2015年08月15日

自由が丘『渡来武』さんの新規開店を大歓迎するの事

酷暑厳しい8月初旬、私の住まいがある自由が丘に新しいラーメン店がオープン。早速“取材”に出向いた。

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渡来武ラーメン / 自由が丘)

東急東横線・自由が丘駅北口から徒歩1分少々、緑が丘駅方面へと歩みを進めて突き当りを左折、『すしざんまい 自由が丘店』さんの向かいにできたのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『渡来武(とらいぶ)』さん。赤い看板に店名を毛筆体で大書するスタイルでお察しの方もおられると思うが、最近出店が増えた家系ラーメンのお店。店頭には日吉『武蔵家』さんから独立した旨が記されている。

家系ラーメン(Wikipedia)

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店内の様子

入店したのがお昼時でもあり、店内は盛況。案の定というか、客層は若い男性客が中心だ。店頭の食券機で食券を購入し、席につく。なお、この時点で麺の茹で加減などの好みをオーダーできる。

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渡来武ラーメン(1000円:税込み)
※ライスはサービス(無料:ただし残すのは厳禁!)

今回の注文は、他のラーメン店で言えば「全部のせ」とか「全部入り」にあたる渡来武ラーメン。

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海苔に煮玉子、チャーシュー(煮豚)にホウレン草と、家系ラーメンお馴染みの具が一堂に会する姿は圧巻。

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まずはスープから。お約束の豚骨醤油ベースに鶏油が浮かんだスープは、さながらポタージュのような状態になっており、私がこれまでに食べた家系ラーメンの中でも相当に濃厚な部類に入る。

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これが太めのストレート麺によく絡んで、実に美味しい!

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チャーシューや煮玉子の美味しさも十二分に合格点で(具が力不足の家系ラーメンは結構多い……)、満足できる一杯となっている。卓上の下ろしニンニクや生姜を入れて自分好みの味を模索するのも一興だ。


繰り返しになるが、近年「家系ラーメン」を看板に掲げ新規で立ち上げるラーメン店が増えてきた。しかしそれと共に、単に家系ラーメンというだけでは他店との差別化が図れなくなっている(現に自由が丘には『魂心家』さんという家系ラーメンの店が既にある)。ただ、こうした現状が各店舗のレベルアップに繋がるのであれば消費者側としては大歓迎。皆様もお試しあれ。





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2015年05月31日

都立大学『麺家 八の坊』さんのスープやきそばに“自分流”の成功例を見るの事

或る日のこと、別件を済ませたあとバスに乗り、都立大学駅周辺で下車。帰宅する前にランチを済ませようと思ったので、かねてから気になっていた店に向かった。

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麺家 八の坊ラーメン / 都立大学駅

東急東横線・都立大学駅から徒歩1〜2分。駅前の路地裏の一画にあるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)、今回ご紹介する『麺家 八の坊』さん。近隣では評判のラーメン屋さんなのだが、ラーメンではない“あるメニュー”が有名なお店でもある。

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店内の様子

妙に年季の入った和風テイストな造りの店内は、カウンター席のみの小型店舗。なにしろ食器を下げるためにお店の方が一旦店外に出て回り込まなくてはならないレベルなのだ。それでも客の入りは良く、コンスタントに席が埋まっていた。

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スープやきそば(850円:税込み)

こちらが今回のお目当て、スープやきそば。

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店内の張り紙

店内の張り紙の文面を引用すれば、スープやきそばとは「ラーメンのスープに、ソース弱めの焼きそばが入った一品」。なんでも那須塩原のご当地グルメである同品を、店主が自分流で再現したもの……らしい(昔、あるグルメライターがそんなことを書いた記事を読んだような記憶がある。完全うろ覚え 苦笑)。

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それはさておき、ソースで若干黒ずんで、しかも焦げ目までついた麺がスープに浸かっている姿は摩訶不思議な光景。ご丁寧に紅生姜まで乗せられているのもポイントが高い。

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しかし食べてみたら……おお、焦げができるぐらいシッカリ焼かれ、しかもチャンと味がついた中太縮れ麺の美味しいことよ! ラーメン(と言っていいものなのかどうかは別として)の麺そのものの味についてコメントできるなんてめったにないことだ。

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また、麺を受け止める豚骨醤油ベースのスープは脂少なめのアッサリ系で、麺に絡んだソースの味がプラスされてもクドくならず、ラーメンスープとしての美味しさを保っている。

下手に再現しようとせず自分流で作り上げたことで「ソース焼きそばをラーメンスープに入れたもの」ではなく「麺をより美味しく食べるため下拵えをしたラーメン」になっているのが面白い。皆様もお試しあれ。





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2015年03月29日

学芸大学『ちゃんぽん亭総本家』さんで和風テイストの「ちゃんぽん」に出会うの事

一人暮らしなこともあり、野菜が不足する食生活になりがち。そのためか身体が野菜を欲することがままあり……。

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ちゃんぽん亭総本家 学芸大学駅前店ラーメン / 学芸大学駅祐天寺駅

東急東横線・学芸大学駅から徒歩数分、学芸大学東口商店街のメインストリートである東口ショッピングロード沿いに店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『ちゃんぽん亭総本家』さんを訪れた。

同店は滋賀県彦根市のご当地麺料理である、彦根ちゃんぽんを扱うお店。彦根ちゃんぽんをメジャーにしたお店のオーナーが、近江ちゃんぽんのブランド名を掲げ展開を始めた飲食チェーン店である。

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店内の様子

入店したのは15時過ぎという中途半端な時間でもあり、人影は疎ら。しかし中休みが無い営業形態なのは私のように不規則な生活をする向きには有難い。

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近江ちゃんぽん野菜並盛り(702円:税込み)

今回の注文は、同店の基本メニューである近江ちゃんぽん野菜並盛り。麺の量ではなく野菜の量に大盛り・並盛り・小盛りの分類があるのは面白い。

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野菜並盛りとはいうが、普段から野菜の足りない食生活をしている私にとっては十分な量である。また長崎ちゃんぽんとの見た目上の差異は、スープが澄んでいるところ。

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まずは、同店が「黄金だし」と称するスープから。同店では、6種類の魚節(店内掲示による)と昆布を羽釜で煮出して味のベースとし、具材を手鍋で一人前ずつ煮込んで仕上げている。そのためか野菜の旨味がスープに良く出た美味しい和風の味なのだ。このため「ちゃんぽん」とはいうものの、具材をラードで炒めて豚骨と鶏ガラでとったスープと合わせる長崎ちゃんぽんとは全く異なる味となっている。

