2007年02月20日

浜松市の大宣言「我々こそ餃子消費量日本一!」

『2006/12/18 宇都宮の自由ヶ丘』で触れたが、栃木県宇都宮市は近年『餃子の町』として売り出している。『宇都宮餃子』という言葉も随分一般に膾炙してきているので、この戦略は成功を収めているといっていいだろう。ところがこの宇都宮市に強力なライバルが出現しそうなのだ。

<ぎょうざ>消費額は日本一 静岡・浜松
毎日新聞

それは静岡県浜松市。なんでも一世帯あたりの年間消費額が実に宇都宮市の約4倍にあたるのだそうだ。あくまで市独自の調査であり、県庁所在地と政令指定都市を対象に家計簿の数字から割り出している総務省の調査(宇都宮市が餃子消費量日本一との根拠はこの数字から)とは異なるため単純には比較できないが、浜松では餃子がポピュラーな食べ物であるのは間違いのだろう。静岡は既に『富士宮やきそば』や『静岡おでん』といった地域グルメを全国に発信中だが『浜松餃子』がそれに続けるかに注目が集まっている。『浜松餃子』のPR活動などに取り組んでいるグループの会長は「浜松のギョーザを日本全国、世界に発信したい」と意気盛んだ。

昔は日本有数の工業都市だったにも関わらず、大企業が生産拠点を海外に移すにつれジリ貧状態に陥った浜松市。日本国全体の景気が上向きになるにつれて持ち直してはいるものの、中国製品などとの価格競争のために賃金の安い外国人労働者に頼っているのが実情だとか。そんな浜松市の餃子消費量日本一宣言が、町に活力を与えることを祈りたいが、餃子はラーメンや丼ものほど変化をつけられる食べ物ではないのがネックになるかも。つまり一度食べたら「もういいや」になってしまうかもしれないのだ。どれだけリピーターを獲得できるかが勝負だが、うまく名物として定着すれば、東京から新幹線で約一時間半、名古屋からなら僅か30分という地の利が生きてくる

ところで、宇都宮市側は浜松市の餃子消費量日本一宣言に対し「全国に餃子の愛好者が増えるように共に頑張っていきましょう」と余裕の対応。まぁ下手にいがみ合ったりせず、共同でPRイベントでも開いて互いが互いを(いい意味で)利用するほうが得も多いはず。今後も両市の切磋琢磨に期待する次第である。

しかし自分にとって浜松の名物といえば、春華堂の“夜のおかし”うなぎパイなんだけどなぁ…まぁ栃木名物はと聞かれて干瓢(かんぴょう)と答える人も少なくなったが。


浜松市は楽器の町でもある


posted by 只今 at 23:34| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | 雑感:地域 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
宇都宮市の大人のコメントに好感度急上昇。

ていうか普通に「浜名湖のうなぎ」とかではまずいのかしら?w
Posted by 記号士 at 2007年02月21日 22:58
>記号士さん
本文中にも書いたように、自分も浜松と云えばうなぎ(パイ)のイメージがあります。浜松餃子普及への最大の障害は、実は浜松=ウナギのイメージかもしれません。
Posted by 只今 at 2007年02月21日 23:57
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