルの2F、ターミナルロビーにある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)駅弁ならぬ空弁専用店『空弁工房』さんを訪れた。

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空弁が市民権を得たことから種類も豊富に揃っているが、やはり空弁ブームの立役者となった焼き鯖寿司の扱いは別格で、複数のメーカーによって製造されている。

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小浜若廣 焼き鯖すし(1,050円、税込)

今回選んだ焼き鯖寿司は、同店にて3年連続売上ナンバーワンだというメーカーのもの。機内で食べるつもりだったが、朝食を食べていなかったので空腹に耐え切れず、ロビー内に設けられた椅子と机のあるレストスペースで早々に食してしまうことにした。

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笹の葉の柄が印刷された紙箱を開けると、割り箸と紙手拭い、そしてラップに包(くる)まれた焼き鯖寿司が鎮座している。

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酢飯と大葉と薄くスライスされたガリ(生姜の甘酢漬け。寿司の添え物でおなじみ)、そして直火で焼き上げられた鯖が棒寿司となって発泡材の薄い板の上に乗っている。その様子はカマボコにも似ている。

そしてラップを外してみると、匂いが殆ど無いことに気づく。考えてみれば飛行機の中は列車以上の密閉空間なので、匂いが強いと空弁としては失格だろう。

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しかし食べてみると、匂いが殆ど無いのを感じさせないほど焼き鯖の味が良く感じられる美味しい棒寿司である。棒寿司や押し寿司の類は、日持ちを優先にするからか酢の味と香りがキツすぎて他の食材の味が飛んでしまっているものも少なくないが、これは上出来の棒寿司だ。

難点としては押し固められているから飲み下すために飲み物が欲しくなるのと、脂の乗ったサバを使っている故にラップにまで脂が染み出していて開封時に手が汚れることか。ラップを開ける前に紙手拭いの封を切っておいて、ベタついた指をサッと拭けるようにしておくと吉。

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さて腹ごなしも済んだので、飛行機に乗り込んで・・・。

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札幌市時計台

札幌に到着! 暫くは『ただいまに生きる 札幌スペシャル』となりますので、お付き合いください。





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2009年12月21日

高崎『駅弁屋 上州』さんの「復古だるま弁当」はいかが?

八ッ場ダム建設問題の渦中にある川原湯温泉駅を訪れた(『2009/12/20 八ッ場ダム建設問題の渦中にある川原湯温泉駅に行って』参照)帰り道、高崎駅で駅弁を購入していくことに。

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駅弁屋 上州(弁当 / 高崎)

高崎市は群馬県随一の人口を有する大都市。また高崎駅は上越新幹線と長野新幹線の分岐点であり、高崎線・八高線・上越線・両毛線・吾妻線・信越本線、さらに私鉄の上信電鉄も乗り入れる鉄道交通の要衝。このため利用客の多い高崎駅では、駅弁販売にも活気がある

ところで高崎駅で有名な駅弁といえば、だるま弁当。名前を言ってピンとこなくても「ほら、あのダルマの形をした真っ赤なプラスチックの容器に入っている…」と説明すれば、多くの人が理解してくれる駅弁大会の常連だ。

高崎市にある少林山達磨寺が縁起物の張り子ダルマ発祥の地で、同市は現在も全国のダルマ生産の約80%を担っている。高崎で、だるま弁当が売られているのはこれに因んでのこと。その知名度たるや、駅弁御三家として知られる峠の釜飯(群馬県横川駅)、いかめし(北海道森駅)、ますのすし(富山県富山駅)に勝るとも劣らない。

閑話休題、今回はせっかく現地まで出向いたので、

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復古だるま弁当(1,300円:税込)

少々値は張ったが数量限定販売の復古だるま弁当を購入し帰宅した。これは、だるま弁当がダルマ型のプラスチック容器で販売される前のバージョンを復刻したものである。ちなみに撮影は住まいへ戻ったあと。部屋の照明がテーブルに移りこんでしまう関係で、やむなく床の上においての撮影(汗)。