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具材はキャベツを中心にモヤシ・ニンジン・ニラといった野菜と豚肉で構成されており、長崎ちゃんぽんとは違い海鮮類は入っていない。麺は中太ストレートタイプで、これは長崎ちゃんぽんと共通。自社工場で製造した自家製麺でもあり、スープとの相性はバッチリだ。

同店のちゃんぽんと長崎のちゃんぽん、どちらも美味しいので好みの問題だが、胃が弱っているときなどは同店のちゃんぽんのほうが食べやすいだろうなぁ……。皆様もお試しあれ。





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2014年10月12日

大岡山『こころ』さんで台湾まぜそばを初体験するの事

丼の底に少量入れられた濃いタレを麺と和えて食べる「まぜそば」。ラーメンの派生形として、つけ麺と共に定着した感がある。

この日、美味しいまぜそばを食べられるお店があるとの噂を聞きつけた私は、現場に向かうことにした。

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こころラーメン / 大岡山駅緑が丘駅洗足池駅

東急大井町線・大岡山駅から徒歩5分ほど、東京工業大学の敷地沿いに南下していくと到着するのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『こころ』さん。名古屋生まれの「台湾まぜそば」が食べられる、東京では珍しいお店である。

名古屋生まれなのに“台湾”まぜそばというのが少々ややこしいのだが、順を追って説明する。
1.名古屋の或る台湾料理店が台南名物の担仔麺(タンツーメン)をヒントに「台湾ラーメン」を考案
2.これがヒットして現在では名古屋のご当地ラーメン的な存在にまで成長
3.台湾ラーメンを汁なしのまぜそばとしてアレンジしたのが「台湾まぜそば」

台湾まぜそばも、名古屋では御馴染みのメニューとして定着しているという。

【参考】予想以上に増えている台湾まぜそば(ZAKZAK)
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140313/dms1403131759017-n1.htm

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店内の様子

店内はカウンター9席のみの小規模店舗だが、順番待ちの客が店内に待機する形なので店内は非常に混雑している。前に事前に食券を購入して予めスタッフに渡すと、スタッフからニンニクを入れるか否かを聞かれるのでそれを告げたのち、順番待ちの列に並んで待機する。

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台湾まぜそば(780円:税込)

暫くの後、開いた席に着席をすると、台湾まぜそばとご対面。

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麺を覆い尽くしている具は、卵黄、九条ネギ、海苔、魚粉、おろしニンニク、ニラ、そして台湾まぜそば(および台湾ラーメン)の特徴ともいえるミンチ肉。物の本によれば、このミンチ肉はニンニクと唐辛子を約1時間炒め、挽き肉と混ぜあわせたものとのこと。

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このピリ辛のミンチ肉と専用の醤油だれが、太めの麺と絡み合って美味しい! ぶっちゃけジャンクな味ではあるのだが、それがまた、まぜそばらしくて良い。店内の張り紙では事前によく混ぜてから食べることを勧めているが、個人的にはザッと混ぜるだけに留め、味に変化というか斑(ムラ)をつけるほうが最後まで楽しめると思う。

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そして麺を食べ終わった後のお楽しみに追い飯(おいめし)がある。追い飯とは、無料で少量のライスを丼に入れてもらうサービスのこと。丼に残ったタレとライスが実に良く合うのだ。なお追い飯対策として、ワザと具を少量残しておくのもアリだと思う。麺を食べ終わった際には、スタッフの方に「追い飯お願いします」と告げよう。

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完食!

敢えて難点を挙げるとすれば、大学が近い故か客に若い男女連れが多く、独り身だと肩身が狭いことか(苦笑)。皆様も訪れてみてはいかが?





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2014年07月06日

大井町『麺壱 吉兆』さんは「路地裏の名店」の事

路地(家と家との間の狭い通路)を入り込んだ、表通りに面していない所を路地裏と呼ぶ。路地裏には美味しいお店が何故か多く、テレビ番組などで特集が組まれることもしばしば。本日はそんな「路地裏の名店」のひとつをご紹介したい。

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麺壱 吉兆ラーメン / 大井町駅鮫洲駅青物横丁駅

JRほか大井町駅より徒歩3〜4分。駅前の大通りから一本入った路地「平和小路」の端にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『麺壱 吉兆』さん。都内では珍しい、福島県白河市のご当地ラーメンである白河ラーメンが食べられるお店である。

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店内の様子

店内はカウンター7席のみの小規模店舗。評判店なので行列に並ぶのは覚悟されたし。

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中華そば(670円:税込み)

今回の注文は、同店で最も基本的なメニューである中華そば。

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醤油ベースのスープにナルトやホウレン草、海苔がトッピングされており、東京ラーメンとの類似性が高いノスタルジックな外見となっている。

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ただしスープを啜ると一般的な東京ラーメンよりも醤油の風味が強く、浮いた脂も多めで「あぁ、寒い地方のラーメンの味だなぁ……」と感じる。濃味だが飲み下すのが苦にならないのは出来の良い美味しいスープゆえ。

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麺は店内に飾られた青竹を使って打たれた太めの縮れ麺。コシの強いプルンとした食感に加え、複雑な縮れがスープを良く絡める。

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厚めにカットされたチャーシューも圧巻。煮豚では無く焼豚なのもポイント高し。ちなみに他店で言うところのチャーシューメンは、同店では焼豚麺と呼称する。

あえて難点を挙げれば、お店の収容人数が少ないため多人数での訪問には向かないことぐらいか? 皆様もお試しあれ。





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2014年05月11日

荏原中延『ラーメン屋 つるん』さんで「真逆のアプローチ」に驚くの事

ラーメンは他の料理と比べヴァリエーションが多彩なのが魅力の一つだと私は思っている。スープひとつにしても「こんなアプローチの仕方があったのか」と未だ驚くことが少なくない。今日ご紹介するのは、そんな驚きを受けた一杯。

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つるんラーメン / 荏原中延駅旗の台駅荏原町駅

東急池上線・荏原中延駅から徒歩4〜5分、昭和通りを直進し、中原街道との交差点の手前ぐらいの所に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)のが、『ラーメン屋 つるん』さん。物の本によれば、昨年(2013年)7月のオープンと開店から日は浅いものの、早くもメディアに取り上げられるほどの実力を有している。

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店内の様子

外観の写真をご覧いただだければ分かるように、同店は通りに面する部分が全てガラス張り。加えて店内は白を基調として、更に照明も煌々としているので、ラーメン屋とは思えないほど明るく開放的。「女性に支持されるだろうなぁ」と感じたが、実際にラーメン店では結構珍しい女性の一人客も見かけた。

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鶏塩らーめん(690円:税込み)

今回の注文は、鶏塩らーめん。“鶏”塩らーめんと謳いながら、まるでトンコツラーメンのように白濁しているスープに驚愕するが、もちろんトンコツ臭は皆無。代わりに漂うのは、明らかに鶏由来の良い香り。

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具も豚肉のチャーシューではなく鶏肉を炙ったもので、葱は長ネギではなく万能ネギ。かなり斬新なビジュアルのなか、ラーメンの具としては古式ゆかしいナルトが鎮座して彩りを添えている。

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早速スープを啜る。美桜鶏(みおうどり)というブランド鶏から取られたスープはトロトロしており、まるでポタージュのよう。また臭みも無いので「スープだけでもメニューとして成り立つのでは?」と思わせるほど美味しい。

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麺は細身で若干の縮れがあり良くスープを絡めてくれる。なおプラス50円で大盛りも可。

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完食!

