2008年08月05日

捕鯨船妨害問題、ようやく(?)立件へ

捕鯨船妨害 きょうにも逮捕状請求 米国人活動家ら特定
産経新聞

日本政府は、環境保護団体シーシェパードに対し、その構成員である米国人ら数人を威力業務妨害で立件する方針を固めたとのこと。記事によれば「国際社会に毅然とした態度を示す必要があると判断した」からだそうだが、言わせてもらえば「遅すぎた」といってもよい対応である。

シーシェパードといえば、日本や他の捕鯨国の捕鯨船に対して、化学薬品の入った瓶を投げつけたり、捕鯨船のスクリューや舵を破壊する目的を持って乗船で体当たりを仕掛けるなど過激な“環境保護活動”を繰り返していることで知られている。

断っておくが、調査捕鯨は国際捕鯨委員会(IWC)が定めた国際捕鯨取締条約(ICRW)の第8条に基づき加盟国の正当な権利として認められている。日本の捕鯨は定められたルールの範囲内で粛々と行われているに過ぎない。

それなのに己の掲げる主張と相容れないからという理由で、暴力や破壊行為によってそれを妨害するというのはテロ行為そのものだ。シーシェパードを始めとする一部の過激な環境保護団体がエコ(環境)テロリストと揶揄される所以である。しかも彼らは

「世界から見れば、我々も立派なテロリストだ」
(byティエリア・アーデ:機動戦士ガンダム00 より)

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HCM-Pro49 ガンダムヴァーチェ ~ガンダム00(ダブルオー)シリーズ~

といったある種の自覚症状も、そこから来る不退転の覚悟もない。『2008/05/16 グリーンピースは警察以上の権限を持つ組織なのか』でも書いたグリーンピース幹部もそうだったが、己の行動が犯罪であるという自覚症状がまるで無く、ただ自己の主張が100%正しいという子供のような思い込みしかないのだ。

そんな彼らに対し、猫なで声でご機嫌をとっても増長するだけである。なぜなら彼らは端から己の主張を100%相手に呑ませることが目的であり、話し合いの末に妥協点を見出すことを目的としていないからである。

日本人にありがちな「僕達が穏便に事を荒立てないで下手に出ていれば、きっとそのうち相手にも誠意が伝わって相互理解が出来るようになる」という思想は、今日び日本人同士の間でも成り立たない幻想となっていることを知るべきであろう。世知辛いようだが、自己防衛のためには己の意見を主張することも大事だ。


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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ラベル:捕鯨
posted by 只今 at 23:10| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(1) | 雑感:事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先日スカパーで放映されたアメリカの連ドラThe Triangle(バミューダトライアングル)の冒頭のシーンでは、何故か日本の捕鯨船がカリブ海???で鯨を取って、それを環境保護団体が妨害しているというあり得ないシチュエーションから始まっていました。
一般的なアメリカ人は、あたかも日本人が世界中で違法な捕鯨をしているという印象を持っているのでしょうか。
この番組に対しては日本政府が厳重に抗議すべきです。
Posted by Mr.Tommy Hilfiger at 2008年08月06日 12:39
>Mr.Tommy Hilfiger さん
世界では沈黙=容認であり、事なかれ主義が通用するのは日本国内だけでしょう。なので、仰るとおり対応を後回しにするのは良くないと思います。
Posted by 只今@管理人 at 2008年08月10日 12:05
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日本の調査捕鯨を妨害した、シー・シェパードのアメリカ人活動家を逮捕へ
Excerpt: 日本の調査捕鯨を妨害した、環境保護商売団体『シー・シェパード』(環境原理主義者で
Weblog: 本質
Tracked: 2008-08-09 09:44

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