
東京メトロ・神谷町駅
週末、思いのほか仕事が速く退けたので、夕食をとるため住まいに帰る前に寄り道をすることに。

神谷町駅から桜田通りを飯倉方面へ向かうと、外苑東通りとの交差点付近にある(詳しい場所は上部リンク先、または本ページ下部の地図を参照)『伊太利亜亭』さんが今回の目的地。

写真左:店内の様子 写真右:メニュー
看板に「かふぇてらす」と謳っているように、店内の様子も「洒落たイタリア料理店」というよりは喫茶店の赴き。喫茶店ではフードメニューとしてパスタ――というかスパゲッティを何種類か用意している店が少なくないが、それが客の評判を呼び、また評判に応えてメニューを拡充していくうちに、いつしかスパゲッティが店の主力商品となった…というような料理店と考えていただくと、お店の雰囲気も掴めると思う。

カレースパゲッティー(950円:税込)
今回の注文はカレースパゲッティ(店での表記はカレースパゲッティー)。カレースパゲッティというと茹で上げたパスタの上からカレールーをかけたものを想像するかもしれないが、同店のカレースパゲッティは具材となる挽肉、ベーコン、マッシュルーム、ニンジン、タマネギを細かく刻んで、麺と共にカレー粉で炒めたもの。運ばれてくる時からカレー粉の香ばしさが席にまで漂ってきて食欲をそそる。

カレー粉が香ばしさと刺激、肉類が旨味、野菜類が甘味をそれぞれ担当し、他店なら「大盛り」として十分通用するほどの量がある麺が、いとも簡単に胃に収まっていく。本格的なイタリア料理店では決して食することのできない異端の味であろうが、これが実に美味しいのだ。

前述したように量が多いので、もし食べている途中で飽きがきたら粉チーズやタバスコをかけるのも良い。また違った味わいになって美味しくいただける。本格的なパスタ料理の観点からすれば、これらもまた異端の所業であるが、とてもよい味になるのだ。
最近では本場イタリアと遜色ない味わいの“パスタ”を出す店も増えた。自分はそれらも好きだし良く食べる。だが日本で独自進化を遂げた“スパゲッティ”には、それにしかない良さがあると思うのだ。そんな“スパゲッティ”を食べたくなったら『伊太利亜亭』へ足を運ぶべし!
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