“鶏”と“塩”のラーメンと聞くと透明度の高い澄んだスープを想像するかもしれないが、まったく真逆のアプローチなのが面白い。皆様もお試しあれ。





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2014年03月21日

大岡山『ひるがお 大岡山店』さんで、絶品塩ラーメンが夜でも食べられる朗報を得るの事

祝日は、出社しない場合でも基本的に自宅待機となるため、食事の際も遠出は控えなければならない。しかし腹は減るので……。

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ひるがお 大岡山店ラーメン / 大岡山駅緑が丘駅北千束駅

現在の住まいがある自由が丘から2駅、東急大井町線の大岡山駅を降りて北口商店街を歩くこと数分(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)の所にある、塩ラーメンで有名な『ひるがお 大岡山店』さんにやってきた。“塩ラーメン”と“ひるがお”というキーワードでピンときた方もいるだろう。ここは東急田園都市線・駒沢大学駅にある塩ラーメンの名店『ひるがお』の支店にあたるお店である。

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店内の様子

店の入口付近にある券売機で食券を購入し、席に付く。店内はカウンター席とテーブル席があるが、スペースの関係上テーブル席は申し訳程度で、基本的にはカウンター席メインのお店と思ってよい。だからリユース箸が入ったケースの上を胡椒などの薬味置き場にするなどして、限られた空間を有効活用している。

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塩玉ラーメン(800円:税込み)

写真映えを考慮し、今回の注文は基本のラーメンに半熟玉子のトッピングを追加した。

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澄みきったスープの中に漂う麺や具には、絵画的な美しささえ感じる。

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もちろん見た目が美しいだけではない。物の本によれば、ベトナムの天日塩のタレや・大山鶏のガラ、また宗田節や貝柱、昆布や煮干しなどの魚介類などから旨味を抽出しブレンドしたというスープは、俗に“淡麗系”とも称される澄んだ塩スープの到達点のひとつともいえる、王道の美味しさだ。

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一方で麺は自己主張控えめの細身ストレート、またアオサ海苔やホタテフレークといった独自の具(薬味)もスープとの相性で選んだと思われ、同店は「ラーメンの主役はスープ」と捉えているようだ。

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完食!

さて、駒沢大学にある本家のお店はラーメンガイドブック掲載の常連店であるが、同一店舗で昼は塩ラーメンの『ひるがお』、夜は醤油ラーメンの『せたが屋』として営業する珍しい方式を採用している。つまり『ひるがお』の塩ラーメンを食べられるのは日中のみなのだ。加えて本家のお店は最寄り駅から距離があって10分ほど歩かなければならず、美味しいお店とは知っていても頻繁に訪れるのは難しかった。

しかし、こちら大岡山店に関しては夜の帳が下りた仕事帰りの時間になっても『ひるがお』のラーメンが頂けるのだ。私にとって朗報である。皆様もお試しあれ。





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2014年01月26日

恵比寿『KAMUKURA DiNiNG』さんで、他に類する味を即答するのが難しいラーメンを味わうの事

散髪のため、中学〜大学生時代を過ごした渋谷区恵比寿を訪れた。そして散髪が終わって帰路に付く前に、朝・昼食を兼ねた食事を取ろうと思った。

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カムクラ ダイニングラーメン / 恵比寿駅代官山駅

JR恵比寿駅の駅ビル・アトレ恵比寿の2階にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『KAMUKURA DiNiNG(カムクラ ダイニング)』さん。大阪を中心に関西では人気のラーメン店『どうとんぼり 神座(かむくら)』グループのひとつである。

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店内の様子

同店はラーメン店では珍しい朝10時からの営業。入店したのは10時半ぐらいで、さすがに人影はまばら。店内は、白を基調とした明るく開放感にあふれる作り。ラーメン店というよりレストラン的な店の作りだが、物の本によれば神座グループの社長さんは元フレンチのホテルシェフとのことなので、そのあたりが影響しているのかもしれない。

なお同店は店舗の向かって右半分がラーメン店、左半分が餃子メインの「餃子キッチン」という一風変わった業態で営業しており、故に『どうとんぼり 神座』ではなく『KAMUKURA DiNiNG』なのだそうだ。

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おいしいラーメン(650円:税込み)

今回は同店のラーメンの基本形となる、おいしいラーメンを注文。

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外見上の特徴としては、ラーメンの具としては珍しい白菜が、スープの中に大量に浮かんでいることだろう。

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まずはスープから。「どこにも真似の出来ない、未体験の味」を求めて開発されたというスープは非常にあっさりとしており、かつ大量の白菜から出る甘みが加わった味は、醤油ベースとは思われるものの、確かに他に類するものを即答するのが難しい。私の貧相な体験から敢えて例えれば「鍋物の〆に中華麺を投入して、ちょっと煮込んだ」ものの味であろうか。

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そう考えれば、麺が中細ストレートで、やや柔らかめなのも納得できる。まさに「鍋でちょっと煮込んだ中華麺」の再現だ。

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白菜以外の具は豚肉のチャーシュー(煮豚)のみで、味的には非常にベーシックなもの。これは「鍋物の残りの具」の再現……というのは、ちょっと穿った見方かな?

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そうそう、忘れちゃいけないのは卓上に常備菜として置いてあるニラの漬けもの。

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これをラーメンに投入すると、スープの味に別方向の要素が足されて膨らみが増す。なおライスの上に乗せても美味しい。


昨今はラーメンに限らず「濃い味」が持て囃される傾向にあるので、『神座』のラーメンを「物足りない」とか「インパクトに欠ける」と思う方がいるかもしれない。しかし濃い味が氾濫するなかで舌に疲労を覚える私のような人間には美味しく感じられる一杯となっている。白菜やニラで野菜も思いのほか摂取できるし、まずはお試しになられてみては?





