
JR某駅構内のコンコース、みどりの窓口の前に設置された、このベルトコンベアー

最初は「工事でもしているのか?」と思ったが、運んでいるのはプラスチック製の小さな玉。エアガンの弾として用いられるBB弾(びーびーだん)が運ばれている、と考えていただければ間違いない。

それがベルトコンベアーで延々と上のほうまで運ばれたあとで落下し、下に張ってあるアクリル製の透明な板に当たって「カチカチカチ…」と音を立てる。アクリルの板は斜めになっているからBB弾はベルトコンベアーの起点部分にまで転がっていき、またベルトコンベアーによって上方まで運ばれる、という動きがひたすら繰り返されているのだ。
いったい何のためにここに設置されているのか? そもそもこれが何なのか? がサッパリ判らなかったのだが、

注意書きがあったので目を通すと、なんと芸術らしい。製作者のコメントを引用する(以下緑字部分)。
出会いと別れが交錯する場所が持つエネルギーの流れから世界、または宇宙の深遠なる法則までを表現します。
ベルトコンベアーでBB弾を運ぶことで宇宙の法則まで表現できてしまうなんて、自分のような凡百の輩には到底理解できない域の芸術である。ただ少なくとも確実に人通りは多いと思われる駅のコンコースで自分の作品を見てもらえるのは、芸術を志すものにとって遣り甲斐に繋がるので、いいことではないかと思う。
ただ、あまりにも凡人の理解の範疇を越えた高尚な作品ばかりが並ぶとリアクションに苦労するので、出来ればもう少し一般人のレベルに即した芸術作品も並べていただけると有り難い(笑)。
この人の絵がラクガキにしか見えない時点で、自分には芸術を語る視覚は無い…。
