外箱には高崎名物として名高い張り子のダルマや、だるま弁当についての云われが書かれている。持ち運び用の紐があるのは有難いが、側面に調製元による賞味期限などを記すシールが貼られているため、せっかくの一部が隠れているのが残念だ。

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箱の中には、なにやら気難しそうな人物の顔を模した瀬戸物の容器が入っている。もちろん、これが弁当の容器。禅宗の開祖にしてダルマのモデルとされる達磨大師の顔がイメージされている。

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調製元のHPによれば弁当の内容は以下のとおり。全て群馬県産の食材を使用している。販売当時は少林山達磨寺の普茶(精進)料理をベースにしていたそうだが、復活にあたり内容は一新されているとのこと。

茶飯、牛肉のしぐれ煮、地鶏つけ焼き、舞茸の含め煮、舞茸のサワビ和え、うずら卵、花豆煮、赤こんにゃく煮、金平風煮、ふきの煮浸し

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牛肉のしぐれ煮や地鶏つけ焼きのような肉類が含まれているからか、女性受けを狙ったかのようなヘルシー嗜好ではなく、成人男性を満足させるような食べ応えがある。ただし女性や高齢者にも受け入れられるような品の良い風味もある。老若男女を問わず、お勧めできる美味しさだ。

ちなみに食べ終わったあとの瀬戸物だが、作りが確りしているので容器として再利用できる。売店の女性は「漬物入れにピッタリ」と述べられていた。食後の再利用まで考えれば、1,300円という値段もお値打ちと思われる復古だるま弁当、高崎駅へお越しの際は購入されてみては?


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2008年09月15日

仙台駅弁の実力が分かる好例『帆立まるごと弁当』を食べつつ、慌しく帰京

三連休を利用して仙台までやってきたが、早くも一路東京へ戻ることとなった。初日はチェックインしただけでほぼ終了していまい、最終日も会社のパソコンを遠隔操作して仕事をこなした後は、ただ車中の人となって帰るのみ。仙台滞在は実質二日という慌しさである。

まぁそれを見越して、父方の実家が宮城県にある関係で、何度か訪れて土地勘も少なからずある仙台を旅先に選んだのだが…。

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駅弁屋 旨囲門 仙台駅 (弁当 / 仙台)


東京駅でもお世話になった『駅弁屋 旨囲門』(えきべんや うまいもん)の仙台駅店にて駅弁を購入し、帰路につく。

『駅弁屋 旨囲門』さんに限ったことではないが、仙台駅の駅弁販売店は調整元が違う駅弁でも一括して取り扱っており利便性がよい。例えばこの『駅弁屋 旨囲門』さんはJR東日本のグループ企業である日本レストランエンタプライス(NRE)の運営するお店であるが、NRE以外の会社で製造された駅弁も取り扱うのだ。

さて突然で恐縮だが、仙台は駅弁のレベルが総じて高い。おかげで仙台に来るたびに「今回はどの駅弁を買おうか…」と嬉しい悩みを抱えてしまう。

これは仙台が東北唯一の政令指定都市である事実が示すように、仙台は東北随一の大都会であるため顧客の絶対数が多く、競争の激しさから必然的に質の劣る駅弁の淘汰が図られるためだ。また宮城県が日本有数の米どころである点も、美味しい駅弁が生まれる土壌であると考えられる。

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帆立まるごと弁当(700円:税込)

そんな中で、今回選んだのは地元仙台に本拠地を持つ『株式会社こばやし』さんの『帆立まるごと弁当』。

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味つきご飯の上に錦糸玉子が敷き詰められ、その上に甘辛く煮られた帆立が5個も入っている。付け合せは野沢菜と大根の漬物、そして海苔を巻いた出し巻き卵とシンプルであるが、税込みで700円という昨今の駅弁としては安価な部類に属しながら、このラインナップはコストパフォーマンスが非常に高いといえる。