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2013年12月22日

大崎広小路『マダム鄭』さんで複雑な担々麺を食するの事

ある日のこと。某店でランチを食べようと思い五反田方面まで足を伸ばしたが、なんと店を畳んでしまっていた。栄枯盛衰の激しい飲食店業界では決して珍しいことではないが、既に駅から結構な距離を歩いてしまっていたので失意も大きかった。しかし、へこたれていても始まらない。「ならば近隣に代替となるようなお店はないか」とガイドブックを調べた結果、よいお店が見つかったので、そちらに向かうことにした。

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マダム鄭中華料理 / 大崎広小路駅五反田駅不動前駅

目的地は、最寄り駅の東急池上線の大崎広小路駅からは徒歩5分ほど、JR五反田駅からなら徒歩7〜8分といったところ。都内古参の複合施設となる東京五反田TOC(東京卸売りセンター)ビル近くの路地裏に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)中華料理店の『マダム鄭』さん。同店の女将さんは台湾ご出身であり、故に店名がMadam Teiなのだそうだ。

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店内の様子

店内はテーブル席オンリーで、照明も控えめなためか落ち着ける空間となっている。店内には絵画が飾られているが、ご主人と常連客の会話からすると、その中にお店のご主人のご子息が描いた絵があるとのこと。ちなみにネット上で仕入れた情報によれば、ご主人も“北島四郎”の芸名で歌を歌ったりしているそうなので、多芸多才なご一家なのかもしれない。

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ランチタイム用のメニュー

ランチメニューは800円(税込み)均一とわかりやすい。どれも魅力的だったが……。

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担々麺(800円:税込み)

今回は担々麺をチョイス!

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本場式の汁なしタイプではなく、日本における四川料理のパイオニアである陳建民氏が編み出した汁ありタイプの担々麺である。

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担々麺のスープは、朱く染まった色に比べると辛さは控えめ。その代わりに啜ると胡麻ペーストや干しエビなどからなる複雑な旨味が感じられて美味しい。今まで食べた担々麺のスープは「とりあえず辛くして胡麻の味させてりゃいいんじゃない?」的な単純で一本調子な味のものが多く、飽きるのも早かったのだが、同店は良い感じで発展させていると感じた。

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一方で麺は少々柔らかめ……というか、日本における一般的なラーメンの麺よりモッチリ感の強いタイプで、中国式のラーメン(拉麺)に近く、スープとの相性がとても良い。また同店の担々麺は具として野菜が非常に多い点も付記しておく。

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さて担々麺の他は小鉢に盛られたザーサイ(搾菜)と、

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卓上のドレッシングを掛けて食べるキャベツの千切り。

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そして本来はライスなのだが、この日はライスが終わってしまったとのことで、代わりに饅頭(マントウ:中華風蒸しパン)。これに、

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別途持ってきていただいた自家製XO醤の香貝醤(シャンペイジャン)を少量つけて食べると、これまた美味しい。香貝醤の干しエビや貝柱が持つ濃厚な旨味が、いかにも中華料理的な味をもたらしている。

駅から多少歩くが、皆様も訪れてみては?





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2013年12月01日

新宿三丁目『煮干しらーめん 玉五郎』さんで調和と個性を感じ取るの事

やれやれ、久しぶりの更新だ……。

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このところ、社用での出張など土日でも忙しい日々が続いている。この日も所用で新宿に出かけたので、同地でランチも済ませることに。暫く振りにラーメンが食べたくなったので……。

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煮干しらーめん 玉五郎 東京新宿店ラーメン / 新宿三丁目駅新宿駅新宿西口駅

場所は地下鉄の新宿三丁目駅のA5出口から徒歩数分、新宿マルイ本館の裏手に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『煮干しらーめん 玉五郎』さん。大阪近辺で多数の支店を持つ人気ラーメン店の東京進出第1号店である。

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店内の様子

入店したのはコアなランチタイムから少し外れた14時ごろだったが、店内は盛況だった。ラーメン店を含めた飲食店の激戦区である新宿界隈において支持者を獲得できている事の証左である。店内にハンガーや荷物置き場を用意する細かい配慮も有難い。食券を購入して席につき、暫く待つ。

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特製煮干しらーめんと玉子かけご飯(880円+200円:税込み)

今回注文したのは、

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チャーシュー3枚、半熟煮玉子2つ、海苔、メンマ、ナルトと具だくさんの特製煮干しらーめんと

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昨今、取り扱うラーメン店をよく見かけるようになった玉子かけご飯。

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まずラーメンから。スープを啜ると、「煮干しらーめん」と銘打たれているものの、実際には煮干しベースの魚介ダシとトンコツのダブルスープなのが分かる。魚介・トンコツどちらの味も勝ちすぎることなく調和を保ちながら、しかし必要な個性はシッカリ感じ取れる良質な美味しいスープだ。煮干しメインを謳うスープには、煮干しのエグみも出てしまっているものも少なくないから……。

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麺は中細のストレートタイプ。思った以上にスープをよく絡めてくれる。

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チャーシューや煮玉子の味付けは控えめで、スープの引き立て役に徹している。どうも同店は「ラーメンの主役はスープ、麺や具はそのサポート役」と位置づけているように感じる。

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さて、サイドメニューの玉子かけご飯だが、こちらも侮れない美味しさ。生卵の生臭さというか、独特の嫌な後味を感じない。卵の上質さが感じ取れる。なお写真を撮るのを失念してしまったのだが、卓上の煮干しフリカケを掛けて食べると更に美味。この煮干しフリカケ、単品で販売して欲しいなぁ。

『煮干しらーめん 玉五郎』さんはJR新宿駅からも十分徒歩圏内。皆様もぜひお試しあれ。





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2013年09月28日

四ツ谷『支那そば屋 こうや』さんで名物を愉しむの事(前編)

ある日のこと、所用で四ツ谷にやってきたものの、目的は果たせず。失意に打ちひしがれつつ駅方面へ歩いていると、

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支那そば屋 こうやラーメン / 四ツ谷駅四谷三丁目駅曙橋駅

新宿通りから一本奥の道路で飲食店が多く立ち並ぶ『しんみち通り』の奥にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『支那そば屋 こうや』さんの前を通りかかった。メディアへの露出回数は数えきれないほどの有名ラーメン店であり、「四ツ谷界隈での美味しいラーメン屋さん」として真っ先に名前を挙げる人も多いだろう。私も学生時代から数えればキリがないほど何度もお世話になっている。「そういえば暫く御無沙汰していたな」と思い、暖簾をくぐることにした。

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店内の様子

店内は意外に奥行きがあり、収容人数も多い。嘗ての店舗は香港映画に出てくる大衆食堂のような雑多なイメージだったが、数年前に移転(といっても以前の場所から数10メートルぐらいしか離れていないが)してからは、今どきのラーメン屋さん風に小洒落た雰囲気のお店に変わった。しかし常に大勢のお客さんで溢れかえっている繁盛ぶりは、昔も今も変わることがない。

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雲呑麺(900円:税込)

こちらが、同店の「エースで四番」的な不動の看板メニューである雲呑麺。これを初めて目撃した時の衝撃は今でも忘れがたい。ワンタンといえば「お情け程度の大きさの肉片を薄っぺらーい皮で包んだもの」という私の狭い見識が完膚なきまでに破壊されたからだ。

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なにしろ同店の雲呑は、赤ん坊の握り拳ほどもある巨大な挽き肉の塊が分厚い皮で包まれている。しかも、それが丼の中に5つも入っているのだ。なんという大盤振る舞いであろうか!

