2016年05月29日

アメリカで7歳の少年が強盗に立ち向かった件と同国の銃規制について一言

7歳の少年が強盗に勇敢に立ち向かう姿が防犯カメラで撮影される
(SEKAI NO NEWS)
http://sekainonews.com/archives/5156

アメリカ・メリーランド州でのこと。同州某所のゲーム販売店に、2人組の覆面強盗が押し入った。
そのとき、たまたま店内に居合わせた7歳の少年が強盗に立ち向かった様子を防犯カメラが捉えていた。



「やれやれ 子供だからって なめんなよ」
(by.空条承太郎(子供Ver):ジョジョの奇妙な冒険第三部 より)

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ジョジョの奇妙な冒険 (22) (ジャンプ・コミックス)

……と言ったかどうかは定かではないが、少年は犯人に捕まえられそうになった際に2回ほどお腹にパンチ。しかし健闘虚しく母親と一緒に店の隅に追いやられ、犯人は逃亡してしまったとのこと。

地元では同様の事件が多数起きているとのことで、犯人が未だ捕まっていないこともあり、母親は彼女と少年の身元を明かさないでほしいと記者に語っているという。

少年に何事もなかったのが、まずはなにより。なにしろ一般人でも銃を持っているのが当たり前なのがアメリカだ。日本人の感覚だと、なぜアメリカでは銃規制を行わないのだろうかと不思議に思うところ。しかし以下のような理由があり、銃規制の話が出てもすぐに有耶無耶になってしまうのが実情だ。

1.憲法で国民の武装権が保証されている
これは「自分たちで戦って独立を勝ち取った」アメリカ建国の経緯に由来する。
それゆえ銃規制はアメリカ国民としての矜持に関わる問題にまで発展してしまうので規制が難しい。

2.アメリカにとって銃器関連業は大きなマーケット(市場)である
銃規制でこれが揺らげば、銃器メーカーや小売業者の業績悪化・失業者の増大にとどまらず、訴訟大国アメリカ故に国を相手取った損害賠償が多発する可能性など波及が多岐に渡るので規制が難しい。

3.全米ライフル協会(NRA)や退役軍人会の存在
銃規制に反対する銃器愛好家による全米ライフル協会。第一線を退いたとはいえ銃器を用いて仕事に携わってきた人たちの集まりである退役軍人会。彼らが持つ政治的圧力は強く、規制が難しい。

4.映像・マスコミ業界からの反発
アメリカの重要な産業である映像業界にとってガンアクションは人気コンテンツ。その絡みで俳優を始め業界関係者には銃器愛好家も多い。このため銃規制の話が持ち上がると彼らからの反発だけでなく、彼らと密接な関わりを持つマスコミ業界まで敵に回す格好になるため規制が難しい。

5.すでに大量の銃器が市場に流通してしまっている
これが一番大きいかも。下手に銃の販売や所持を規制したら、遵法精神など持ちあわせていない無頼漢が銃器で一般市民に危害を加えるのが目に見えているため規制が難しい。

※参照文献:
アメリカ合衆国の銃規制(Wikipedia)
何があってもアメリカは銃禁止にならない5つの理由
http://ncode.syosetu.com/n4068z/27/
ほか多数

その昔、日本では刀狩りという庶民の武装解除が行われたが、アメリカの銃規制は色々と難しい……。


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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posted by 只今 at 10:53| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感:海外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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