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ただ安いだけではなく量的にも十分である上に味もよい。とりわけ主役の帆立の味は煮汁がしっかりと染みているが味付けがくどいわけではない理想的なバランス。歯ごたえはあくまで軟らかく、5個も入っているのに飽きが来ない。味付けご飯も完成度が高く、仮に主役の帆立が無くても箸を進ませるに十分な実力を持つ。

この駅弁を購入したのは午前11時過ぎであったが、早くも店頭では最後の一個となっていた。それだけ人気の高い駅弁だとうかがい知れる。帆立と味付けご飯というシンプルな構成ながら、仙台駅弁のグレードの高さを知らしめる見本ともいえる『帆立まるごと弁当』。仙台でどの駅弁を買うか迷っている方、まずはこの駅弁で仙台駅弁の実力を知ってみては?


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…といっているうちに東京駅へと到着。仙台で食した美味しいお店のご紹介がいくつか残っておりますが、ぼちぼちアップして参ります。


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タグ:仙台 駅弁
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2008年09月12日

東京駅定番駅弁『深川めし』を食しながら仙台へ

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駅弁屋 旨囲門 東京駅 (弁当 / 東京駅)



人手不足という致し方ない事情が主要因となり、今年はまともな夏休みが取れないこととなった(涙)。それでも無理やり調整をつけ、秋の三連休を利用して旅行にいくことに。まずは東京駅で旅の友、駅弁を購入するため東京駅改札内、新幹線中央乗換口付近にある(詳しい場所は上部リンク先を参照)『駅弁屋 旨囲門』(えきべんや うまいもん)さんに立ち寄った。

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同店は東京のみならず広く東北や信越地方の駅弁まで取り揃えられており、東京駅に数多い駅弁販売店のなかでも重宝なところ。「現地で買わねば駅弁ではない」という信念をお持ちの方もいらっしゃるだろうが、近年デパートやスーパーで当たり前のように駅弁大会が開催されているのだ。同店は恒常的に駅弁大会を行っている施設と考えればよいのではないだろうか。

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と言いつつも、しっかり東京の駅弁を選んでいる自分(笑)。「これから旅に出るのだ」という気分を盛り上げるには、やはり東京の駅弁を購入して車中の人にならないと…。

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深川めし(850円:税込)

今回購入したのは、東京駅の定番駅弁のひとつ『深川めし』。

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東京下町の名物料理、深川めしをイメージして製作されたこの駅弁は、深川めし=アサリの炊き込みご飯を容器に盛り込み、その上に海苔を敷いたらハゼの甘露煮とアナゴを乗せる。そのほかは煮物と漬物が少々…というシンプルな構成。

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しかし骨が気にならないほど軟らかくなるまで煮込まれたハゼの甘露煮や、ふっくらと出来よく焼き上げられたアナゴ、

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そしてアサリの風味がよく生かされている炊き込みご飯の出来のよさから、特に新幹線出張のサラリーマン層を中心に人気が高い駅弁なのだそうだ。確かに駅弁の平均単価が高い東京駅にあって、ペットボトルのお茶を同時購入しても1,000円札一枚で事が足りるのはありがたい。味も良いし量も合格点、そのうえ値段も手ごろとあれば支持されないはずが無い。

駅弁大激戦区の東京駅は、毎年多くの駅弁が新たに生まれ、また消えていく。そんな中にあって安定した支持を保つロングセラー『深川めし』。あなたも旅のお供にいかが?