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逸る気持ちを抑え、まずはスープから。白色と茶褐色の中間ぐらいの独特の色合いで、味はこれまた塩味と醤油味の中間のような、他に類を見ないテイスト。トンコツの力強さをベースとしているが他の味も複雑に絡み合い、しつこさは全く感じない。

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麺は一般的な中細タイプで、若干ウェーブが掛かっている。ちょっと柔らかめの湯で加減なのは昔からの仕様。伸びるのが早いので迅速に食すべし。

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そして肝心の雲呑。香辛料が効いた個性的な餡の風味は、どことなくアジアンテイストで、とにかく印象に残る。そして特筆すべきは皮の旨さ。ツルンとした舌触りとモチッとした食感で、単なる「餡の包装紙」では終わらない自己主張がある。

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こうして食べ終えて胃袋を満足させたのも束の間、『支那そば屋 こうや』さんの、もう一つの名物(と私は認識している)を食べたくなった私は、近いうちの再訪を誓うのだった。

果たして同店の「もう一つの“名物”」とは何か? 後編へ続く……。





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2013年09月21日

志茂『自家製麺 ほうきぼし』さんでヘルシー系まぜ麺に出会うの事

朝晩はだいぶ涼しくなってきてはいるが、汗かきの私にとっては、まだ外を歩くと汗が流れるほど暑い。さらに身体もバテ気味なので、比較的サッパリしつつもスタミナを補給できそうなものを食べたいなと思い、ある場所に赴いた。

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自家製麺 ほうきぼし担々麺 / 志茂駅赤羽駅

場所は東京メトロ南北線志茂駅とJR赤羽駅の中間あたり、北運動公園の向かいにあるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)今回の目的地である『自家製麺 ほうきぼし』さん。

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店内の様子

駅から遠く、さらに周囲はフツーの住宅地というロケーションにもかかわらず、好評につき客足の絶えないラーメン店である。券売機で食券を購入し、ひとつだけ開いていた席に腰掛けて配膳を待つ。

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お店を訪れた著名人のサイン(一部)

有名店ゆえ著名人の来店も多いようで、店内には何枚ものサイン色紙が飾られていた。なお数あるサインのなかから、この一枚を選んだことに他意はない、多分(苦笑)。

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おくら納豆まぜ麺(650円:税込)

閑話休題、「ラーメン店」とはいうものの、同店はどちらかといえば、まぜ麺・つけ麺のほうが品揃えも多く、主力商品となっている。今回の注文は同店の名物メニューのひとつである、おくら納豆まぜ麺。注文時に温かいのと冷たいのを選択できるが、今回はベーシックに温かい方にした。

なお、まぜ麺とは丼の底に少量入れられた濃いタレを麺と絡めて食べるラーメンの派生種……なんて説明は、もう不要かな?

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丼に入った納豆やオクラは、まぜ麺(ラーメン)の具としては珍しいヘルシー系。日本蕎麦から着想を得たものと推察される。そして、まぜ麺(ラーメン)は、日本風にアレンジされているとはいえジャンル的には中華料理。果たして味の相性はいかがなものか……。

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などという心配は無用の美味しさだ。タレの出来がよく、これとよく絡めれば和の食材であるはずの納豆やオクラが不思議なほど中華麺とマッチする。また自家製麺という麺そのものもモチモチとした良い歯ごたえで、具の個性をシッカリ受け止めている。

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付け合せのスープで後口もサッパリ。たどり着くのに少々骨が折れるが、労力に見合う価値はあると思う。皆様も訪れてみては?





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2013年07月16日

六本木『香妃園』さんで、鶏の旨味を存分に味わうの事。

本来は昨日公開予定の記事でしたが、seesaaブログ障害の影響により本日の公開となります。

障害報告(2013.07.15)
http://trouble.seesaa.net/article/369355637.html

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三連休最終日の本日は、早朝から休日出勤となった。日常業務に追われて手が出せなかった仕事を片付けていたのだが思いのほか時間を要してしまい、更にシステムの不具合に対応していたので、会社を撤収した頃には日も大分暮れてしまっていた。

一日をほぼ潰してしまった格好になってしまったが、凹んではいられないと自分を鼓舞し、かねてから訪れたいと思っていたお店に寄り道をすることにした。

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香妃園中華料理 / 六本木駅六本木一丁目駅乃木坂駅

東京メトロ六本木駅から徒歩数分、六本木通りを溜池方面へ下りつつ、一本路地に入ったところにある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『香妃園』さんが、今回の目的地。眠らない街・六本木で約50年もの長きに渡り営業を続けている本格的な有名中華料理店で、一説によれば、六本木界隈で同店を知らないと“モグリ”と言われてしまうほどだという。

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店内の様子

店内は個室を含め100席以上ある大型店舗。ビルの2階にあることを含め、ちょっと気後れしてしまいそうな佇まいだが、意外にも店内では家族連れの方を多く見かけた。連休最終日でもあり、六本木ヒルズや六本木ミッドタウンに観光で訪れた帰り道なのかな……と想像した。

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店員さんがお茶を持ってくる前に「温かいのと冷たいのと、どちらになさいますか?」と聞いてくれた。こういう小さな心配りは嬉しい。

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特製とり煮込みそば(1,365円:税込)

そうこうしているうちに今回の注文、同店の看板メニューである特製とり煮込みそばが到着!

