
東京駅へ向かう『富士・はやぶさ』
上の写真は、偶然居合わせた大井町駅のホームから撮ったもの。ピントが合っていないのはご容赦願いたい。なにしろ、撮り直そうにも、それができないのだ…。
最終ブルトレの雄姿 目に焼き付け 東京駅に2000人出迎え
(産経新聞)
東京と大分・熊本を結ぶ寝台特急『富士・はやぶさ』の上り列車が、東京駅に到着した。JRのダイヤ改正により、これが最後の運行となる。
旧国鉄の看板列車の一つだった九州行きのブルートレイン(寝台特急)『富士・はやぶさ』は、半世紀あまりにわたり多くの人々を乗せて運行してきたが、飛行機網の発達や夜行バスの台頭による利用客の減少に加え、JR分割後はJR東日本・東海・西日本・九州と四社も経由するためにダイヤ編成の障害になってしまっていたことがネックとなり、廃止が決まった。東京駅には多くの鉄道ファンや、かつて『富士・はやぶさ』を利用した思い入れのある人々らがあつまり。別れを惜しんだとのこと。
上野と札幌を結ぶ『北斗星』や『カシオペア』、大阪と札幌を結ぶ『トワイライトエクスプレス』などの利用状況を鑑みれば『富士・はやぶさ』も営業努力次第で飛行機や夜行バスと渡り合うのは難しくないのではないかと自分は思っている。
ただ通勤客を乗せた列車を優先させるというダイヤ編成上の都合と、新幹線という強力なライバルが身内にいること、そして四社も経由するという複雑な運行形態によりJR各社の思惑が複雑怪奇に絡み合ってしまったことが、身内からも不遇な扱いを受けてしまった原因であろう。
それでも
「俺は俺の仕事をする!この試合に悔いは残さねえ!」
(by池上亮二:SLAM DUNK より)

SLAM DUNK DVD-BOX 桜木花道 (背番号「10」) 仕様
と言わんばかりに『富士・はやぶさ』は最後まで己の務めを全うした。人々が『富士・はやぶさ』に喝采を送ったのは、単なる惜別の念だけでなく、身内から不遇な扱いを受けても任務を遂行する姿に感銘を覚えたからだ…というのは言い過ぎであろうか。
閑話休題、『富士・はやぶさ』の通常運行はこれにて終了となるが、臨時列車のような形で運行させることはできないのだろうか? たとえば時代の流れと共に一旦は姿を消した蒸気機関車が観光列車という新たな需要を見出して復活したように「旅をする時間そのものを楽しむ」ことができる寝台列車には、実務目的とは違った需要があると思うのだが…。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
最終ブルトレの雄姿 目に焼き付け 東京駅に2000人出迎え
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090314-00000526-san-soci
