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…と『深川めし』の寸評を書いている間に杜の都・仙台に到着。週末は仙台より『ただいまに生きる』をお送りします。


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2008年05月09日

『東華軒』さんの特選小鯵押寿司をお土産にどうぞ

久しぶりの小田原・箱根訪問は有意義なものとなった。東京へと帰るにあたり、折角なので土産を買っていくことに。

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そこで小田原市に本社を構える老舗の駅弁製造元『東華軒』さんの小田原駅改札前販売コーナーに立ち寄った。なんでも東海道本線における駅弁販売は、元々旅館を営んでいた『東華軒』さんの初代が国府津駅にて竹の皮に包んだ握り飯を売ったのが最初なのだとか。

※参照
東華軒
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

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特選小鯵押寿司(980円:税込)

購入したのは『東華軒』さんを代表する駅弁、特選小鯵押寿司。1903(明治36)年から販売されている歴史ある駅弁である。

相模近海で獲れる魚を用いた名物駅弁を作るとのコンセプトの元、選ばれたのが小鯵。それを塩で締めて酢に漬けた後、一口サイズの押寿司にしてある。丁寧に包まれた包装紙を開けると、一口サイズの小鯵の押寿司が9個、紫蘇の葉の千枚漬け巻きが2個、パック入りの生姜(ガリ)、醤油などが入っている。

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押寿司というと、よく北陸の駅弁で散見されるシャリがギュウギュウ詰めになってカチカチに固まったタイプの寿司を連想するかもしれない。しかし『東華軒』さんの小鯵の押寿司はシャリが空気を含んで柔らかく調製されている。寿司といえば江戸前の握り寿司を連想する関東圏の人間にとっては、こちらの方が親しみやすいのではないか。

酢の臭いは決してキツくは無いが、しかし小鯵の生臭さはシッカリ消しているのが嬉しく、とても美味しく食べられる。また紫蘇の葉の巻物寿司は、丁度アイスクリームについているウエハースの如く、酢の味に慣れてきた舌の感覚をリセットする役にたっている。

栄枯盛衰が激しい駅弁業界にあって、定番物として生き残るには相応の理由がある。駅弁として、道中の酒の友として、また土産物として大好評の特選小鯵押寿司。オススメの駅弁である。


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2007年08月19日

『比叡ゆばちりめん弁当』に舌鼓をうちつつ、帰京。

先週の土曜日(11日)から京都に来て一週間と少し。ようやく京都の町の住所表示に慣れてきたと思ったら、もう撤収の日となってしまった。京都は名所旧跡の絶対数が多く、一週間では廻りきれないであろうというのは感づいていた。それでも“暑さ”という強敵のため気力が萎え、体力を必要以上に消耗してしまい、思っていたよりも数をこなす事ができなかった。まだ訪れてみたいところは数々あったのだが…。

といった後ろ髪を引かれる思いを胸に、車中の人となる。

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叡山ゆばちりめん弁当(1,000円:税込)

そんな思いも手伝ってか、車中の友として選んだ弁当は『叡山ゆばちりめん弁当』。比叡山方面にもいけず、湯葉も食せなかった口惜しさが滲み出ている(笑)。表面が凸形に隆起した厚紙製の包装紙を外すと、

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八角形の容器が現れる。下半分にはちりめん山椒が振りかけられたご飯。上半分には、メインディッシュとなる湯葉料理をはじめ、煮物や練り物も入っている。湯葉がメインとなると高齢者向けのメニューと捉えられがちだが、ちりめんや練り物など動物性タンパク質も含まれているので、若者にも対応したメニューだ。

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本格的な京都の料亭で湯葉料理を味わおうと思えば相当の出費を覚悟しなければならないが、そこまで気合を入れなくても『叡山ゆばちりめん弁当』を購入すればクニュクニュした食感と、ほんのり伝わる大豆の甘みという湯葉の美味しさを手軽に味わうことができる。湯葉未経験者などには入門編として手ごろなのではないだろうか。

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ちりめん山椒とご飯の相性が抜群に良いのは周知の事実だが、この弁当ではそれも存分に堪能できる。湯葉のみならず、ちりめん山椒もまた京都名物。自分はちりめん山椒が好物なので、いっそう楽しめた。