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運ばれてくるときから、既に香しい鶏スープの匂いが周囲に立ち込め、それだけで食欲中枢が刺激される。

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これを一緒に運ばれてきた小鉢に取り分ける。小鉢にスープを注ぐと、明らかにスープに美味しそうなトロ味がついているのが分かり、期待値は一層跳ね上がる。

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そして口にすれば、スープの持つ鶏の旨味が怒涛のように口中に流れこんでくる! 物の本によれば鶏ガラを煮込んだ白湯スープと香り高い上湯スープのダブルスープとのことだが、そんなもっともらしい解説よりも「上質の鶏を使った高級水炊き鍋のスープに麺を投入したもの」と説明したほうが味を想像しやすいかもしれない。また麺も卵白が入っているという白く柔らかい独特なもので、あくまでスープを啜り込むためのサポート役に徹している。

ともあれ、これほど鶏の旨味を濃厚に美味しく味わえる料理はめったに無いのではないか? そう感じた私は、思わず店員さんに

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ご飯を追加でオーダーした。

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このスープで、ご飯を雑炊風に食べてみたい衝動に駆られたためだ。思ったとおり、これも美味しい! 考えてみれば、水炊きの〆の雑炊も美味しいもんね……。

取り分け用の小鉢がついてくることを考えれば、本来は数人でシェアして食べるのが正しいのかもしれないが、そんな些細なことは気にしないで(笑)、皆さんもお試しあれ。





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posted by 只今 at 21:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:ラーメン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月30日

新高円寺『ラーメン万福』さんで牛乳ラーメンと対峙するの事

ひと昔前、「カップヌードルのシーフード味を、お湯の代わりにホットミルクで作ると美味しい」という噂がネット上に飛び交い、それを元に日清食品が『ミルクシーフードヌードル』という商品を開発・発売したことがあった。

日清、噂に注目した「ミルクシーフードヌードル」を発売
(GIGAZINE)
http://gigazine.net/news/20071029_milk_seafood/

しかし、このような噂が飛び交う遥か前から、牛乳を使ったラーメンを出している店があると聞きつけ、真相を確認すべく現地に向かった。

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ラーメン万福中華料理 / 新高円寺駅高円寺駅東高円寺駅

東京メトロ丸ノ内線・新高円寺駅を降り、高円寺ルック商店街をJR高円寺駅方面へ向かって北上すると(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)、まもなく『ラーメン万福』さんに到着。黄色いビニール製の庇(ひさし)が目立つ外見も、

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店内の様子

テレビやマンガ雑誌が置いてある店内も、典型的な昔ながらの「街の中華料理屋さん」で、とても牛乳を使ったラーメンといった変わり種メニューを出すようなお店には見えない。

ただ同店は、バランスのとれた健康的な献立(ヘルシーメニュー)を提供しているとして杉並区から「ヘルシーメニュー推奨店」に認証されている。

杉並区からのお知らせ - 食事から健康づくり「ヘルシーメニュー推奨店」
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/news/news.asp?news=15118

健康に対する店主の意識が高く、それゆえに栄養価の高い牛乳を使ってラーメンを作ることを思いついたと推察される。

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牛乳ラーメン(550円:税込)

さて待つことしばし、牛乳ラーメンが到着。うーん、牛乳を使っているだけあって本当にスープは真っ白だ。

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しかし漂ってくる香りは確かに慣れ親しんだトンコツベースのラーメンのもので、牛乳の匂いはしてこない。

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スープを啜ってみると……おお、牛乳を使っているだけあってクリームスープ的な味になっているのかと思いきや、(良い意味で)ベーシックな風味のラーメンスープだ! しかも牛乳が入ったことで、どうしても塩分を強く感じてしまうラーメンスープの(いささか変な表現かもしれないが)角が取れて柔らかい口当たりになっていて美味しい。しかも牛乳のタンパク質や脂肪分のおかげかコクもあるぞ……。

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一方で麺は札幌ラーメン風の、黄色い太めの縮れ麺。茹で加減は固めで私好み。

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具はチャーシューのほかには、ウズラの卵にメンマ、ナルトという構成。いまどきナルトが入っているラーメンなんて貴重だなぁ。

『ラーメン万福』さんの牛乳ラーメンは、一見するとキワモノだが味はベーシックだし、加えて牛乳の栄養分も摂取できるのだから万人受けするメニューと思う。皆様もお試しあれ。





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posted by 只今 at 20:39| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:ラーメン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月15日

世田谷『長崎ちゃんぽん』さんにて、至福の時間を堪能するの事

汗っかきの私には、そろそろ外出が辛い季節になってきた。しかし「美味しい物が食べたい」という根源的欲求には逆らえず、この日も私は東京に残る希少な路面電車形式の鉄道のひとつである東急世田谷線に揺られ、目的地を目指した。

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長崎ラーメン / 世田谷駅松陰神社前駅上町駅

東急世田谷線の世田谷駅で降車し、世田谷通りを三軒茶屋方面へ暫く進むと見えてくるのが、今回の目的地である『長崎ちゃんぽん』さん(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)。長崎県長崎市発祥の麺料理「長崎ちゃんぽん」を出すお店だから、店名が『長崎ちゃんぽん』。あまりの分かりやすさに驚愕するが、料理としての長崎ちゃんぽんが未だマイナーだったころの命名なのだろう。

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店内の様子

麺類と定食もの、及び一品料理の名がズラリと書き込まれたメニューが壁一面に掲げられた店内の様子は、一般的な「街の中華料理屋さん」を思い浮かべていただければ間違いない。写真ではカウンター席しか写っていなが、店内の奥にはテーブル席もあるので思いのほか収容人数は多い。しかし店内に掲げられた数多の著名人のサインが証明するとおりの人気店なので、後から後から引っ切り無しに来店があるので店内は常に活況となっている。

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ちゃんぽん(850円:税込)

野菜を始めとする大量の具材を炒め、寸胴鍋から掬ったスープと絡め、更に極太麺を投入して……という厨房での手際よい調理の様子を眺めているうちに、ちゃんぽんが完成。

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キャベツ・モヤシ・豚肉・竹輪・エビ・アサリ・さつま揚げ・ピンクのカマボコ(長崎では「はんぺん」と呼称)といった大量の具材が丼内を占拠する容貌は、迫力満点!

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物の本によればスープのベースは鶏ガラとトンコツとのことだが、そこに前述した大量の具材から出る旨味が加わった結果、力強いうえに極めて複雑な味のスープとなる。これが美味しい……。

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そんな美味しいスープの味が十二分に馴染んだ具材や麺を豪快に口に運ぶと至福の時間が堪能できる。量の多さも尋常ではなく、食べ終えてお店を出るころには下を向くのが困難になるほどだ。皆様もお試しあれ。





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Nゲージ NT80 東急 300系 (304F アップルグリーン) Nゲージ NT107 東急 たまでん デハ80形 初期/赤電塗装 (M車2輌セット) Nゲージ NT54 東急 300系 (307F ラベンダー)
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2013年04月28日

元住吉『つけめん・油そば あびすけ 元住吉店』さんで、一度で三度の美味しさを堪能するの事

昨日は大型連休初日だったが特に予定もないため(苦笑)、普段の生活圏より少し足を伸ばして食事を取る細やかな贅沢をすることにした。

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つけめん・油そば あびすけ 元住吉店つけ麺 / 元住吉駅

東急東横線・元住吉駅西口から徒歩数分、ブレーメン通り商店街沿いにあるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『つけめん・油そば あびすけ 元住吉店』さん。横浜・川崎で計3店舗を構え東京にも支店を持つ、勢いのあるお店である。

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店内の様子

お昼時に入店したこともあって店内は盛況。「麺大盛り無料」、「ライス1杯無料」といったサービスがあるので腹を空かせた男性客がメインのように思えるが、意外に(?)小さな子供連れの家族客の姿も見受けられた。たまたま空席があったので、待たずに席につくことができたのは幸いだった。

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さて席につくと、何やら奇妙な四角い代物が卓上に置かれていることに気づくだろう。

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これはスープを温めるためのIHヒーター!

