2011年09月08日

被害者、証言者を「お礼参り」から守れ!



以前に別の事件で逮捕されて実刑判決を受けたが、更生するどころか刑務所からの出所後に関係者の母娘2人を逆恨みし、自宅に監禁した容疑で、警視庁竹の塚署は奥良聡容疑者(45)を逮捕した。

記事によれば、奥容疑者は都内に住む40代と20代の母娘2人に対し、包丁を突きつけて「懲役くらったのはお前らのせいだ。殺してやる」などと脅迫し、6日午後5時ごろまで約2日間にわたって自宅に監禁。自宅の玄関のドアノブを紐で固定して逃げられないようにして、母娘を縛ったり殴ったりしたとのこと。

母娘が隙を見て家族に「助けて殺される」と携帯電話からメールし、事件が発覚。駆けつけた署員が、自宅近くの飲食店で2人と一緒にいる奥容疑者を見つけ、現行犯逮捕したそうだ。

本来「お礼参り」とは、神仏への願い事が成就した際に、その御礼をするために参詣することをいう。それが何故か、刑期を終えて出所したヤクザなどによる、自分を密告したり、自分に不利な証人となったりした人への仕返し行為を意味するようになった。

「仕返し」というダーティーな行為を「お礼参り」という殊勝な言葉に置き換えることで罪悪感を低減しているのだろう。「売春」が「援助交際」などという奇妙な言葉に言い換えられているのと同じ理由だ。

しかしどのように言い換えようとも、事の本質は変わらない。それに奥容疑者に限らず「懲役くらった」のは犯した罪の内容やこれまでの犯罪歴による判断のほうが比重的には遥かに大きい。その辺りの理解も反省もなく報復に及んだのだから、今度は

「やはり さっきは怒りがたりなかったぜ このゲス野郎はこれぐらいグレートに岩に埋め込まなきゃあ いけなかったんだぜ」
(by.東方仗助:ジョジョの奇妙な冒険第四部 より)

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超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第四部 15.東方仗助 (荒木飛呂彦指定カラー)

と岩と一体化した街のオブジェに変えられるぐらいのキツい量刑が下るのを覚悟すべし。

ところで、こうした報復を防ぐために犯罪被害者や法廷における証言者の保護に、もっと力を入れるべきだと私は考える。特に裁判員制度が導入された現在では「懲役くらったのはお前らのせいだ。殺してやる」というシチュエーションに遭う可能性がある人は増えているのだから。


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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逮捕逆恨みし、女性2人を監禁 男を逮捕 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110907-00000588-san-soci


posted by 只今 at 01:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感:事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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