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桃の形をしたデザートもついている。お餅の中に餡が入っている和菓子なのだが、さすがは和菓子で有名な京都だけのことはあり「たかが弁当のおまけ」といったような手抜きをしていない。ほどよく控えめな甘さは食後の口直しには最適である。

なお、同弁当のカロリーはトータルで387kcal(店頭見本に掲示されていた)。さきほど若者にも対応していると書いたが、カロリーコントロールが気になる女性の方にもオススメだ。そして京都グルメを堪能しすぎて更に脂肪を蓄えた自分にも…。

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東急東横線・大井町線自由が丘駅

というわけで、東京に戻ってまいりました。当ブログは通常編成に戻りますが、京都で撮ってきた写真の整理もありますので、暫くは余韻が残るかも知れません。

今後ともよろしくお願いします。
m(_ _)m


京都の代表的な食材、湯葉
posted by 只今 at 20:08| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:駅弁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月11日

ネットも無事開通。『シウマイ御弁當』を頬張りつつ京都に到着

久しぶりに纏まった夏期休暇がとれたので、旅行にでることにした。新幹線に乗るために、新横浜駅へと向かう。

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JR新横浜駅

夏期休暇シーズンの土曜日。交通機関は当然のように人で溢れかえり、まるで洪水のようだ。もっとも自分もその“洪水”を作り上げる手助けをしているのだが。

駅弁売り場も怒涛の如く黒山の人だかりであり、ノンビリと駅弁をチョイスする余裕が無かったので、旅のお供として

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シウマイ御弁當(740円:税込)

定番中の定番、崎陽軒のシウマイ御弁當を選んだ。

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21世紀の現在では極めて貴重となった経木のパッケージは、手にしたとき、そして包み紙を除けたときなどに仄かな木の香りを伝える食材の匂いとは全く無関係の代物なのに、弁当への期待を膨らませるのはなぜだろう?単なるノスタルジーに過ぎないのかもしれないが、コンビニ弁当のプラスチック容器では永遠に真似できないはずだ。

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フタを明けると、俵を敷き詰めた形を模して盛られたご飯が容器の下部に敷き詰められ、上部には崎陽軒自慢のシウマイ5個を始め、鶏の唐揚げ、厚焼き玉子、カマボコなどが陣取る。彩りもよく、様々な系統の味が楽しめることから、単に駅弁としてだけでなく、デパートの地下食料品売り場などでも当たり前のように売られている

そういえば、いつだったか会社の同僚が昼食として同弁当を持参してきたが「駅弁なんか買ってきて、旅行にでもいってきたの?」とツッコミを入れた人は誰もいなかった。この弁当が駅弁という枠と越えて人々に支持されている一つの証明であろう。

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「横浜名物を作りたい」という思いから生まれたという崎陽軒のシウマイ。例外はあるが、基本的に料理とは出来立てを食すもの。本来温かい状態で食べるべきシウマイを冷めても美味しく食べられるようにするには、そうとうな苦労があったはずだ。強烈ではないがジンワリと後を引く深い味わいに思わず笑みがこぼれる美味しさは、これだけ多彩な食材が氾濫するようになった現在でも見劣りすることはない。

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あえて難点を挙げるとすれば、経木の容器にご飯粒が引っ付いてしまい、少々美観を損ねることか。しかし私見ではあるが、そうやって容器に引っ付いたご飯粒も残さず丁寧にこそぎ落として食べることが、日本人に「食べ物を粗末にしない」という精神を植えつける一つのキッカケになったのではないか…と、柄にも無く格調高く締めくくってみた(笑)

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JR京都駅

そんな思いを抱きながら弁当を平らげ、目的地の京都に到着!夏休み期間中はテレビ番組も特別編成となるように、当ブログも暫く特別編・京都スペシャルとなる予定です。まぁ根っからの行き当たりバッタリ人間なので、ニュース系の記事も書くと思いますが…。


こんな商品があることに驚いた
posted by 只今 at 17:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:駅弁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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