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店内の注意書き

「冷たい麺を温かいスープに浸して食べる」つけ麺の致命的な弱点として「スープがすぐに冷めてしまうため味の劣化が早い」が挙げられる。これを克服するための工夫なのだ(スープの濃度が高く焦がさずに温度を保つのが難しいため、客側に調理の一部を委ねているという解釈もできる)。

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全部入りつけめん(ライス1杯無料サービスを利用 1,040円:税込)

今回の注文は、チャーシューやメンマなどが増量され味付け玉子も入った全部入りをチョイス。寄る年波から来る胃袋の許容量低下には勝てず(苦笑)、麺大盛りサービスは泣く泣くパスした。

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それはさておき、箸で掴んだ感覚でも分かるぐらい極太でモッチリした麺を、スープに浸けて啜り込む。驚くのはスープ【soup】というよりルウ【roux】とかソース【sauce】と表現したくなるぐらいにドロリとした超濃厚な浸け汁。物の本によれば豚骨ベースに魚介を合わせ、隠し味に香味油を加えているとのこと。これが、単純に濃いだけではない味の奥深さ、美味しさを生み出しているのだろう。

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麺を食べ終えたあとで、この超濃厚な浸け汁をライスに掛けて食べたり

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浸け汁をスープで割って飲むのも楽しい。

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完食!

一度で三度美味しい『あびすけ』さんのつけめん、皆さんもお試しあれ。





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2013年04月06日

桜新町『紅蜥蜴』さんで、温和な外見に良い意味で裏切られるの事

ある週末の日のこと、手が空いたのが12時を過ぎたころだったため遠出を断念。それでも引きこもりになるのは避けたかったので、現状の住まいから手頃な場所のお店に向かうことにした。

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餃子荘 紅蜥蜴中華料理 / 桜新町駅駒沢大学駅

東急田園都市線・桜新町駅から国道246号方面に進むこと徒歩5〜6分、通り沿いにあるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『紅蜥蜴』さん。なんでも中国ではトカゲは幸運を呼ぶ動物なのだとか。

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店内の様子(2階)

到着したのはコアなランチタイムを過ぎた13時半ごろ。それでも来客は途切れず、同店の繁盛ぶりがうかがい知れた。

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鶏ソバ(945円:税込)

同店は担々麺も有名なのだが、今日は辛いものを胃が受け付けない気分だったので鶏ソバに。

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スープの白色と、水菜・ネギ・パクチー(コリアンダー)の緑色が良い対比となっており、ラーメンには珍しい上品な容貌に仕上がっている。

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しかしスープを一口啜ると、その上品で淡白そうな外見とは裏腹に、鶏の旨味が濃厚に抽出された力強く美味しい味に驚く。このスープを啜ると、水菜・ネギ・パクチーといった青物は、単なる彩りではなく濃厚なスープの緩衝材的な役割で添えられていることに気づく。

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麺は細麺で、スルスルッと口に入っていく。細麺はスープが絡む絶対量が少なくなるが、スープの味が強いので、ちょうど適当な量が絡む形になっている。つまりスープとの相性が非常に良い麺なのだ。

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完食!

温和な外見を良い意味で裏切られるパンチの効いた味で、満足度も高いと思われる。皆さまもお試しあれ。





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2013年03月03日

新宿『風来居』さんへ、ラーメンを食べに“帰宅”するの事

幼少のころの生活圏だった関係か、所用を済ませる際には新宿に出てくる事が多い。当然というか、そのついでに新宿で食事をする機会も多い。この日も、買い物ついで新宿で食事を済ませようと思い、或る場所に向かった。

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風来居 新宿店ラーメン / 新宿西口駅西新宿駅西武新宿駅

新宿駅の西口から徒歩5分ほど。新宿大ガート西の交差点から北西の方向に進み、入り組んだ道の一画に見えてくるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)、今回の目的地である『風来居』さん。物の本によれば2000(平成12)年にオープンしたという旭川ラーメンのお店である。

札幌の味噌ラーメン、函館の塩ラーメンとの対比で、旭川ラーメンは「醤油ラーメン」であるとされることが多い。だが実際には動物系(トンコツ)をメインに魚介系を加えるダブルスープが主流で、醤油ダレが主流であるが味噌・塩ラーメンを主力とする店も増えているのだとか。

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店内の様子

店内はカウンター席のみで10席ほど。各席の後ろに上着を掛けるハンガーが用意されているのは、重ね着が多い今の季節には嬉しい。入店したのが夕食には微妙に早い時間だったこともあり、店内の客は私一人。入り口付近の券売機で食券を購入して席についた。

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旨塩ラーメン(800円:税込)

今回の注文は、同店で考案されたというオリジナルメニューの旨塩ラーメン。

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唐辛子などがブレンドされ、うっすらと赤みがかったスープが特徴で、一般的な旭川ラーメンとは少々ビジュアルが異なる。具はチャーシュー(煮豚)、メンマ、キクラゲ、薬味にネギ、ゴマという構成。

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まずスープから。力強い動物系の奥深い味に優しい魚介系の味が広がりを加え、更に唐辛子の刺激がそれを際立たせるという芸の細かい美味しさ。癖や臭みも無いので飲みやすいのは有難い。

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麺は中細麺だがウェーブは掛かっていない。通常「旭川ラーメン」と言われてイメージされるのは縮れ麺なので、この辺りも一般的な旭川ラーメンとは異なる。だがスープは十分に絡んで来る。

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口にするとトロッと蕩けるようなチャーシューもポイント高し。

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たまごかけごはん(200円:税込)

こちらはサイドメニューの、たまごかけごはん。

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ただし単なる卵かけご飯ではなく、カツオブシや刻みチャーシューも入っているので味に深みが増している。胃袋に余裕があればオススメしたいところ。

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完食!

さて、食べ終わって店を出るとき、スタッフの方から「いってらっしゃい」と声を掛けられた。なんでも「お客様は家族のようなもの」で「またのお帰りをお待ちしています」という姿勢の表われなのだとか。賛否両論あるだろうが、お客を大事にしようとする精神は客商売の原点。丁寧な仕事ぶりに繋がっているのであれば、良いことだと思う。

皆さんも一度、『風来居』さんに“お帰りに”なってはいかが?





