2009年06月15日

新宿『つるかめ食堂』さんで饗される「バカでアホでフラメンキン」の正体は?

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新宿西口・思い出横丁

週末、所用で新宿に赴いたので昼食もに取ることにし、新宿西口商店街・思い出横丁までやってきた。新宿は日本を代表する近代的大都市の一つであるが、この一角は相変わらず狭苦しい路地の両脇に飲食店同士が密接して――文字通り店舗と店舗の壁がくっついているのだ――立ち並んでおり、終戦直後の闇市のような排他的な雰囲気がある。

この雰囲気に圧倒され、近づけなかった人もいるのではないだろうか。しかし臆することなかれ、勇気を出して一歩足を踏み入れれば、安旨グルメなお店が林立していることに心躍ることだろう。

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つるかめ食堂(定食・食堂 / 新宿西口、新宿、西武新宿)

今回ご紹介するお店は、思い出横丁でも屈指の有名店『つるかめ食堂』さん(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)。

店先に吊るされた「バカはうまいよ つるかめ食堂」のキャッチコピー(?)が書かれた幟(のぼり)を横目にお世辞にも広いとは表現できない店内へと歩を進めれば、コの字型に配置された木製のカウンター、コンクリむき出しの床、壁一面に張られたメニューなどなど、昭和の香りが漂う…どころではなく大爆発しており、不安に駆られてしまうかもしれない。しかし同店はオリジナルメニューも数多い、味の確かな食堂として同地で確かな支持を集めている。

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元気丼(500円:税込)

同店の名物メニューとしては煮豆と挽肉をカレー味で纏めて丼物としたソイ丼(ソイはsoybean=大豆から命名)が知られているが、個人的には牛スジの煮込みとハム及び野菜のマリネを丼物とした元気丼の方が好み。

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柔らかく煮られた牛スジの旨味とマリネの酸味がベストマッチでとても美味しい。牛スジはともかく、マリネとご飯が合うのが意外だが、酢がきつくないからだろうか。

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バカでアホでフラメンキン(500円:税込)

こちらは字面(じづら)を見ただけでは何の料理だか見当も付かない「バカでアホでフラメンキン」。同店の名物料理の一つだが、実はスペイン料理を祖にしているというから驚く。「バカ」も「アホ」も「フラメンキン」もスペイン語なのだ。ものの本によれば店主がスペイン南部のアンダルシア州に住む友人に学んだのだとか。

・バカ【baca】雌牛 ※雄牛はトロ【toro】
・アホ【ajo】ニンニク
・フラメンキン【flamenquin】南スペイン・コルドバ地方の名物料理。薄切り肉を巻いて衣を付け油で揚げたもの。

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本家フラメンキンは豚肉でハモンセラーノ(スペインの生ハム)や野菜を巻いて揚げるのが一般的のようだが、同店は牛肉でベーコンを巻いて、ニンニクで風味をつけて揚げてある。ベーコンの塩味とニンニクによって味が十分についているので、特に何もつけずに食べても美味しいのだが、添えてある練り辛子をつけて食べると、また違った味の広がりを見せる。揚げたてなので衣がサクサクしているのもご馳走だ。

どこにでもある場末の食堂の風情でありながら、オリジナリティー溢れる料理に出会える『つるかめ食堂』さん。値段も良心的だし、酒類もあるので左党も大満足。皆様も訪れてみては?


つるかめ食堂 [ 和食 ] - Yahoo!グルメ





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posted by 只今 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:和食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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