2013年02月16日

川崎『松の樹』さんで“正統の回鍋肉”に出会うの事

或る料理が日本に来ると、日本人向けにアレンジされるのは良くあること。しかし汁無し担々麺のメジャー化など、近年では本来のバージョンの料理がクローズアップされる傾向も見られる。

ある日、日本の中華料理屋では馴染み深い或る料理に「本来のバージョン」があることを知った私は、早速それを食すべく行動を開始した。

130216_01.jpg
松の樹中華料理 / 京急川崎駅川崎駅港町駅

JR川崎駅もしくは京急川崎駅から徒歩10分ほど。国道15号線から一筋駅よりにある、平和通り商店街の中程に位置する二街区に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『松の樹』さん。本場の四川料理を頂けるお店として有名。また同店の店主は人気TV番組『チューボーですよ!』にて“街の巨匠”として紹介されている。

130216_02.jpg
店内の様子(2階)

入店したのは日も暮れた18時ごろ。店内は1〜2Fはテーブル席、3Fは宴会用のスペースになっていて、通されたのは2階席。ゆとりを持たせた席間になっているので落ち着ける。

130216_03.jpg
正宗回鍋肉(1,365円:税込)

これが今回のお目当て、正宗回鍋肉。「正宗(zhèngzōng)」とは中国語で「正統の、本場の、由緒正しい」といった意味を持つ言葉。つまり正宗回鍋肉とは「正統の回鍋肉」といったニュアンスのネーミングになる。

なお料理が運ばれてきた時に、お店の方がテーブル上にあった未使用のはずの取り皿を取り替えた。訝(いぶか)しく思ったのだが、取り替えられた取り皿を触ったら温められていたので謎が解けた。料理が冷めないよいうに、わざわざ温めた取り皿に交換してくれたのだ! 心憎い配慮である。

130216_04.jpg

さて正宗回鍋肉に話を戻すと、一般的な回鍋肉との大きな違いはキャベツの代わりに葉ニンニクが用いられているところ。というより本来の回鍋肉とは「皮付き豚バラ肉と葉ニンニクの辛味炒め」なのである。

130216_05.jpg

味付けも豆板醤や山椒を用いた辛味の強いもので、甜麺醤を使った甘辛い味付けの日本版回鍋肉とは全く異なる。日本版回鍋肉が甘辛い味付けで豚肉とキャベツの美味しさを纏め上げるもの(味付けが主で素材の味が従)だとするなら、正宗回鍋肉は辛味により皮付き豚バラ肉と葉ニンニクの美味しさを際立たせている(味付けが従で素材の味が主)。辛いのが苦手な人にはちょっとオススメできないが、大丈夫な人であれば虜(とりこ)になる美味しさだと思う。

130216_06.jpg
正宗担々麺(840円)

さて「せっかく四川料理のお店に来たのだから」と、同じく注文したのが正宗担々麺。日本でも市民権を得た感のある本場四川式の汁無し担々麺だ。

130216_07.jpg

山椒・ラー油・黒酢の味が食欲を刺激し、ついつい食べ進んでしまう味わい。特に山椒の麻(マー:舌の痺れるような)味が強いので、こちらも辛いのが苦手な人にはちょっとオススメできないが、大丈夫な人であれば是非お試しいただきたい一品である。





◆最後までお読み頂きありがとうございました。
banner_03.gif←管理人の励みになります。よろしければクリックをお願いしますm(_ _)m




posted by 只今 at 23:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:中華 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック

みんなのプロフィールSP
ブログランキング
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。