2008年12月14日

『上野藪そば』で体験した、ある驚き

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JR上野駅

所用により上野までやってきたので、昼食も上野で取る事にした。上野界隈は優良な飲食店が多いので選択に迷ったのだが「最近、蕎麦を食べていないなぁ」と思い至ったので、こちらのお店に寄ることにした。

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上野藪そば (うえのやぶそば) (そば / 上野)


上野駅から徒歩数分、上野御徒町中央通りに店を構える(詳しい場所は上部リンク先を参照)『上野藪そば』さん。藪そばといえばルーツを江戸時代まで遡ることができる蕎麦の老舗。『かんだやぶそば』、『並木藪蕎麦』、『池の端藪蕎麦』の三店が通称“藪御三家”として名を馳せているが、『上野藪そば』さんは1892(明治25)年に同地で創業した御三家にも劣らぬ老舗である。

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写真左:店内2階の様子 写真右:メニュー

コアなランチタイムは過ぎた14時ごろの入店だったのだが、店内は1階席、2階席ともにほぼ満席状態。立地条件のよさを計算に入れたとしても、その盛況振りに改めて驚かされた。

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カレーせいろう(1,000円:税込)

今回の注文は、カレーせいろう。ありがちなメニューながら他店ではあまりお目にかかれないカレー南蛮の「冷たいおそば」バージョン。

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カレーが服に撥ねるのを防ぐためオリジナルのイラストが入った紙エプロンをつけてくれる細やかな心配りも嬉しい。

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漬け汁から漂うのは、カレーの香りと蕎麦ツユの香りが渾然一体となった郷愁を誘う「蕎麦屋のカレー」の香り。味そのものは一般的なカレー南蛮よりも蕎麦ツユのテイストが強く感じられる。藪系の蕎麦ツユは濃くて辛い(注:HotではなくSalty)のがセールスポイントなのだが、カレーという強烈な個性の中にあっても埋没しない自己主張の強さに驚いた。

この漬け汁に、これも藪系蕎麦のセールスポイントである細く、長く、角の立った冷たい蕎麦を漬けて食べると、カレー南蛮というハイカラなメニューなのに老舗の風格が感じられ、とても美味しい。蕎麦そのものの出来も非常によいのだが、注意点として、この漬け汁にドップリ浸してしまうと流石にカレーの味が勝ってしまうので、漬け汁には軽く絡める程度にしておいた方が蕎麦そのものの味も楽しめて良い。

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また、今回ちょっと驚いたのが漬け汁に入っていた鶏肉の味。一般的なお店のカレー南蛮に入っている肉は煮込みすぎて硬くなっているのが常だが、噛み締めるとシッカリとした弾力をもって応えてくれる。カレー南蛮の具の肉で、ちゃんと肉の味がして美味しいと感じたのは初めてだ…。

繁華街の只中にありながら良質な蕎麦が楽しめる『上野藪そば』さん。皆様も訪れてみては?


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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posted by 只今 at 00:01| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:蕎麦・うどん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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