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2012年12月30日

品川『天華』さんの「コショーそば」で、真冬なのに汗だくになるの事

年の瀬の或る日、極めて珍しく勤め先をほぼ定時に撤退できたので、以前から行ってみたいと思っていたお店に向かった。そのお店は平日のみの営業なので、こんな時でなければ来訪が難しいからだ。

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天華担々麺 / 品川駅北品川駅天王洲アイル駅

JR品川駅の港南口(東口)から徒歩数分、駅前にある商店街密集地の、道幅の狭い入り組んだ路地裏の一画にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)中華料理店『天華』さんが、今回の目的地。かなり見つけづらいので、初めて来訪する際には詳細な地図が必須と思われる。

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店内の様子

外見も店内も、正直に言ってお世辞にも綺麗とは言いがたく、同店が幾度もメディアで取り上げられた評判の店とは俄(にわか)に信じがたい。しかし私が訪れた時の店内は、せわしない年の瀬にも関わらず、ほぼ満席状態だった。

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コショーそば(800円:税込)

今回の注文は、コショーそば。同店の看板メニューで、私が来訪した当時、店内の顧客総てがこれをオーダーし、口にしていたことからも人気のほどが伺える。

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お断りしておくが、私が誤って胡椒を大量にぶちまけてしまったのではない。最初から、こういったビジュアルなのだ。「とろみの付いているタンメンの表面に、思わず腰を浮かすほど大量の胡椒が振りかけられている」と説明すると、コショーそばの正体をご理解いただけるのではないかと思う。

なおドンブリの表面を覆う胡椒だが、家庭の卓上にあるような一般的な胡椒とは種類が違う。ご主人が東南アジアに浮かぶボルネオ島(だったと思う。うろ覚えなので間違っているかも)で採れる胡椒の味に惚れ込み、考案したのがコショーそばなのだ。

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鶏と豚で採られたスープには、野菜からの旨みも加わってアッサリながらも印象に残る味わい。また注目の胡椒は一般的なものより香り高い一方で、刺激は程よく心地良いもので、食欲を増進させる。とろみが付いているため、熱々なのも味のうちだ。

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また、とろみのおかげで麺にスープが驚くほど絡んで美味しく食べられる。ただし気をつけて食べないと口の中を火傷すること必至なので、ご注意されたし。

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完食!

コショーそばを食べ終わるころには、とろみで保持された温かさと胡椒による刺激で、真冬だというのに汗だくになっていたが、同時に一種の清々しさも感じていた。なるほどコショーそばが名物メニューになるはずだ・・・。

前述の通り、平日のみの営業なので近隣の方でなければ訪れるのは難しいと思うが、皆様にも試して欲しい一品である。





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2012年11月10日

渋谷『日清ラ王 袋麺屋』実食レポート

JR渋谷駅・山手線内回りホームに「日清ラ王 袋麺屋」−袋麺調理250円
(シブヤ経済新聞)
http://www.shibukei.com/headline/8924/

ラ王をお店で提供 「うまい」の声
(R25)
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/jikenbo_detail/?id=20121109-00026762-r25

11月6日、JR渋谷駅構内・山手線内回りホーム中央付近に、日清食品のインスタントラーメン『日清ラ王』袋麺シリーズを実際に調理して提供するラーメン店『日清ラ王 袋麺屋』が期間限定でオープンした。日清食品は2010年より同駅の外回りホームにて、同社のカップ麺ブランド『日清のどん兵衛』のPRショップ『どん兵衛 渋谷駅ナカ店』を展開しており、その反響も踏まえたとのこと。

ネット上に寄せられた、同店利用者の反響には結構好評なものも多いとのことで、現地に赴いて実際に食べてみることにした。

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『日清ラ王 袋麺屋』外観

店舗は、ラ王のブランドカラーである赤を基調とした外装。開店後初の週末でもあり、店舗前には順番待ちの行列ができていた。

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店内の様子

行列に5分ほど並んだ後、店内に通される。店内はカウンター10席のみでテーブル席は無し。内装は町のラーメン屋を意識したそうで、木目を基調として赤と黒でアクセントをつけている。店内上部に設置されたテレビではラ王袋麺のコマーシャルが放映されていた。

メニューは醤油味と味噌味の2種のみで、共に250円(税込)。事前にカウンターで注文を通して精算を済ませ、渡された番号札を持って席につく。調理が完了すれば番号を呼ばれるので、再度カウンターに出向いてラーメンを受け取る、という仕組み。

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醤油味(250円:税込)

所要時間5分弱で醤油味ラーメンとご対面。

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表面にうっすらと脂が浮かんだ澄んだ茶褐色のスープを見ていると「ラーメン」というより「中華そば」と呼びたくなる佇まい。具は半熟煮玉子こそ今風であるが、その他は定番のチャーシューとメンマ、青みでホウレンソウとネギというスタンダードな構成。具の総量が多く、思いのほか豪華なビジュアルとなっている。

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香味野菜の香りが特徴だという触れ込みのスープは、王道の東京醤油ラーメンが再現された良いお味。もっとも(多種多様な進化を遂げたラーメンが巷に溢れている現状では贅沢な感想なのだと思うが)「インスタントにしては」という但し書きが付くレベルではある。

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一方の麺は、ノンフライの太ストレート麺を店内で茹でたもので、ツルンとして喉越しの良い表面とモチモチした歯ごたえ。「まるで生麺のような食感」とセールスポイントにするのも分かる美味しさ。私も、もし予備知識なく食べたら即席麺と見破れる自信はない。

食べ終えての感想であるが、具の豪華さも含めれば、250円という値段設定は相当にお得感があるといえる。これは同店は収益を上げることが目的ではなく、あくまで広告宣伝を目的とした企業のアンテナショップだからこそ。よく即席麺の包装の裏面に調理見本の写真が掲載されているが、同店はそれを実際に試食できる店と解釈すれば間違いない。試しに食してみる価値はあると思う。

それにしても、最近の即席麺の進化には驚いた。麺については、ラ王は生麺に迫るレベルに到達していると思う。これでスープがもっと進歩してインスタントのレベルを超えるような事態になれば、ラ王は

「もはやこのわしを対等の地にたたせる男はおらぬわ!!」
(by.ラオウ:北斗の拳 より)

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リボルテックラオウ&黒王号 北斗の拳REVOLUTION Series No. 014

と豪語するようになったりして(笑)。


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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ラ王をお店で提供 「うまい」の声
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121110-00000006-rnijugo-inet
posted by 只今 at 23:59| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 食:ラーメン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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